宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎4Hクラブがプロジェクト発表の部で最優秀賞を受賞しました

2018年02月07日 17時54分50秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成30年2月3日に平成29年度宮城県農村教育青年会議が開催され,大崎4Hクラブ員が発表に臨みました。
 プロジェクト発表の部では,佐藤辰哉氏が「夏秋春菊の収量・品質の向上と作型の検討」との演題で,3年間の作型分析から導き出した古川地域での春菊周年栽培の可能性について発表しました。クラブ活動発表の部では,三浦善幸氏が今年度大崎4Hクラブで取り組んだ地域活動や視察研修について紹介しました。農村青年の主張の部では氏家僚啓氏が「次の全共へ向けて」との演題で,経営の拡大や次回和牛能力共進会への出品に向けて熱い想いを表明しました。
 それぞれの部門ごとに各地区の素晴らしい発表が行われ,クラブ員達には大きな刺激となりました。そのような中でも,大崎4Hクラブはプロジェクト発表の部で最優秀賞を受賞し,佐藤辰哉氏は平成30年11月に開催される東北農村青年会議の宮城県代表として発表することになりました。内容にさらに磨きをかけ,全国青年農業者会議の代表にも選ばれるよう,支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  
 TEL:0229-91-0727   
 FAX:0229-23-0910




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明るく楽しい農業経営へ みんなで家族経営協定締結

2018年02月07日 17時48分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成30年1月22日(月)に名取市役所において合同家族経営協定締結式が行われました。
名取市農業委員会では東日本大震災以前に締結された家族経営協定を見直したいという農業者の意向を受けて,平成29年11月6日に家族経営協定に関する研修会を開催しました。今回,研修に参加した20組の経営者が参加し,合同締結式が行われました。参加者代表の家族が全員の前で調印し,握手を交わして協定の遵守を誓いました。締結に立ち会った来賓からは,魅力的な農業経営になるよう家族全員で経営改善に取り組み,地域農業の発展に貢献してほしいなどの祝辞が述べられました。名取市においては,今回の締結により27組の家族経営協定が締結されており,女性の経営参画が進み,更なる活躍が期待されます。




<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

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集落営農の法人化研修会

2018年02月07日 09時22分03秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援
 加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区は薬菜山の南東部の中山間地帯に位置し,稲作を中心とした農業が行われています。現在,平成19年に設立された東鹿原集落営農組合を中心に営農が行われていますが,組合員の高齢化や遊休農地の増加,それに伴う鳥獣被害の増加などの課題を抱えており,今後も安定した農業を続けていくためには,新たな組織体制の整備とその牽引役となるリーダーの育成が必要となっています。
 新たな組織体制の一つの選択肢として法人の設立がありますが,組合員の中には2年後を目安に法人を立ち上げようとする考えを持った方がいます。
 そこで普及センターでは,このような方々を対象に集落営農の法人化に関する研修会を開催しました。講師には宮城県担い手育成総合支援協議会の嘱託専門家の今野善行アドバイザーを迎え,集落営農を法人化した場合の利点,欠点や今後話を進めていくにあたって注意すべき点などをお話いただきました。
 実際の法人設立は概ね2年後となる予定ですが,参加した4名の組合員からは自らが想定していた法人とは異なる事例等の紹介もあり,非常に参考になった。もっと勉強が必要だと言う声が聞かれました
 普及センターでは今後も関係機関と協力しながら,東鹿原全体が魅力ある中山間地帯として発展するよう支援をしていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 
地域農業班
 TEL:0229-91-0726   
 FAX:0229-23-0910

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りんご栽培研修会

2018年02月07日 09時16分09秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
加美郡りんご協議会は加美町と色麻町のリンゴ生産者15名からなる団体で,毎年,現地検討会や先進地視察研修会,冬の栽培研修会等の開催を通じて,高品質なりんごを生産するため技術の向上を図っています。
 1月26日には今年度3回目の集合研修となるりんご栽培研修会を開催しました。
 午前中は加美町の生産者ほ場においてせん定の検討を行いました。午後からは色麻町の伝習館に場所を移し普及センターから今年度の生育概要と気象,平成30年産防除暦の検討,本県に適した有望品種の紹介,土壌診断の結果と対策等について説明しました。また,宮城県農業共済組合六の国支所職員から平成31年に開始する収入保険制度の概要の説明,滋賀県のメーカーの方からは最近管内で問題となっている鳥獣害対策機材の紹介がありました。
 当日は朝から吹雪という荒れた天候となりましたが,参加した12名の生産者にとっては平成30年産りんごの生産に向けてよい情報収集の機会となりました。
普及センターでは,今後も加美郡産りんごの品質がより向上するよう支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 
地域農業班
 TEL:0229-91-0726   
 FAX:0229-23-0910

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