宮城の農業普及現地活動情報

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JA仙台管内で,加工用ばれいしょの植付けが初めて行われました

2022年04月15日 09時26分09秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 県では,園芸振興を進めるため,水稲から露地園芸への転換誘導と定着に向けた取組に力を入れています。特に,ばれいしょは水田転作の主要品目として麦,大豆との輪作体系で推進しています。

 JA仙台では今年度からカルビーポテト株式会社とばれいしょの契約栽培により,農事組合法人福鶴ファームと四ツ谷作業組合が,初めてばれいしょの栽培に取り組んでいます。福鶴ファームは約1ha,四ツ谷作業組合は約2haのほ場で栽培を行い,合わせて約90tの収量を目指しています。

 令和4年4月11日から12日にかけて,福鶴ファームが仙台市若林区の水田ほ場において,ばれいしょの植付け作業を行いました。植付け作業には,カルビーポテトから借り受けた全自動ポテトカッティングプランターを使用しました。初めての作業でしたが天気にも恵まれ,カルビーポテトの担当者による指導のもと,順調に植付けが行われました。今回,植付けられたばれいしょは,7月下旬~8月上旬に収穫を迎える予定です。

カッティングプランターによる植付け作業


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