宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

小ねぎの品種説明会が開催されました

2024年09月13日 11時32分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年8月26日に、JAいしのまきスリムねぎ部会による小ねぎの品種説明会が開催されました。今回は、種苗会社から、冬季の栽培に適した品種の紹介があったほか、普及センターからは、登録拡大した農薬に関する使用方法や、部会で取り組む高温対策技術の実施状況について情報提供しました。

 各説明を踏まえ、出席者らは、厳寒期に向けた品種選定の目安や、防除のタイミング、高温対策技術の効果や活用方法について議論を交わし、品質の高さが評価されているスリムねぎブランドの維持・発展に向け、意欲を高めている様子でした。

 石巻農業改良普及センターは、小ねぎ産地の発展に向けて、引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-7612


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第1回美里地域農業普及活動検討会の開催

2024年09月13日 10時59分49秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年9月2日(月)に普及活動検討委員6人に出席いただき、第1回美里地域農業普及活動検討会を美里町の北浦梨ほ場と美里農業改良普及センターで開催しました。

 はじめに、令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、3つのプロジェクト課題の今年度前半の取り組みや今後の活動についてスライドで説明しました。

 新規課題「北浦梨産地活性化に向けた、ICT活用による栽培の見える化」では、環境測定機器による気象データの収集、フェロモントラップによる害虫の発生消長、経営管理などICTを活用した見える化による若手生産者の技術習得支援について説明しました。

 課題「土地利用型法人の経営戦略の策定と持続的経営の展開」では、大崎市田尻の集落営農法人を対象とした、ライスセンターの整備やサツマイモ等高収益作物の導入など事業計画の見直し、人材確保など将来ビジョンの実現、持続的経営の展開等の活動について説明しました。

 課題「堆肥の活用と施肥方法の改善による麦類の品質・収量の向上」では、涌谷町の麦類生産者を対象に、堆肥ストックヤードの設置を核とした小麦の生育中の堆肥散布や追肥方法の改善による収量品質の向上と町内産堆肥の有効活用への取り組みについて説明しました。

 委員からは、「農業の栽培環境、病害虫発生、経営管理など職人技の見える化による若手生産者への経営継承は素晴らしい取り組みである。」「集落営農法人の具体的な経営目標、経営戦略への支援が必要である。」「耕畜連携による堆肥の有効活用、麦の収量品質向上に期待する。」などの意見をいただきました。

 普及センターでは,農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。

<連絡先>美里農業改良普及センター地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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農業大学校の令和6年度先進農業体験学習が始まりました!

2024年09月13日 08時28分04秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年9月9日(月)に仙台農業改良普及センターにおいて、農大生、受入農家、関係機関による先進農業体験学習の開始式が開催されました。

 今年度、当管内では9名の受入農家にご協力いただき、9月9日(月)の開始式から10月11日(金)の終了式までの33日間、学生達は各農家で生産技術や経営管理などを学ぶ研修を行います。

 開始式の中では、学生達から研修に臨むに当たっての3つの目標を発表いただき、生産技術の習得や、農業を行う上でのこだわりを学びたい、またコミュニケーションを積極的に取りたいなど、各学生の目指す姿に沿った目標が挙げられました。

 そのほか、卒業後の進路、目標について発表する学生もあり、受入農家の方々からも、応援したいといった声が上がっていました。

 

 普及センターでは、研修期間中に農家巡回するなど支援してまいります。

 33日間の研修で、学生達が1つでも多くのことを学んでくれること期待しております。事故や怪我のないよう、頑張ってください!

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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仙台市の農業の未来の設計図「地域計画」の策定に向けて検討中。

2024年09月12日 11時04分32秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

   仙台市の将来の農業の姿を描く「地域計画」の策定に向けた座談会が開催されています。

 地域計画の目標地図の作成に向けて、仙台市ではJA仙台の支店ごとに11か所で、今年1月から3月にかけて第1回目を、第2回目を6月から8月上旬にかけて開催してきました。

今回、沿岸部の六郷地区で8月26日に、七郷地区で8月28日に3回目の座談会を開催し、10年後の耕作者の名前を地図への落とし込みを行いました。

 今回の座談会では、今後の耕作意向や担い手の有無など、細かな点まで確認しながら、地域農業の将来について話し合いました。

 今年度中の地域計画の策定に向けて、各地区で協議が続いていきますので、普及センターとしては、各地域の将来の農業の在り方の検討を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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産地の維持拡大のためのしゅんぎく栽培講習会が開催されました。

2024年09月11日 17時46分40秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。

 生産者の高齢化によりしゅんぎくの産地維持が課題となっていることから、当普及センターではJAみやぎ亘理と連携し、新規作付者、作付拡大者を支援しています。

 令和6年8月6日にJAみやぎ亘理で開催されたしゅんぎく栽培講習会には、6人(新規2人、作付拡大4人)の参加があり、当普及センターから栽培技術の基礎等について情報提供しました。

 参加者からは、「品種の選定方法」や「直は栽培と移植栽培の違い」等について質問があり、当普及センターからの助言に加えて、逢隈野菜部会長や軟弱野菜部長(いずれもしゅんぎくのベテラン生産者)からも懇切丁寧に説明をいただき、温かい雰囲気の講習会となりました。

 当普及センターでは、定期的に行っているフォローアップ巡回と合わせて、既存の園芸産地の維持・拡大を継続して支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 

 


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令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)において見事入賞!

2024年09月11日 17時22分46秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年9月6日から7日にかけて、みやぎ総合家畜市場において、一般社団法人宮城県畜産協会主催の「令和6年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)」が開催されました。

 本共進会は、生産農家と関係者が一堂に会し、各地区から選抜されたトップレベルの牛の家畜改良の成果を競う大会です。磨き抜かれた牛の姿のほか、綱一本で牛を操る調教技術や、各地区ごとに統一されたカラフルなユニフォームも見どころでした。

 いしのまき和牛改良推進組合からは、令和6年7月2日に開催された「令和6年度石巻地域肉用牛共進会」で選抜した、8頭が出品され、第2区(若雌の2)と第5区(父系群)において入賞することができました。

 出品者の皆様、暑い中本当にお疲れさまでした。

 

( 入賞者 )※敬称略

〇第2区 若雌の2

 最優秀賞 第三席 ちはる号  八木一男(東松島市)

 

〇第5区 父系群

  優秀賞 第一席 ふくとも号 岩倉伴夫(石巻市和渕)

          ちはる号  八木一男(東松島市)

          すみれ号  遠藤好洋(石巻市桃生町)

 


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JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会の現地検討会が開催されました

2024年09月11日 16時33分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年9月9日、JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会主催による9月お彼岸用菊類の現地検討会が開催され、生産者7人、株式会社仙花、JA職員、普及センターが参加しました。
 現地検討に先立ち、株式会社仙花の担当部長から「全国的にお彼岸の出荷が遅れており、品薄状態のため是非とも早めに出荷して欲しい」との要望を受けた後、南三陸町内2カ所の現地ほ場を巡回し、花の生育状況、病害虫の発生状況について意見交換を行いました。
 2ほ場とも、品種により花の生育状況が異なり、現在収穫している品種と平年より2週間は遅れている品種があり、遅れている品種について参加者全員が同じような状況とのことで、今後新しい品種を導入しないと毎年開花遅延で収入が減ってしまうといった切実な意見が出されていました。
 普及センターでは、今後、現地に適した品種について情報を提供しながら、管内の花き販売額向上を支援していきます。

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069、FAX:0226-22-1606


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先進農業体験学習開始式が開催されました

2024年09月11日 14時11分41秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 9月9日(月)に亘理農業改良普及センターにおいて、農業大学校が主催する先進農業体験学習の開始式が開催されました。本学習は、農業大学校の1年生が、先進的な農業経営を実践されている農業者のもとで、33日間、農業技術や経営を学習するものです。

 当日は農業大学校生9人と、受入農家の9経営体が出席されました。学生からは「実践的な栽培技術を習得したい。」「作業スケジュールの立て方について学びたい。」「緊張しているが、やる気でカバーしたい。」等の発表があり、体験学習に向けた熱意が感じられました。

 普及センターでは、本体験学習が農業大学校生にとって亘理地域の農業への理解を深め、有意義な時間となるよう応援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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先進農業体験学習が始まりました。

2024年09月11日 12時50分06秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年9月9日から10月11日までの33日間、宮城県農業大学校の1年生が先進的農家のもとで農業体験学習を行います。この「先進農業体験学習」は、学生が高度な生産技術や経営管理を学び、農業に対する理解と逞しい人生観を培うことを目的に行われています。

 初日である令和6年9月9日に開始式が行われ、大河原管内で体験予定である農大生3名と受入農家が出席しました。式の中で普及センター所長から受け入れ農家に対する感謝と学生に対する激励の言葉を送りました。学生からは体験学習に向けた決意表明があり、それぞれの学習目標や体験学習に対する意気込みを聞くことができました。

 普及センターでは、今後も農業大学校と連携した地域の担い手の確保・育成に向けた取組を進めていきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました

2024年09月11日 10時14分44秒 | ⑩要請・緊急対策,その他

 9月2日、石巻合同庁舎において、令和6年度第1回石巻地域普及活動検討会を開催しました。この検討会は石巻地域の普及活動の効率的かつ効果的な推進を図るため,農業者や市,JA等の外部検討委員を招き,活動内容への御意見、御提案をいただく場となっています。

 今回の検討会では、プロジェクト課題の中から「小ねぎ産地における次世代の人材育成」について重点的に検討し、昨年からの活動経過とこれまでの成果、今後の進め方について報告させていただいた後、委員の方々から建設的な御意見、御提案をいただきました。さらに他のプロジェクト3課題については進捗状況を報告し、年度後半の活動手法について御意見をいただきました。

 今回の検討会で各委員よりいただいた御意見を今後の普及活動に活かし、計画的かつ効率的な活動を展開していきます。

 

宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班

TEL 0225-95-7612

FAX 0225-95-2999


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