JAみやぎ仙南花卉部会と柴田町では、施設でキクを栽培している生産者を中心として、トルコギキョウの栽培推進も図っています。普及センターでは、これまで基本的栽培技術習得支援の他、品種検討や経営シミュレーション等の支援活動を行ってきました。
3年目となる今年も出荷期となり、6月7日に柴田選花場において「出荷査定会」、その後、各ほ場において「現地検討会」が開催されました。
出荷査定会では、市場担当者からの説明と管内のベテラン生産者の出荷調整実演があり、バケットに入れるまでの手順の再確認が行われました。
現地検討会では、5カ所のほ場を見てまわり、整枝や摘蕾について確認し合いました。普及センターからは、各ほ場の土壌状態(作土厚と水分、化学性)について分析した結果とともに、今後の栽培管理について説明を行いました。今後もさらなる高品質生産に向けて、関係機関と連携しながら支援してまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138