宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

角田市西根地区と東京都目黒区の小学生が田植え体験で交流する

2018年05月29日 13時12分58秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 角田市内では(公社)角田市農業振興公社が主体となり,食農教育の一環として,市内各地区の小学校で生徒たちの農業体験学習を支援しています。

 そのうち角田市西根小学校では,東京都目黒区の月光原小学校から有志児童と保護者らを招き,春には田植え体験を,秋には稲刈り体験を行って,農業や農村に触れる機会の少ない都市住民との交流事業を続けてきました。

 今年は5月19日(土)に,月光原小学校から児童約20名とその保護者たちを迎え,青空の下で賑やかに田植え体験が行われました。

 当日は両校の児童らが体育館の中で訪問と受入の交換行事を行ったあと,近くにある水田に繰り出して,裸足で水田に入り,水稲(みやこがねもち)の苗を植え付けました。

 泥に足を付けるのは初めてで,水田に入るのをためらう子もいましたが,地元の子や大人たちに励まされ,無事に田植え体験を終えることができたようです。

 秋には目黒区の人々が再度この地を訪れて,自分たちが田植えをした水田で稲刈り体験を行う予定であり,今後も交流を深めていくことにしています。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域指導第一班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

  


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