県内の水稲生産者の中には,一般農家が次作に使う「イネのたね」を生産する‘採種’と呼ばれる経営部門をもつ農業者がいます。大崎農業改良普及センター管内は,この稲の採種で県内の6割を担う「たね」の産地です。水稲生産に使われる種籾は,遺伝的に純正で異品種が混入しておらず,病害虫に侵されていないなどの条件があり,厳しい基準に合格したいわゆる「優良種子」でなければなりません。
このため,県内で作付される水稲優良品種に関して,主要農作物種子条例に基づき,採種ほ場における審査(特定種子生産ほ場審査といいます)とそこから採れる種籾に対して発芽の良否や不良な種子等の混入がないかを審査(生産物審査といいます)しています。
普及センターでは去る2月7日に,採種農家の取りまとめや製品の流通等を担う農協の担当者を集めた「第2回管内種子場農協担当者会議」を開催しました。会議は,令和3年産の水稲種子生産の実績と総括,令和4年産に向けた取組み方針や種子生産技術に係る新たな知見の提供,継続的な優良種子生産のための改善点や留意点などが話し合われ,有意義な会議となりました。
種子場(たねば)では,令和5年産の水稲生産に向け,厳しい基準に合格する種子生産への取組みがすでに始まっています。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
先進技術班 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910
このため,県内で作付される水稲優良品種に関して,主要農作物種子条例に基づき,採種ほ場における審査(特定種子生産ほ場審査といいます)とそこから採れる種籾に対して発芽の良否や不良な種子等の混入がないかを審査(生産物審査といいます)しています。
普及センターでは去る2月7日に,採種農家の取りまとめや製品の流通等を担う農協の担当者を集めた「第2回管内種子場農協担当者会議」を開催しました。会議は,令和3年産の水稲種子生産の実績と総括,令和4年産に向けた取組み方針や種子生産技術に係る新たな知見の提供,継続的な優良種子生産のための改善点や留意点などが話し合われ,有意義な会議となりました。
種子場(たねば)では,令和5年産の水稲生産に向け,厳しい基準に合格する種子生産への取組みがすでに始まっています。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
先進技術班 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910