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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和2年産大豆の現地検討会が開催されました

2020年12月01日 00時00分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  11月に入り,2日は田尻・小牛田の各地区,4日は松山地区,6日は鹿島台・南郷・涌谷の各地区と管内各地で大豆の収穫に向けた現地検討会が開催され,水稲の秋耕作業や麦類の播種作業など農作業で忙しい中,多くの生産者が参加しました。
 一部降雨となって座学のみとなった地区もありましたが,多くの地区では現地ほ場を巡回して大豆子実や茎の水分を調査し,コンバインによる収穫適期に達しているか確認しました。管内の主な作付品種はタチナガハとミヤギシロメですが,タチナガハはちょうど収穫適期に達し,ミヤギシロメはまだ茎水分が高く,収穫適期には10日程度かかる登熟状況でした。
 大豆栽培では,収穫時に汚粒(大豆の茎や雑草の水分が主原因の一つ)が発生して品質低下することがあるので,収穫作業に向けた雑草抜き取り等の準備や大豆の登熟状況の見極めが重要です。普及センターでは今後も大豆の安定生産のために継続して支援していきます。

検討会の様子

 

 <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

 

 

 

 


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「新規就農者向け経営研修会~資金繰り表の作り方・活かし方~」の開催!

2020年11月26日 09時40分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年11月19日に宮城県登米合同庁舎で「新規就農者向け経営研修会」を開催し,新規就農者4人が参加しました。今回の研修会は,今年の7月から5回開催した「新規就農者向け簿記研修会」参加者の要望を受け実施したものです。
 講師は,第1回,第5回と同様,中小企業診断士の本田茂先生(HSコンサルティング株式会社)を招き,資金繰り表作成の重要性や作成方法,活かし方について講義した後,事前に参加者が作成した資金繰り表を一人ずつ確認し,アドバイスや質問に回答していただきました。
 先生からは,「資金繰り表を作成すると,今まで感覚で捉えていた資金の動きが目で見て分かるようになり,これがとても大切なこと。」と話しがあり,参加者も「これまで資金繰り表を作らずに経営してきたが,作成することで安心材料になる。」「今は,父が経営主だが,将来は自分が経営する立場になる。資金繰り表を作成して,今のうちに家族と相談していくことが大切だと感じた。」等の意見があるなど,資金管理の重要性を理解していたようでした。
 普及センターでは,12月にパソコン簿記研修会等の開催を予定しており,早期に簿記を経営に役立ててもらえるよう支援していきます。


個別相談の様子


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  

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アスパラガス栽培管理勉強会(病害対策グループワーク編)を開催しました

2020年11月25日 17時28分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年11月20日(木)にアスパラガス栽培管理勉強会(病害対策グループワーク編)を開催したところ,アスパラガス生産者16名が参加しました。
 今回の勉強会では,明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)が共同開発した「採りっきり栽培」に取り組む生産者を主な対象に,普及センターからは病害の発生メカニズムや対策を説明しました。また,パイオニアエコサイエンス(株)の松永邦則氏からは,今年度のアスパラガスの他産地での病害の発生状況や来年度に向けた管理のポイントについて,リモート講義で情報提供いただきました。その後,参加者は4~5人ずつのグループに分かれ,今年度の栽培の振り返りについて,グループワークで意見交換しました。
 アスパラガス栽培における代表的な病害は,斑点病と茎枯病の二つで,これらの病害についてしっかりと対策を行うことが収量を確保するためのポイントです。グループワークにより出された生産者個人の振り返りについては,個人毎にアスパラガスの栽培カルテとしてまとめ,来年度の栽培に活用する予定です。
 今後,令和2年12月22日(火)には,明治大学農学部にリモートでご参加いただき,アスパラガス栽培セミナーを開催する予定です。
 当普及センターでは,今後もアスパラガス栽培について引き続き支援を行っていきます。 

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999
  
 


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カイゼンの入口,"2S活動"を支援しました。

2020年11月25日 17時18分29秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 県では,製造業の現場改善の考え方と手法を農業にも展開するために,トヨタ自動車株式会社から研修を受けた普及指導員が,農業現場への普及を図っています。


 その一環として,令和2年11月18日に,東松島市の農業法人「株式会社よつばファーム」にて,現場改善へのきっかけとなる"2S活動"を実施しました。

 2Sとは「整理」「整頓」の頭文字で,トヨタ式カイゼンでは一番初めに着手する取組です。
この日は,マルチやセルトレーなどの農業資材をいったん外に出し,使うものと捨てるものに分け(整理),分類して,使いやすいように倉庫に再配置(整頓)しました。

 社員,パート社員,アルバイト,そして普及センター職員の合計10人がかりで半日かけて取り組み,やっと3坪程度の整理整頓ができました。

 掲載している写真は暫定的な整頓で,後日,会社でパーテーションやラベルを設置し,本格的な整頓を行います。

 この次のステップでは,清掃と清潔によりこの状態を維持し,それをしつける(習慣化する)という3つのSを加えた「5S」の達成を目指します。

 習慣化にあたっては,作業者の意志ややる気に依存しなくてもできる仕組みを作り,機能させることが重要です。

 普及センターでは,引き続き,仕組み作りと習慣化を支援していく予定です。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

整理整頓前の作業場

 

屋外で整理作業

 

整頓後の作業場


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寒風沢の農産物等資源を活用した商品開発研修会を開催しました。

2020年11月24日 13時44分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  塩竈市浦戸諸島の寒風沢島は市内唯一の農地があるところです。その農地を活かすため,平成30年7月に「寒風沢野菜生産者組合」を設立し,「島そだち野菜」の栽培を行っています。設立当初より組合の共通栽培品目として「激辛とうがらし」の栽培を行い,今年で3年目を迎えます。栽培技術も向上し,生産が安定してきたこともあり,次の展開を検討するため,10月14日(水)に一般社団法人みのり代表理事の佐々木文彦氏を講師に招き,商品開発についての研修会を行いました。激とうがらしと寒風沢の特産である「牡蠣」に注目したコラボ商品開発等のアイディアが出され,出席した組合員は商品開発の可能性を感じ,今後も商品開発に取り組んでいきたいという意欲が出たようです。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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一迫米食味コンクールが開催されました

2020年11月24日 13時23分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 

   11月18日(水),栗原市認定農業者協議会一迫支部主催「第4回一迫米食味コンクール」 が,JA新みやぎ一迫営農センターにおいて開催されました。 本コンクールは,生産者が生産技術の向上と互いの情報交換をする場として平成29年から開催されています。認定農業者や農協女性部会員等35名が参加しました。今年は,生産者6名から18点の応募があり,食味計で計測した結果を基に審査が行われ,品種毎(ササニシキ,ひとめぼれ,つや姫)にそれぞれの上位3点が表彰されました。
 また,当日は,総務省地域力創造アドバイザー/僧侶住職の高野誠鮮(たかの じょうせん)氏から「ポストコロナの中山間農業」について御講演をいただき,これからの地域づくりについて学びました。

                                      
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班      
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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みやぎ農業未来塾 農業機械等の安全使用研修会開催

2020年11月19日 13時58分21秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年11月10日(火)に,就農5年目以内の新規就農者を対象として「みやぎ農業未来塾 農業機械等の安全使用研修会」を開催しました。

 ヤンマーアグリジャパン株式会社サービス事業推進部の賀来はる香氏と東北販売部の住本光隆氏を講師に迎え,今年4月から道路運送車両法の一部改正の概要と,作業機付トラクタや牽引する場合の公道走行時の注意点と標識や表示板等の仕方について学びました。さらに,スマート農業への取組,特にロボットトラクタ,オート田植機,収量測定コンバイン,ドローン,水管理システムや,リモートセンシング技術等についてお話をいただきました。

 また,普及センターからは農作業事故防止に向け,特にトラクタの事故防止のポイントについて動画を用いて意識啓発を図りました。

普及センターでは,今後も青年農業者の育成に向けた支援をしていきます。

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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気仙沼地区農業士会の研修会を開催しました。

2020年11月18日 17時32分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  気仙沼地区農業士会は,令和2年11月5日南三陸町内において,現地視察研修会を開催しました。地区の農業士会会員に加えて,気仙沼4Hクラブメンバーにも参加を呼びかけました。
 研修会は,きくやいちご等を生産する青年農業士の及川博喜氏が代表を務める株式会社グランドカンパニと南三陸町の地域おこし協力隊が設立した南三陸ワイナリー株式会社の生産現場を訪問し,それぞれの代表者から経営方針等を学びました。
 当日は秋の好天に恵まれ,眺望の良い南三陸ワイナリー株式会社のぶどう畑まで足を運ぶことができました。参加者からは積極的な質問が出され,農業士OB世代から青年農業者まで幅広い層の管内農業者が顔を合わせ,良い情報交換の場となりました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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アスパラガス栽培管理勉強会(収量予測編)を開催しました。

2020年11月17日 09時25分12秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年11月5日(木)にアスパラガス栽培管理勉強会(収量予測編)を開催,アスパラガス生産者17名が参加しました。
 今回の勉強会では,明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)が共同開発した「採りっきり栽培」に取り組む生産者を中心に,パイオニアエコサイエンス(株)の松永邦則氏を講師に迎え,
秋冬時期から収穫時期までのアスパラガスの生理生態(黄化・転流)や管理技術について,説明をいただきました。また,地下部への転流状況を確認する方法として,貯蔵根の糖度を実際に測定しました。
 アスパラガスは,気温の低下に伴い,地上部が黄化し,地上部から地下部(貯蔵根)へ光合成産物の転流が始まります。太い茎が多い株ほど,収穫量が多くなることが期待できます。
 このことから,参加者は自分の育てた株の充実度を確認し,その違いが収穫量にどう影響するかを来年春に確認する予定です。
 今後も,月一回のペースで勉強会を開催します。令和2年11月19日(木)にはアスパラガス栽培管理勉強会(病害虫対策グループワーク編)を開,令和2年12月22日(火)には明治大学農学部にリモートでご参加いただきながらアスパラガス栽培セミナーを開催する予定です。
 当普及センターでは,今後もアスパラガス栽培について引き続き支援を行っていきます。 

 

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

 

 


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「土壌の基礎知識」研修会(みやぎ農業未来塾 in くりはら)を開催しました

2020年11月16日 09時50分28秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   令和2年11月5日(木)に,「土壌の基礎知識」研修会(みやぎ農業未来塾 in くりはら)を栗原合同庁舎で開催し,新規就農者や若手女性農業者等11名が参加しました。
「みやぎ農業未来塾」は,新規就農者等が生産や流通,販売等に関する技術・知識を経営の発展段階に応じて習得できるように開催しています。今回の研修会では新潟食料農業大学食料産業学部教授の伊藤豊彰氏を講師とし,「土壌の基礎知識」について学びました。開催方法は,新型コロナウイルス感染症防止のため,講師が勤務する大学と栗原合同庁舎会議室をミーティングアプリで結ぶリモート講演としました。
   普及センターとしては初めてのリモート研修会であり,運営面では不慣れな部分もありましたが,講演では土壌の物理性や化学性,改良対策等についてわかりやすく教えていただき,若い農業者が栽培技術の向上を図る上で,有意義な研修会となりました。一方,参加者からは,次回は伊藤教授に「生」で講演してほしいという感想も聞かれました。

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 
TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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