4月に入り,鹿島台地区は15日,南郷地区は16日,涌谷地区は19日,松山地区は21日と,管内各地で麦類の現地検討会が開催され,田植え準備など農作業で忙しい中,多くの生産者が参加しました。
昨年に引き続き感染症対策のため会議室等での座学は最小限とし,現地ほ場での巡回調査・検討に重点を置いて開催されました。
現地検討会では,各生産者のほ場を巡回して生育状況を調査し,減数分裂期追肥の時期や施肥量等を中心に検討しました。今年は,冬の寒さが厳しかったことから,昨秋の播種時期の遅早により,生育の進みに大きな差が見られました。
麦類の栽培においては,今回の追肥判断の後も,赤かび病の防除や適期収穫など,収量や品質に大きく影響する時期が続くので,普及センターでは今後も麦類の安定生産のために継続して支援していきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225