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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

アグリテックアドバイザー派遣事業を活用したほ場管理システム(KSAS) の研修を実施しました

2021年12月24日 08時47分13秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 宮城県ではICT技術を活用したスマート農業の普及推進を図るため,スマート農業に精通した専門家を派遣する「アグリテックアドバイザー派遣事業」を実施しています。12月21日に東松島市の農業法人である農事組合法人奥松島グリーンファームと株式会社高橋農産を対象にして,本事業による研修会を石巻合同庁舎で開催しました。株式会社アグリ東北の鈴木健也常務をアドバイザーとして迎え,ほ場管理システム(KSAS)の導入や活用方法について指導・助言をいただきました。講演の中では,KSASのセットアップ(ほ場,社員,農業機械等の登録)や社内での情報共有(作業指示の送信と受信方法,作業の進捗状況の確認),収量・食味コンバインと可変施肥田植機の連携による取得データの活用方法について説明を受けました。講演後の意見交換では,同様のほ場管理システムZ-GISとの機能の違い等についての質問や議論がありました。その他、ドローンの活用方法について,オペレーターの数や具体的な操作方法について,オペレーター一人で効率的に稼働させるため,バッテリー6個,充電器3台を使い回して使用していることや,一日の作業地域は広くないので位置の補正は1回としていること,自動運転は使わずオペレーターによる手動操作としていること等の工夫が紹介され,活発な意見交換が行われました。両法人では,本研修を参考にして,今後,スマート農業技術の活用を検討していく予定です。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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