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令和5年7月18日、JA新みやぎ築館本店において、JA新みやぎピーマン部会の総会が行われました。総会の閉会後、生産技術向上を目的に土壌分析研修会が行われ、普及センターが講師としてプレゼンを行いました。
はじめに、野菜づくりにおける土づくりの基本や肥料価格高騰対策を踏まえた土づくりのポイントについて解説しました。特に、ピーマンでみられる「尻腐れ果」の発生要因と、肥培管理による対策について重点的に説明しました。また、土壌分析結果に基づく適正な施肥及び堆肥の活用によって、施肥コストを削減できる可能性があることを説明しました。
最後に、土壌サンプルを持ち込むまでの土の採取方法や注意点などを説明し、県内各普及センターでは、施肥設計のための土壌分析を受け付けていることを周知しました。
出席いただいた生産者からは、土壌pHの矯正方法や堆肥の投入目安など具体的な質問をいただき、栽培状況を聞き取りながら回答しました。各地区の生産者ごとに様々な課題を持っており、今後の生産拡大に向けて情報共有する有意義な研修会となりました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144