今年も水稲採種ほの審査が始まりました。今年は7月3日から「予備審査」を実施しました。予備審査は本審査(出穂期と糊熟期の2回)の前に,採種ほ場の場所の確認や種子伝染性の病気の有無などを確認するものです。農業改良普及センターの普及指導員が種子審査員として確認と事前指導をします。
今後8月上旬頃の出穂期と9月上旬頃の糊熟期の2回ほ場での本審査を行い,さらに,刈取り後に発芽率や異種・異品種の混入がないことを確認する生産物審査に合格して初めて「水稲種もみ」として出荷されます。
採種ほから生産された種籾が多くの農家に供給され,来年の種子として使われるので種子生産は重要です。農業改良普及センターでは多くの時間と人員を配して主要農作物の種子の審査業務に当たっています。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910