8月5日(月)は大阪府堺市議会の「議会改革について」先進地視察を行いました。堺市議会は早稲田マニフェスト研究会が発表している議会改革度ランキングで政令指定都市での1位を4年間続け、市町村でのランキングでも毎年10位以内で、2018年は9位となっています。ちなみに中津川市は332位となっていて、特に住民参加については666位と評価が低い状況です。ランキングがすべてではありませんが一つの目安として参考にはなります。
堺市で議会改革が進んだのは平成21年前に維新の会として前竹山市長が当選され、議会がオール野党になり、市政が緊迫した状況になったのが機会となりました。議会力を向上する目的で、平成23年に「議会力向上会議」が設置され、平成25年3月、「堺市議会基本条例」を全会一致で可決し制定されました。条例に基づき、市議会のインターネット中継、市民に対する議会報告会の開催、議会の傍聴席の改善、本会議における一問一答制の導入などの新たな取組を定めています。傍聴しやすい環境の整備にも取り組んでみえ、議論のしやすい円卓な議場となっており、傍聴席に車いすスペースや議場に親子室の設置もされています。また、大型スクリーン(150インチ×2台)の設置し、傍聴者から議員の表情なども傍聴できます。
平成29年4月には堺市議会業務継続計画(議会BCP)の策定を行っています。災害等の発生時において、議会として迅速に対応する必要があると認めるものについては継続してこれを担い、その責務を果たすために、必要な組織体制や議会・議員の役割などを定めています。
堺市議会では議会基本条例に基づき議会改革を進められています。中津川市議会の議会基本条例も大きな違いはなく、堺市議会と同じように定められているものが多くあります。しかし、議員間討議、委員会討議、高校生議会、公聴会、政策提言などせっかくの条例に定めてある規定が使われていないことが問題です。
堺市で議会改革が進んだのは平成21年前に維新の会として前竹山市長が当選され、議会がオール野党になり、市政が緊迫した状況になったのが機会となりました。議会力を向上する目的で、平成23年に「議会力向上会議」が設置され、平成25年3月、「堺市議会基本条例」を全会一致で可決し制定されました。条例に基づき、市議会のインターネット中継、市民に対する議会報告会の開催、議会の傍聴席の改善、本会議における一問一答制の導入などの新たな取組を定めています。傍聴しやすい環境の整備にも取り組んでみえ、議論のしやすい円卓な議場となっており、傍聴席に車いすスペースや議場に親子室の設置もされています。また、大型スクリーン(150インチ×2台)の設置し、傍聴者から議員の表情なども傍聴できます。
平成29年4月には堺市議会業務継続計画(議会BCP)の策定を行っています。災害等の発生時において、議会として迅速に対応する必要があると認めるものについては継続してこれを担い、その責務を果たすために、必要な組織体制や議会・議員の役割などを定めています。
堺市議会では議会基本条例に基づき議会改革を進められています。中津川市議会の議会基本条例も大きな違いはなく、堺市議会と同じように定められているものが多くあります。しかし、議員間討議、委員会討議、高校生議会、公聴会、政策提言などせっかくの条例に定めてある規定が使われていないことが問題です。
議会改革を次のステップに押し上げるのは「議会として全議員に取り組む姿勢があるのかが大事です。」と助言されました。