(初恋通り)
7月30日
「宮城県森林整備事業協同組合」との意見交換会の終了後、仙台市内にあるホテルへの移動の途中に、島崎藤村ゆかりの地である「宮城野」に寄り道をしました。6台のタクシーに分散して向かいましたが、結局タクシー2台の6人しかたどり着くことが出来ませんでした。途中、喫茶店の女性に道をたずねてようやく到着しました。どのタクシーの運転手も島崎藤村のゆかりの地を知ってみえませんでした。
仙台駅の裏側の区画整理された一角に「藤村広場」があり、そこから駅に向かって「初恋通り」が整備してありました。そこには若菜集「草枕」詩碑、「日本近代詩発祥の地」と書かれていた藤村記念碑(発祥碑)、三浦屋跡地の案内板などが整備されていました。島崎藤村は明治の中頃, この地にあった 旅館兼下宿屋「三浦屋」に下宿していたそうです。「近代詩発祥の地」とは「藤村が 詩集『若菜集』を出版した場所」という意味であるそうです。ちょうど町内会長さんお見えになり、詳しい経緯などの説明を受けることが出来ました。加藤出議長は旧山口村の村長さんでしたので、島崎藤村の出生の地と島崎文学の発祥の地とのミニサミットが偶然にも実現しました。
(三浦屋跡地案内板)