令和7年6月25日、宮城県農業・園芸総合研究所を会場に、令和7年度みやぎ農業未来塾「スマート農業研修」を開催し、大崎普及センター管内の若手生産者及び新規就農希望者が参加しました。
研修は、宮城県が推進しているアグリテック事業の説明とICT技術を活用した農業機械の実演・操作体験とし、宮城県RTKシステムを利用した自動操舵により走行するトラクターへ乗車したほか、ラジコン除草機の操作実習、そして農薬散布用ドローンの動作実演を行いました。
ハンドルを握ることなく直進や旋回を行うトラクターに乗車した参加者は、普段実際に操作する感覚と異なることに驚きを覚えつつも、自動操舵のメリットや他の農業機械への転用ができるかなどの質問を行うなど、高い関心を示していました。
普及センターでは、今後も宮城県RTKシステムを活用した農業機械自動操舵システムやドローンの導入のほか、栽培支援システムの導入など、農作業の効率化・省力化に寄与するアグリテック活用を推進するため、様々な支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910