
令和5年5月24日にJAいしのまき情報センターにおいて、JAいしのまき主催の大豆栽培講習会が開催されました。JA全農みやぎより「宮城県の大豆情勢について」、当普及センターより「令和4年産大豆の総括及び令和5年産大豆栽培管理のポイントについて」講義を行いました。大豆情勢については、世界の大豆は生産量、消費量ともに増加しており、国内では国産大豆の需要が高まっているとのことです。令和4年度作柄については、7月の大雨被害による収量の低下と大雨時の対策について説明を行い、令和5年産の栽培技術については、播種や施肥、中耕培土、病害虫及び雑草防除のそれぞれのポイントの説明を行いました。また、大豆種子の情勢では管内の種子生産ほ場が減少しており、今後の安定した大豆生産のためにも種子生産への協力が必要となっているとの旨の話題提供がありました。当日は、生産者やJAの営農指導員ら関係者約50人が参加し、今年度の大豆栽培の参考に講義を聞いていました。
普及センターでは、管内で生産される大豆や大豆種子の高位安定生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999