インターンシップとは,大学等の学生が在学中に研修的な就業体験を行うことで職業観の確立や勉学への動機付けの一層の充実を図ることを目的に民間企業や地方公共団体等で行われ,宮城県でも実施しています。この度,仙台地方振興事務所農業振興部(仙台農業改良普及センター)において,令和4年8月22日から26日の5日間の1Weekインターンシップとして,農学技術系職種を希望された学生2名を受入れました。
インターンシップでは,管内の農業生産状況や農業行政事業等の業務,農業改良普及事業等について説明を行うとともに,実際に農業者に対する現地活動にも同行していただきました。
8月25日には株式会社みらいファームやまとが運営する大和町の「了美(りょうみ)ヴィンヤード&ワイナリー」へ伺い,醸造用ブドウ植栽における開墾作業や栽培管理の苦労,6次産業化による農業を通じた地域活性化に対する熱い思いを聞くことできました。普及指導員は直接農業者(県民)に接して支援する公務員の中でも特殊な職種であり,様々な業務に従事していることを理解いただきました。
宮城県では,学生の県業務への理解促進及びキャリア形成への支援を目指すとともに,本県組織の活性化を図るため,今後もインターンシップに対応していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296