●八女総合病院を視察しました。

（視察風景）
１月２１日
　新政会では、会派として公立八女総合病院を行政視察しました。
　八女総合病院は福岡県南部の八女市と八女郡の1市3町2村が開設する総合病院です。中津川市と同規模、診療圏人口約10万人の地域中核病院として、先進高度医療機器を設置、19診療科、病床数は330床として、地域住民の医療ニーズに応えてみえます。平成18年4月より地方公営企業法を適用し、吉田博企業団企業長として、今まで八女市長が持っていた権限の全てを企業長が引き継ぎ、激変する医療情勢に対応して運営管理者として経営責任を任されてみえます。厳しい医療情勢の中、地域の基幹病院として安定した経営基盤の確立が必要であり、医師の確保やコスト削減だけではなく、地方独立行政法人への移行も視野に入れた経営改革に取り組でみえました。現在、医療機器の設置・整備に減価償却費を毎年５億円程度計上しても、なお黒字経営であり、今後も今の水準を維持するそうです。企業庁、事務長をはじめ病院をあげて、改革に取り組んでみえる熱意がひしひしと伝わってきました。