●下水道料金値上げに反対しました！

　今回の下水道料金の値上げ（下がるところもありますが総体的な値上げ）につきまして、中津川市上下水道事業経営審議会における審議結果が市長へ答申されたのは今年の７月２１日です。その後、約２ヶ月以上たっていますが、市民へその内容についての広報、ホームページ等による公表、説明がありません。（８月２６日の付知地区懇談会でも質問がありましたが、明確な答弁はありませんでした）その中で今回の９月議会に「中津川市下水道条例等の一部改正について」として提案されました。
　今回の条例によると全市の料金を調整総一するために、中津川市平均で年間１０，６６８円／戸の値上げ。付知地区では３０立米使用で１２，６００円／戸の値上げになり、平成２３年７月から４年間をかけて段階的に値上げがされます。
　今年の４月からは水道料金が中津川市平均で年間６，２７６円／戸の基本料金での値上げ。付知地区では年間１８、３９６円／戸が４年間の段階的ながら値上げされています。８月からは国民健康保険料は３％、年平均３、７２４円の値上げがされました。
　昨年の１０月３０日に答申された水道料金等改定については、同じ経営審議会より値上げについての金額も明示された資料が公表されています。
　公開が原則の今の時代では、行政は市民に対してまず公表をし、ご意見を聞く姿勢が大事だと思います。決まってから説明では市民は納得しません。苗木地区のミックス事業なども同じで、こんなことが続けば市民から行政はあきらめられ、見捨てられます。
　一般会計からの繰入を毎年している状況がいいとは思いませんし、将来の値上げは必要かも知れませんが、今必要なことは、ムダを無くし、もう一度市民のみなさんに丁寧な説明し、理解を得ることだと思います。
　以上の考えから「中津川市下水道条例等の一部改正について」に反対をしましたが、残念ながら反対者３名（三浦八郎、片桐光朗、佐藤光司）で賛成多数で可決されてしまいました。