去る9日5日,今年度最初の栗原地域普及活動検討会を開催しました。
この検討会は効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,農業者や教育機関,流通事業者,関係機関・団体等の外部有識者から普及活動の内容や手法,今後の普及事業のあり方等について検討いただくため毎年開催しております。
今年は,今年度からスタートした「きゅうり生産の見える化による栽培技術のレベルアップと産地生産力の強化(以下「きゅうりの生産力強化」という。)」と「スマート農業技術の活用による土地利用型作物の生産性向上(以下「スマート農業技術」という。)」の2つのプロジェクト課題について現地視察及び検討を行いました。
「きゅうりの生産力強化」では「環境モニタリングデータの活用には自動管理装置の設置が理想的」,「JA山形の選果場隣接きゅうりハウス団地の事例が参考にならないか」という意見を,また「スマート農業技術」では「後継者がスマート技術を活用して効率的な農業を実践するのは良いことだが導入コストが大変」,「スマート技術の水平展開には費用対効果の検証が大切」といった意見・助言をいただきました。
ほか,地域のイベントでの栗原産農産物の活用,ぶどうの有望品目の提案,若者が惹かれる農業など普及センター活動全般にわたって活発に意見が交わされ,今後の普及活動を展開する上で有意義な検討会となりました。
<連絡先> 宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 , FAX:0228-22-6144
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