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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

栗原の農業士の経営戦略を互いに学びあう!

2014年09月25日 18時06分44秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成26年9月5日(金)に,平成26年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会(会長:白鳥一彦,会員24名)が開催されました。
本研修会は,会員が農業経営の発展に役立てるため,お互いの経営状況を視察仕合うもので,今回は一迫,花山地区の農業士宅を訪問しました。
 当日は,宮城県農業大学校の先進農業体験学習で栗原市内で研修を受けている学生や栗原4Hクラブ員も参加し,農業士の経営状況や今後の展望について勉強しました。
 一迫地区では,青年農業士の黒澤寛人氏宅で,いちごの高設ベンチ栽培や水稲と畜産の複合経営を視察し,また,指導農業士の門傳洋子氏宅では,環境保全米,酒米などのこだわりの米づくりについて,お話をうかがいました。
 花山地区では,青年農業士の千葉大樹氏宅で,肉用牛繁殖経営における種雄牛の選定や低コスト牛舎での飼養等を視察しました。
 最後に,有限会社川口グリーンセンターを訪問し,指導農業士の代表取締役白鳥正文氏から,経営理念,事業内容(作業受託部門,水稲耕作部門,花生産部門,直売所・通信販売,米粉事業)などを丁寧に紹介していただき,地域を元気に賑やかにしていく法人経営について学習しました。
 研修会終了後は,有限会社川口グリーンセンター敷地内で情報交換会が開催され,農業士や4Hクラブ員等が夜遅くまで地域や世代,業種の違いを越えて栗原農業について語り合い,有意義な懇談が行われました。


<園芸ハウスを視察する農業士会会員>


<4Hクラブ員や農大研修生も研修に参加>

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-5795・6144

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大河原管内の3つの直売所が「仙南うまいもの祭」に共同で出店

2014年09月25日 15時08分18秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 9月21日に国営みちのく杜の湖畔公園(川崎町)で開催された「仙南うまいもの祭」に管内の3ヶ所の農産物直売所が共同で出店しました。
出店したのは、「産直市場みんな野(蔵王町)」、「産直広場あぐりっと(角田市)」、「いきいき交流センター大内(丸森町)」の3直売所で、米粉麺を使った焼きそばの販売、各直売所のオリジナル商品の試食や即売、チラシの配布等を行いました。特に、このイベントのために共同で開発した焼きそばは、米粉の麺を使った3種類(ソース味、カレー味、しお味)の味が楽しめるということもあって、昼頃には完売となり大変好評でした。
 当日は天候にも恵まれて、家族連れなど多くの来場者があり、各直売所の魅力を消費者に広くPRすることが出来ました。
普及センターでは、直売所の活性化等を図るため、経営改善に向けた取り組みを支援しています。



〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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白石市農作物有害鳥獣対策協議会の主催による鳥獣対策研修会が開催されました

2014年09月25日 14時50分22秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 大河原地域では、イノシシの生息域が年々拡大するとともに生息頭数も増加しています。それに伴って、農作物への被害も急増しており、特に、山沿いの農地では電気柵や防護柵を設置しないと農作物が栽培できない状況になっています。
白石市においても、イノシシの被害が年々拡大し大きな問題となっていることから、去る9月11日に白石市農作物有害鳥獣対策協議会が主催した鳥獣対策研修会がホワイトキューブを会場に開催され、市内の農家、一般市民、猟友会会員、関係機関職員など約300人が参加しました。
 研修会では、はじめに近畿中国四国農業研究センターの江口上席研究員からイノシシの生態について映像等を使いながら詳しい説明がありました。江口氏からはイノシシに対する誤った認識が被害拡大に結びついている事例が多いので、イノシシの生態や能力、行動の特徴を正しく理解した上で対策をとるのが大切である等の話がありました。
 続いて、電気柵販売メーカーのタイガー株式会社東京支店の市場氏からは、獣害対策で最も効果的な電気柵について、その仕組みや正しい設置方法について説明がありました。その中で、イノシシ対策であれば電牧線を20cmと40cmの高さに2本設置することがポイントとなることや、イノシシに電牧線が危険であることを学習させるために昼夜をとおして通電すること等の説明がありました。
普及センターでも、獣害対策を目標にしたプロジェクト課題等に取り組んでいますが、今後とも関係機関と連携を図りながら有害鳥獣による被害軽減対策を推進していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

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JAみやぎ仙南で推進しているブロッコリーの現地検討会を開催しました。

2014年09月25日 08時38分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JAみやぎ仙南ではブロッコリーの作付けを推進しており,9月中旬に数回にわたり,現地検討会が開催されました。今回は丸森地区,西部(蔵王,白石)地区のブロッコリー生産者約30名が参加し,ほ場の相互視察と今後の栽培管理について研修会を行いました。

 丸森地区では,比較的栽培経験の浅い栽培者を中心にほ場視察を行い,具体的に今後の肥培管理と,病害虫防除について先輩栽培者や普及センターよりアドバイスをしました。西部地区は気象条件を活かした高冷地から平地までのリレー出荷を行っており,すでに出荷を行っている栽培者もあり,その作型ごとの管理ポイントを相互に意見交換しました。

 参加者からは栽培の具体的な質問から品種に関する質問等,幅の広い質問が多く,非常に活発な現地検討会となりました。秋ブロッコリーの出荷は10月上旬から始まります。
 今後とも普及センターではブロッコリー栽培を支援していきます。

    
   現地検討会の状況


    
   生育中のブロッコリー

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138

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