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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台市の(農)井土生産組合で玉ねぎの出荷が始まりました。

2017年07月06日 18時03分40秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台市若林区井土浜地区にある農事組合法人井土生産組合(H25.1法人化)では,復旧した津波被災農地において水稲プラス園芸作物(ねぎ,玉ねぎ,ミニトマト等)による経営を展開しています。
 大区画に造成された畑地ほ場でのねぎ,玉ねぎ栽培は,開始当初は排水不良や栽培経験の不足により計画した収量が得られませんでしたが,その後,排水改良や緑肥作物の作付け等による土づくりに取り組み,加え栽培技術の習熟等により,年々収量が向上してきています。
 6月中旬から,昨年10月に定植した玉ねぎほ場3haで収穫作業が開始しました。玉ねぎに傷がつかないよう注意を払いながら機械で掘り取りを行いました。
 その後,契約販売先の加工野菜業者と目揃会を行いました。業者からは「今年の玉ねぎも玉のびが十分で形も良い。井土の玉ねぎは評価が高いので昨年同様に良い玉ねぎを出荷して欲しい。」という意見が出されました。
 収穫された玉ねぎは乾燥機で乾燥した後調整を行い,7月から出荷を行います。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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富谷市ブルーベリー生産組合が視察研修会を開催 ~「岩手ブルーベリーの会 夏期講習会」で先進技術を学ぶ~

2017年07月06日 18時00分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年6月24日に富谷市ブルーベリー生産組合が「岩手ブルーベリーの会 夏期講習会」に出席し,先進技術を学んできました。富谷市ブルーベリー生産組合は,現在28人の生産者で構成されており,せん定講習会や視察研修会などを開催して高品質なブルーベリー生産を目的に活動しています。
 当日は15人の生産者が参加し,岩手大学の渡邉助教授による講義や岩手大学の園地見学等を行いました。
 講義は,基礎的な内容から花芽制限や受粉による果実肥大への影響,近年問題になりつつあるウイルス病など,幅広い知識を学びました。また,岩手大学の園地では,富谷市では見かけない4本主枝で仕立てた樹形を見ることができ,生産組合員も仕立て方のポイントや新梢管理の方法など,ほ場管理者の説明を真剣に聞いていました。
 今回学んだ知識や技術を現場で活用できるよう,普及センターは今後もブルーベリー栽培を支援していきます。

    

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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