「中津川市議会基本条例」の制定

　今議会（平成２６年第１回中津川市議会）の最終日に「中津川市議会基本条例」が全会一致で可決されました。この基本条例は、議会及び議員の責務、議会や議員の活動原則など議会に関する基本的事項を定めるものであり、議会の憲法と云われています。
　平成２１年５月に議会改革特別委員会が設置されるに当たり「中津川市の議会基本条例を制定する」との議員全員の強い決意から始まりました。委員会でのいろいろな決定事項を踏まえて、平成２２年１２月に素案を提案し幾多の委員会、協議会、議員懇談会、小委員会を開催し、慎重に協議して参りました。５年間もの永い時間がかかりましたが、ようやく制定されるここととなりました。
　中津川市議会では「議会基本条例」を創ることによって、市民に対して説明責任を果たす「開かれた議会」「分かりやすい議会」づくりを進め、市民との活発な意見交換を図り、市民本位の政策立案や政策提言に努める「市民の参加する議会」を目指しています。
　この中津川市議会基本条例の他自治体の基本条例にない特質すべきところは、市民に分かりやすい議会基本条例を目指して、「です。ます」調としているところ、障がいのある議員の自己決定を尊重しするとともに議会活動を保障することを定めていること、全ての項目については多数決ではなく、全議員の賛成を得た上で決められてきたことがあげられます。
　この基本条例が制定されたことにより、これまで以上に私たち議員が選挙によって選ばれた市民の代表者であるという基本原理を自覚し、合議体である議会の議員一同がこの条例を遵守して、議会活動に取り組むことにより、中津川市政の発展に繋がるものと確信しています。

私が行った提案説明の内容

中津川市議会基本条例