宮城県大河原産業高校では、地域の産業に関する理解を深めるとともに生徒たちの社会意識を高める機会として、「地域人材講演会」を全校生徒225名を対象に令和5年12月13日(水)に開催しました。
仙南地区農村青少年クラブ連絡協議会会員と大河原農業改良普及センター職員が講師となり、農業や食糧に関することや起業や地域起こしについて、お話ししました。
普及センターからは、「日本と世界の食糧」と題し、日本の食糧需給の状況や世界で加速する食糧危機の現実を伝えるとともに、「新規就農について」と題し、新規就農の現状について解説しました。
農村青少年クラブからは、「仙南地区農村青少年クラブ連絡協議会の紹介」に始まり、「木華ができるまで ~きくらげ農家のお話~ 」と題し、きくらげ栽培での起業と商品づくりの経緯と「夢はキャンプ場併設のたのしい観光果樹園を経営すること」と題した、廃園となったなし園を、地域の協力を得て、復活させる取り組みが紹介されました。
生徒たちはメモを取りながら熱心に聞き入り、将来の自分の進路の参考にしていきたいとの感想がありました。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第ニ班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138