今日は何をしようかな?

いつの間にやら13年経ちました。
いろいろ忘れないように、書き留めておきます by nori    

映画 『落語娘』&『舞妓haaaan』

2008年09月08日 11時43分55秒 | 映画のこと
土曜日、池袋のシネ・リーブルで『落語娘』を見てきました。

あらすじ:
「絶対、真打になる!」と、12歳の時に落語に目覚めて以来、大学の落研で学生コンクールを総なめにしてプロの門をたたいた香須美。拾ってくれたのは奇行三昧で知られる業界の札付き・三々亭平佐だった。一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしてしまって、寄席にも出入り禁止状態。そんな破天荒な師匠にTV局から、これまで演じた者が必ず命を落とすという呪われた演目「緋扇長屋」に挑む話が舞い込む…。」

導入部、12歳の主人公を演じる藤森七海ちゃんの落語は良くて、ミムラにも期待したのですが・・・
『大学の落研で学生コンクールを総なめに』とは思えない出来なので、話自体に感情移入しにくくなってしまいました。
『緋扇長屋』が禁断の噺になった理由を回顧方式で見せる場面で、本職の落語家さん(多分)が演じる場面があり、差が出てしまって余計に気持ちがひいてしまう。
落語は何故古典としてこれだけ長く愛されるのか→ひとえに芸の力です。
なので、いくら特訓しても、役者さんは役者さんで落語家ではないと割り切ってみた方が楽しめるかも。

ミムラさんの着物姿は好きでした。
普段着のしじらの上っ張り&ジーンズを綺麗に着こなしていて、粋
『ビギナー』の頃は結構好きな透明感のある女優さんでキラキラしていましたね。
ちょっと大人になったかミムラさん、これからも頑張ってください。
ただ、この役はもっとおキャンな個性のある人の方があっていたのでは。
原作を読んだら面白いのかも知れません。

落語娘 - goo 映画落語娘 - goo 映画

シネ・リーブル池袋は初めて行った映画館。
予想以上にスクリーンが広いので、次回からは10列目辺りに座ろう。

翌日、録画していてた『舞妓haaaan!!』を見ましたが、面白かったです。

阿部サダヲのギャグに徹しきった演技がバカバカしさを吹っ飛ばして、笑わせてくれました。
リアリティーなんて全く関係ないコメディの世界に、「あー、馬鹿らしかった!」と楽しい気分になりました。
植木等さんが出演されていてビックリ。