mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

佐々木 譲 著 「仮借なき明日」 集英社文庫 を読んだ

2012-02-26 09:54:43 | 読書


フィリピンの地方都市に立地した農機具メーカーの不良品の高さが問題になり、本社から数度の監査にもかかわらず解決しない。
そこで社内の一匹狼原田亮平が派遣され、現地政治家や暴力団と癒着している社長の悪を暴くが、3人の殺し屋に狙われ銃撃戦になる。

20年も前の作品だが、今でも色あせない。巻末の解説(荒山 徹)によると、ハード・ボイルド小説の古典になっているダシール・ハメットの「血の収穫」(残念ながら未読)の”本歌どり”だが、それだけでは終わらず設定が優れているという。

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