宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎地域農業改良普及活動検討会を開催

2018年02月28日 19時21分45秒 | その他
 平成30年2月5日(月)に今年度2回目となる大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。今回は4名の委員に参加いただき,今年度の普及活動内容や来年度計画について検討いただきました。
 初めに,平成29年度プロジェクト課題のうち今年度で完了する「集落営農組織経営体の経営強化」,「地域農業を支える集落営農組織の経営強化」,「機械化一貫体系定着によるたまねぎの生産力向上」,「高品質で安定した大豆栽培技術の確立」,「飼料自給率向上に向けた加美型TMR供給システムの構築」の5課題について検討を行い,その後,平成30年度普及指導方針(案)と平成30年度プロジェクト課題(案)のうち新規2課題の検討を行いました。
 委員からは,法人における労力確保の問題,組織化や機械化の取組の重要性,中山間振興への期待など多数の御意見や励ましの言葉をいただきました。今後,大崎地域の農業が持続的に発展していくよう,今回いただいた御意見を踏まえ,効率的・効果的に普及指導活動を展開してまいります。

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平成29年度清流『蔵の華』廿一会総会が開催されました。

2018年02月28日 13時34分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
平成30年2月26日に気仙沼市の上廿一会館において,清流『蔵の華』廿一会の総会が開催されました。清流『蔵の華』廿一会では酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に生産した「蔵の華」全量を出荷しています。
総会に先立ち,普及センターから平成29年の水稲の作柄について講習を行いました。平成29年は,7月中旬から8月中旬にかけ低温・日照不足で経過し,稲の作柄・品質への影響が懸念されましたが,会員の皆さんの努力により,例年並みの品質を確保することができました。「蔵の華」は栽培が難しい品種ですが,1等米を確保した生産者もおり,会員の技術レベルは向上しています。
 講習会では,除草剤の使い方や斑点米カメムシ類,紋枯病の防除に関する質問があり,会員同士の意見交換も行われました。1等米を確保した会員は「厳しい天候だったが1等米になってよかった。これからも栽培技術をみがいていきたい」と話していました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

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今後懸念される鳥獣害は,ニホンジカ・アライグマ!!

2018年02月28日 08時49分28秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成30年2月7日(水),農業・園芸総合研究所において仙台管内鳥獣被害対策市町村担当者を対象に,
(株)渡部サービスセンター 相澤氏を講師に迎え,今後懸念される有害鳥獣課題についてとして「ニホンジカ,アライグマ等の生息域拡大に伴う農作物被害拡大について」「イノシシ捕獲頭数の拡大に伴う減量化対策について」の2部構成で研修会を開催しました。
 「鳥獣害対策は闇雲に対策しても効果が出ない。」「農作物被害を減らすためなのか,ジビエ利用のためなのかによっても違うので目的を持って捕獲しなければならない」等の指導を受けました。
 また,捕獲頭数が増加している地域では解体し,埋設や焼却するために多くの時間と労力等がかかるため減量化対策として分解処理施設の導入も考えている市町もあることから,減量化施設の利点等について説明を受けました。
 参加者からは,これまでの研修会では「イノシシやシカ」について指導を受けたことはありましたが,これから増加してくる有害鳥獣害の勉強は大変有意義であったとの意見が聞かれました。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-9829
FAX:022-275-0296 
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

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