
令和6年11月6日、南三陸町で県主催による枝もの用クロマツ収穫・出荷調製作業研修会を開催しました。
研修会には、宮城県クロマツ研究会員12人、県関係者10人の合計22人が参加しました。
南三陸町で枝もの用クロマツの生産に取り組んでいる株式会社南三陸Pine Proの後藤代表取締役が講師となり、収穫したクロマツの出荷調製作業の手順や出荷規格について説明をいただいた後、意見交換を行いました。
令和3年度から枝もの用クロマツを出荷してきた南三陸Pine Proでは、作業効率を上げるため出荷調製作業を毎年見直し、更に出荷規格を細かくすることで商品化率を上げる工夫を行っており、参加者からは「そんなに手間をかけているの」、「自分たちにできるかな」など様々な感想がありました。
また、意見交換では播種後の管理方法や雑草防除など栽培管理についての意見交換があり、有意義な研修会となりました。
当日は、残念ながら雨が降り、実際の収穫作業を見学することはできませんでしたが、見学希望者は後藤代表取締役と連絡を取りながら後日個別に見学することとなりました。
普及センターではクロマツの出荷が終わるまで適宜巡回しながら支援していきます。