【震災】東日本大震災から８年。

今日で東日本大震災から8年。警察庁によると、震災による死者は1万5,895人で、現在も、2,500人以上の方が行方不明となっています。約5万2,000人の方が全国に避難されています。
　8年前の今日、3月11日、事務所で図面を書いているとゆったりとパソコンの画面が揺れいています。周りを見ても揺れてみえます・・めまいかなと思っていると隣の娘さんが「おじさん、地震！地震！」と呼んでくれました。外へ出ると確かにゆっくりと大きく揺れていました・・それが、東日本大震災でした。その後、テレビでは地震や津波での被害を次々と映し出し、被害の大きさを知ることができました・・まさに地獄絵のようでした。
さらに、東京電力福島第１原発事故の様子が伝わりました。地震後、原子炉は緊急停止。津波により、全電源を喪失し、冷却手段を失ったことに伴い、圧力容器内の水位が低下。炉心損傷が進み、発生した水素が原子炉建屋に漏れ出し、水素爆発が発生しました。それにより放出された放射能が拡散し、多くの方がいまだ避難生活されています。こうした現実を見ると、ほんとうにこの日本に原子力発電所が必要なのか・・考えてみることも必要だと思います。
　昨年の8月には福島県南相馬市にて、天皇皇后両陛下をお迎えし、全国植樹祭が開催されました。私も岐阜県林業グループ協議会会長として、参加しましたが、式典では震災からの復興の姿を発信し、国内外からの支援に対する感謝の気持ちが伝わってきました。
　一日も早い復興を心より願っています。


津波被害から再生された海岸での植樹

天皇皇后両陛下の入場