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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回登米農業改良普及センター普及活動検討会の開催

2021年02月15日 14時20分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年2月8日(月),県登米合同庁舎において外部委員5人の出席のもと,普及活動検討会を開催しました。
    今回は,令和2年度に実施した4つのプロジェクト課題の活動内容と成果,令和3年度の新規課題案を説明し,これらに対して様々な意見をいただきました。
    この中で,きゅうりの環境制御技術は,産地として若い世代が導入すべき技術なので,ぜひ普及させてほしいという意見や,新規に取り組む乾田直播の課題については,現地で蓄積された技術がまとめられ,コスト分析など経済性を含めたマニュアルが作成されることに期待するといった意見が出されました。また,今年度,目標を達成できなかった課題については,その要因と対応策を対象者と共有して取組を進めてほしいとの意見もいただきました。
 今回いただいた意見や要望を,今後の普及活動に活かしてまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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登米地域農業法人セミナーを開催

2021年02月12日 10時21分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年2月2日,登米合同庁舎で,農業法人等14経営体を対象に登米地域農業法人セミナーを開催しました。

 「コロナ禍における農業経営リスクとその対応策」と題して,株式会社日本政策金融公庫仙台支店農林水産事業融資第二課長 石川智章氏から御講演いただきました。また,農業関係の各種保険制度について,宮城県農業共済組合迫支所,みやぎ登米農業協同組合から情報提供をいただき,当部から各種補助事業について説明しました。

 講演では,農業経営リスクとその対策の,具体的な事例の紹介と金融機関の役割,また,損益計算書分析の着眼点や経営課題解決に向けた要因分析等について,解説していただきました。

 参加者からは,「資金繰りや計画的な管理の重要性が分かった」,「過去の決算書をもう一度見直したい」などの意見が聞かれ,コロナ禍や自然災害など,リスク対策や決算分析の重要性への理解が深まりました。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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令和2年度第2回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2021年02月09日 16時59分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 宮城県石巻農業改良普及センターでは,令和2年度のプロジェクト課題の活動方法や内容などを振り返るとともに,令和3年度普及指導計画では,さらなる普及活動の効率化と効果的な方法を探るため,外部検討委員8名に出席をいただき,「令和2年度第2回石巻地域普及活動検討会」を令和3年2月4日に開催しました。
 今年度に普及センターで行っているプロジェクト課題4課題すべてが次年度への継続課題のため,各課題についてプロジェクトリーダーが活動目標に対して現在の進捗状況を説明し,令和3年度の課題解決に向けた計画を示しました。
 委員の方々からは,新型コロナウイルス感染拡大により,これまで行ってきた活動が制限される状況であっても,創意工夫しながら普及活動に取り組んできたことに対して高い評価をいただきました。被災農地における土づくりや,法人の社内体制整備,いちご新品種である「にこにこベリー」生産者の収量確保に向けた生産指導,アスパラガスの生産拡大のためにZoomを活用した技術力向上セミナーの開催などに取り組んできたことなどについて御意見をいただきました。
 今回の検討会で各委員よりいただきました御意見等を参考に,次年度の普及活動方針や普及計画等を策定し,これからの石巻地域の農業振興を力強く推進していきます。
 なお,今回の普及活動検討会に関する内容は3月上旬に当所ホームページで公開予定です。

   <連絡先>
   宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
    TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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農業法人経営力向上セミナーの開催

2021年02月09日 10時06分39秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   令和3年1月25日に登米合同庁舎で,農業法人経営力向上セミナーを開催しました。
 まず,人を定着させる労働環境の作り方について,社会保険労務士法人プロゲートの庄司社会保険労務士から講義をいただきました。経営者が取り組む労働基準法の考え方や労働保険,安全管理等について解説され,参加者にとっては,これまでの自社の振り返りや確認の機会となりました。
    次に,人材育成の基本や若者を指導するスキルについて,松倉社会保険労務士事務所の松倉代表から講義をいただきました。経営者側は,育った社会的背景が違う若い従業員とのコミュニケーションに苦手意識を持っている方も多く,若者への声がけについて高い関心を持っていました。講師から,従業員の育成にOJTやOFF-JTを計画的に組み入れることで,コミュニケーションの機会が増えるので,「勇気づけ」になる声がけをして成長を促すよう助言されました。
 多くの法人は,多様な年齢層の従業員を雇用しているため,能力向上やモチベーションアップなど様々な質問が交わされました。

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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亘理名取地区地域営農推進研修会を開催しました

2021年02月05日 11時03分29秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

新型コロナウイルスの影響で,農業分野においても様々な影響が発生しており,これからの農業経営をどのように進めていくべきか,農業者の方々はいつもに増して判断が難しい状況にあります。

そのため,令和3年2月3日に,コロナ禍での経営判断の基礎となる「経営の現状分析と予測の手法習得」をねらいとした,亘理名取地区地域営農推進研修会を,管内の農業法人を対象に開催しました。

HS経営コンサルティング株式会社代表取締役で中小企業診断士である,本田茂氏を講師に招き、「新型コロナウイルス感染症の影響下で考える農業経営」のテーマでご講演を頂くとともに,普及センターからも「農業の事業継続」と題してBCP(事業継続計画)等の情報提供を行いました。

部門別損益の分析,予測損益や資金繰り表の作成による対策検討等,実例を交えた本田先生の説明を25名の出席者は熱心に聴講し,事後アンケートでは,「今後、自社でも取り入れていきたい」という前向きな回答が多数見られました。

普及センターでは,管内の農業経営の発展のために,今後も関係機関と連携しながら支援を行っていきます。


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「美里地区農業士会研修会」を開催しました。

2021年02月03日 16時05分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 美里地区農業士会では,令和3年1月27日に「令和2年度美里地区農業士会研修会」を開催し,会員6名が出席しました。
 研修会ではダイナミックビジネスブレイン株式会社代表取締役で中小企業診断士でもある田中宏司氏から「これからの農業人材に求められる能力」という内容で御講演をいただきました。田中先生がこれまで取り組まれてきた数々の支援の経験に基づいて,マーケット・販売,組織運営,財務・設備などへのアドバイスをいただきました。また,コロナ禍の中での経営のあり方などについても助言いただきました。
 これまで新型コロナウイルス感染拡大の影響により,研修などの機会が少なくなっており,会員同士が顔を合わせる久々の機会となりましたが,講演終了後も講師への質問や会員間での情報交換が活発に行われ,大変有意義な研修会となりました。

 

 <連絡先>
  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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女性農業者がコミュニケーションを学ぶ研修会を開催しました

2021年02月02日 14時15分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 近年,女性農業者が雇用管理を担うケースが増えてきており,マネジメント能力の向上が必要となっています。美里農業改良普及センターでは,女性農業者のスキルアップを支援するために,コミュニケーションや労務管理について学ぶ全2回の講座を企画しました。
 第1回講座は令和3年1月25日に行われ,仙台市でコーチング専門会社を営む株式会社アライブ・ワン代表取締役の後藤美香氏を講師に,「女性マネージャーに求められるコミュニケーション」について講義と演習を行いました。
 研修前半の演習では「コミュニケーションカード」を用い,カードに記されている文章や絵柄で自分に合ったものを選ぶことで,楽しみながら自身のコミュニケーションの「癖」について確認しました。
 研修の後半には,女性ならではの特性を活かしながら,効果的にコミュニケーションを行うためのコツについて学びました。
 研修会は,新型コロナウイルス感染予防に配慮して行われ,参加者はアクリル板越しに意見交換を行いながら,和気あいあいとした中で研修が進められました。
 第2回講座は社会保険労務士を講師に,人事労務管理について学ぶ予定です。

 

                         

     

<連絡先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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「亘理地域若手女性農業者研修会(第2回)」を開催しました

2021年02月01日 15時26分42秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 亘理農業改良普及センターでは,若手女性農業者を対象に,今後の農業経営へ活かすことや参加者同士の交流を深めることを目的に,「若手女性農業者研修会(第2回)」を1月29日に開催しました。当日は,土地利用型作物や果樹・花き栽培経営者等8名の参加がありました。
 研修会では,宮城県農業・園芸総合研究所での試験概要説明の他,管内で新しい取組みを始めている,2法人の視察を行いました。
 いちご摘み取り園「ラ・フレーズ」(就労継続支援A型事業所)にて,芦田代表理事より,いちご栽培と農福連携の取組内容について視察を行いました。また,「リトナベリーガーデン」では,遠藤代表取締役より,都市近郊の立地を活かしたブルーベリー摘み取り園やカフェ,ベーカリーの取組内容について学びました。
 研修会は,参加者同士の交流以外にも,視察先との交流も深めることが出来,有意義な研修会になりました。
 普及センターでは,今後も研修会等を通じて,若手女性農業者への支援を継続していきます。

ラ・フレーズリトナベリーガーデン

 

 

 

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農業法人の若手社員向け社員研修会が開催されました。

2021年01月29日 10時26分59秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月20日に,株式会社宮城リスタ大川の社員研修会が開催され,社員8人が出席しました。非農家出身の若手社員もいるため,水稲の水管理や収穫適期の判断方法などについて,作業時期に合わせて研修会を開催しています。
  当法人では石巻市大川地区の復旧農地に水稲を作付けしていることから,今回は「令和2年産水稲の生育経過・作柄」と「復旧農地の土づくり」をテーマに開催されました。
  水稲の生育経過と作柄は,栽培期間中の気象と水稲の生育経過を照らし合わせて,令和2年産水稲の収量構成要素や玄米品質の特徴について,普及センターから説明を行いました。社員からは,出穂後の夜温(日最低気温)と日中の日照時間の多少が玄米品質に与える影響について知ることができたとの感想がありました。
  また,復旧農地の土づくりについては,当法人が水稲を作付けしている内陸のほ場に比べて,令和2年に水稲の作付けを開始した海側のほ場の収量が少なくなりました。このほ場の土壌を分析したところ可給態窒素が少ないことがわかりました。令和3年に水稲の作付を開始するほ場も同様に少ないことがわかりました。
  そこで,普及センターから,堆肥などの有機物を施用することが,可給態窒素の向上に効果があることなどについて説明を行いました。社員からは,水稲の生育・収量の状況と可給態窒素の分析結果を見ると,堆肥を施用して,ほ場の地力を向上することが必要なことがわかったとの感想がありました。当法人では,現在,地域の畜産農家と連携しながら復旧農地への堆肥施用の取組を開始しているところです。
  普及センターでは,農業法人で活躍する若手社員の技術向上,復旧農地の地力向上の取組を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 


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JA古川園芸振興会担い手部会第2回農業塾が開催されました

2021年01月28日 10時55分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和3年1月19日(火),JA古川富永野菜調整所において,JA古川園芸振興会担い手部会第2回農業塾が開催されました。JA古川園芸振興会担い手部会は令和2年7月に設立され,農業塾は生産活動に必要な情報共有の場として位置づけられています。
 第2回は11人の生産者が参加し,土壌診断表の解説,土づくりに関するグループディスカッションを行いました。
普及センターからは,土壌診断結果をもとに数値の見方や施肥をする際のポイントについて説明し,質疑応答を行いました。
 ディスカッションでは,果菜類,葉菜類,ねぎの3グループに分かれ,普及センター職員とJA古川職員が生産者と意見を交え,土づくりや施肥に関する理解を深めました。
 当該部会では,今後も農業塾を継続して開催する予定であり,普及センターでは担い手の資質向上を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター     先進技術班
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910

 


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