goo blog サービス終了のお知らせ 

宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲採種ほの予備審査を実施しました。

2023年07月19日 10時56分01秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 今年も水稲採種ほの審査が始まりました。今年は7月3日から「予備審査」を実施しました。予備審査は本審査(出穂期と糊熟期の2回)の前に,採種ほ場の場所の確認や種子伝染性の病気の有無などを確認するものです。農業改良普及センターの普及指導員が種子審査員として確認と事前指導をします。

 今後8月上旬頃の出穂期と9月上旬頃の糊熟期の2回ほ場での本審査を行い,さらに,刈取り後に発芽率や異種・異品種の混入がないことを確認する生産物審査に合格して初めて「水稲種もみ」として出荷されます。

 採種ほから生産された種籾が多くの農家に供給され,来年の種子として使われるので種子生産は重要です。農業改良普及センターでは多くの時間と人員を配して主要農作物の種子の審査業務に当たっています。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年度JA新みやぎみどりの畜産共進会が開催されました

2023年07月18日 16時06分21秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年7月3日(月)に、みやぎ総合家畜市場(美里町)において、JA新みやぎみどりの畜産共進会が開催されました。

 本共進会では、3つの出品区(若雌の1、若雌の2、経産牛)に黒毛和牛21頭が出品されました。

 出品牛は、発育良好で、体積感や皮膚のゆとり、乳徴が優れたものが多く、出品者の飼養技術の高さが窺えました。

 各出品区の最優秀賞牛と出品者は次のとおりです。

  第1区(若雌の1) はつみ号  出品者:後上孝行氏(大崎市田尻)

  第2区(若雌の2) もも号   出品者:相澤まゆみ氏(大崎市田尻)

  第3区(経産牛)  たかふく号 出品者:氏家邦佳氏(大崎市田尻)

 

 本共進会の上位入賞牛は、みどりの地域の代表として「宮城県総合畜産共進会」(9月8日~9日開催)への出品を予定しており、上位入賞が期待されます。

 

審査のようす

 

 <問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「金のいぶき」栽培研修会(第1回)を開催しました。

2023年07月10日 17時51分50秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 6月27日、気仙沼市本吉町の「金のいぶき」展示ほを会場に、幼穂形成期の適期追肥を中心に今後の栽培管理に関する研修会を開催し、生産者や関係機関から計8名が参加しました。

 展示ほ担当農家である、株式会社小峯興業の芳賀代表取締役から、栽培の所感や要点についてコメントいただくとともに、気仙沼農業改良普及センターから追肥・防除について説明を行いました。

 芳賀代表取締役以外は、本年度からの新規生産者のため、「収量・品質確保のためには幼穂形成期以降の追肥が重要」、「穂いもちに弱い品種のため、いもち病防除を徹底する」といった芳賀代表取締役のコメントに熱心に聞き入るとともに、ほ場を見学しながら活発な質疑を交わしました。

 今後は中干しを行い、過繁茂を押さえるとともに、生育目安に準じた適正な葉色値を維持できるよう、改めて適期追肥のための巡回指導を行っていきます。

 出穂前に、穂揃い期追肥や防除に向けた第2回目の研修会を開催予定です。

 御興味のある生産者の皆様は、ぜひ御参加ください。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台市農作物有害鳥獣対策協議会の総会が開催されました

2023年06月08日 07時52分09秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 

 令和5年5月30日に仙台市農作物有害鳥獣対策協議会の総会が開催されました。協議会では、猟友会や宮城県自然保護員などが会員となり、防護柵の設置と合わせ、有害鳥獣を積極的に捕獲することで、仙台市内の有害鳥獣による農作物への被害を減らそうとしています。
 特に、狩猟免許を所持する者しかできないわなによるイノシシ等の捕獲を、地区に1人でも免許を所持する者がいれば、免許を持っていない方々も捕獲に参加できる制度である「地域ぐるみの捕獲対策」に注力しています。
 「地域ぐるみの捕獲対策」を実施する場合には、年に1回以上仙台市が開催する技術講習会を受講する必要がありますが、令和4年度も市内42地区で延べ568名の方々が参加し対策を実施しています。
仙台普及センターとしても、中山間地域における営農を継続させるため協議会の取組を支援してまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気仙沼金のいぶきブランド化推進協議会の設立総会が開催されました。

2023年06月01日 16時23分29秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 「金のいぶき」は玄米食専用の水稲品種で、胚芽がひとめぼれの3倍と大きいことから、GABAなどを豊富に含み、栄養価が高く、食味や食感がよいといった特長があります。また、健康志向の消費者への需要も高く、高単価での取引が期待できます。気仙沼管内では、令和3年に普及センターの栽培展示ほ(20a)を設置してから、担当農家とともに地域に応じた栽培管理を検討し、令和4年は55a、約450㎏/10aと拡大してきました。令和5年は、生産者が新たに5者加わり、面積は3.8haまで拡大します。

 そこで、金のいぶきをフラッグシップとして気仙沼市の稲作経営の安定化を図るため、「金のいぶき」のブランド化を推進する協議会が設立されました。気仙沼市の金のいぶき生産者6者、卸小売業者、気仙沼市産業部農林課、JAがメンバーとなり、今後は、ホタテ殻等の海産物由来資材を活用した土づくりで「海の街気仙沼」を活かした栽培に取り組むとともに、独自のパッケージデザインなどを通してブランド化を進めていきます。

 最終的には、管内での栽培面積を20haまで拡大することを掲げています。

 これから、栽培研修会の開催など通して、高品質・多収を実現し、気仙沼市の農業振興につなげてまいりますので、秋に「気仙沼金のいぶき」を見かけた際には、ぜひ御賞味ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加美町の花き農家を巡回しました。

2023年05月29日 08時57分58秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

令和5年5月18日、やくらい土産センターに出荷している花き生産者や、市場にばらを出荷している生産者を巡回し、生育状況の確認を行いました。盆の需要期に向けてトルコギキョウや露地ぎくが定植され、概ね順調に生育していました。また、昨年から新規就農者が取り組んでいる、多肉植物の生産状況も確認しました。多くの種類がビニールハウスの中ですくすくと生育していました。

 普及センターでは今後も、地域の花き振興を支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和5年度 枝もの用クロマツのは種作業研修会が開催されました。

2023年05月24日 13時53分53秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和5年5月17日、南三陸町を会場に「枝もの用クロマツのは種作業研修会」が開催されました。
 当日は、クロマツ研究会の会員13名とクロマツ栽培に興味を持っている非会員4名、他に県関係機関9名と南三陸町担当者1名、合計27名が参加しました。
 研修会では、電動は種機を使ったは種作業の他、覆土作業、鎮圧作業の実演が行われた後、参加者もそれぞれの作業を体験していました。
 電動は種機は、モーターで自走するため、作業者はは種機が曲がらないように手を添える程度で良く、難しい作業は無いものの、最初に1メートル程度は種して、調整を繰り返し行う必要があります。
 は種作業を体験した参加者から、「思ったより簡単」、「早く自分もほ場にまきたい」と好意的なコメントが多かったです。
 令和5年度の県内は種予定者は10名程度で、おおよそ1.3haのは種面積になる見込みです。
 今後は、他地域の栽培者同士が情報交換できるように、現地研修会等を開催しクロマツ生産の支援を行っていきます。

 管理機を使った覆土作業の実演

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲の優良品種決定調査ほの田植をしました

2023年05月18日 09時42分54秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 県では本県に適する水稲品種を選定するため,水稲優良品種決定調査を実施しており,このうち古川農業試験場で基本調査を実施し,県内各普及センターでは供試品種・系統の地域適応性を調査・検討しています。大崎農業改良普及センターでは西部丘陵地帯(県北の標高70m~250mの地帯)における適応性を検討するため,加美町小野田地区に調査ほを設置しています。

 5月15日は,2品種・3系統(品種になる前の稲)の田植をしました。担当農家の協力をもらい田植機で8条ずつ植えてから,普及員5人がかりで補植(欠株に手で苗を植えること)を行いました。補植は各調査区の植付株数や植付本数が同じ条件となるようにする大切な作業です。優良品種・系統を選定するための調査は,出穂期や成熟期,収量性調査などを今後実施し,県全体で成績が検討されます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新たにトルコギキョウ栽培に取り組む生産者を支援しています。

2023年05月11日 09時26分29秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

    大崎農業改良普及センターでは、やくらい土産センターの魅力のある品ぞろえを実現するため、収益性の高い新たな作物の導入について提案する研修会を令和4年11月30日に開催し、研修会で提案したトルコギキョウの栽培に今年度から3名が取り組むことになりました。トルコギキョウは育苗管理が難しいため、普及センターで苗の購入を提案したところ、新たにやくらい土産センターでまとめて苗の購入ができるようになったことから、初心者でも栽培に取り組みやすい体制が整いました。令和5年4月26日は、苗の納品に合わせて、普及センターから苗の管理方法、定植、栽培の注意点などを紹介しました。

8月~9月にかけて、美しいトルコギキョウを販売できるよう、引き続き技術支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水稲採種ほ農家育苗巡回

2023年05月09日 10時11分12秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 大崎農業改良普及センター管内は,県内の水稲種子の6割を生産する「種もみの産地」です。今年も,県内の農家が来年作付けするための種もみの生産が始まっています。

 普及センターでは,毎年育苗の時期に管内の採種農家のハウスを回り,苗の生育状況や管理の状況を確認しています。採種農家が作るイネは原種と呼ばれる純正種子を用いて栽培し,適正な管理のもとで収穫され,優良種子として来年作付けする農家に届けられます。

 育苗は種子生産の最初の作業であり,病気になったり他の品種と混じったりしてしまわないよう細心の注意を払わなければなりません。普及センターの育苗巡回は,苗の病害や障害の有無だけでなく,苗の取り違えが起きないようしっかり管理されているかといった純正種子生産の視点も踏まえて取り組んでいます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする