宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

(農)ファーム南栗原で乾燥調製施設竣工式が開催されました

2018年09月26日 15時47分12秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

   

                       <乾燥調製施設外観>                                           <落成式典の様子>

  平成30年9月13日 農事組合法人ファーム南栗原(栗原市一迫南沢:以下「ファーム南栗原」)で,乾燥調製施設竣工式が開催されました。当日は,栗原市,JA栗っこ,普及センターが来賓として招かれ,乾燥調製施設の施工業者,法人組合員など約30名が出席しました。
 ファーム南栗原は,平成28年に法人化し,平成29年には農地中間管理事業により
56haが転貸され,機構集積協力金も活用しています。施設は,平成30年度産地パワーアップ事業により遠赤外線乾燥機4機と関連設備及び建屋を整備し,さらにリース事業として6条刈りコンバイン1台を導入しています。
 完成した施設は,今秋から稼働します。地域における機械利用の共有化や機械の維持管理を組織が一手に引き受けることが可能となり,作業効率の向上及びコスト削減が図られます。さらに,担い手不足や高齢化による耕作放棄地増加の解消についても期待されています。


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平成30年度宮城県総合畜産共進会―肉用牛の部―で栗原和牛育種組合が名誉賞を獲得! 

2018年09月26日 15時42分45秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<名誉賞獲得!>

 9月14日(金)~15日(土)にみやぎ総合家畜市場で,一般社団法人宮城県畜産協会主催による『平成30年度宮城県総合畜産共進会―肉用牛の部―』が開催されました。
本共進会は,宮城県の生産者の改良意欲や飼養管理技術向上を目的としており,県内全域から78頭が出品され,栗原市からは14頭が出品されました。

 当日は天候に恵まれ,朝早くから出品者及び関係者による準備が進められました。審査は2日間にわたって行われ,1日目は測尺と栄養度判定,2日目は各区ごとに出品牛全頭を並べた比較審査が行われました。比較審査では,上位に選出された牛が前列へ進むことができ,審査委員の方が手を挙げて選出すると,歓声やどよめきがわき起こりました。これには,生産者が今までどれだけ時間と労力をかけてきたかを垣間見ることができました。

 栗原地域の結果は,第4区高等登録群にて最優秀賞を獲得し,群出品区である第4区及び第5区から1群のみ選出される名誉賞に輝きました。2022年に開催される「第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会」に向けて,畜産業界はますます盛り上がることが期待されます。


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