今回のプチツアーin小豆島が決まってから、私はインターネットを駆使して、トポを探し始めた。そんな中、マルチピッチの記録がやたらと目に付く。今回のプチツアーの目的地は吉田の岩場なのだが・・・、マルチピッチに行きた~いo(≧~≦)o 純一さんとママに駄々をこねるつもりだったのだが、なんと!純一さんもマルチピッチに行きたかったらしい。珍しく、純一さんと気があった。この拇指岳正面壁は高校生だった純一さん(想像できますか?)が登った、思い出のルートなのだとか。(が、事あるごとに「何か思い出した?」と問いかける私に「全然、思い出さない。」と純一さんは答え続けた。思い出は登った!と言うことだけらしい(-_-;))。昨日、買い物やら観光やらで車窓から何度か拇指岳を見上げた。大きくて綺麗な岩塔でワクワクした。ついでに、駐車スペースまでは下見も済ましてある。
登るルートは決めずに車を出発。資料によるとアプローチは30分くらい。歩きはじめてすぐに「道が違うんじゃないの?」とママが純一さんに声をかけるが(私はそういうものだと黙って従っている(-_-;))、純一さんは全然気にせず直登!そして、見事に岩塔の基部に到着!時間は確かに30分くらいだったような気もするが・・・(-_-;)
拇指岳正面壁ダイレクトルート(5P/120m)(5.8/20m,5.9/20m,5.9/20m,5.10b/25m,5.8/20m)はスタートがチムニーで苔っぽくて日陰で、なんだかなぁ(゜-゜) 拇指岳正面壁一般ルート(5P/145m)(5.9/35m,5.9/15m,5.9/35m,5.9/20m,5.9/40m)(赤いクラック)はスタートから明るい壁を登っていく気持ちのよさそうなルートだ。と言うことで拇指岳正面壁一般ルート(5P/145m)(5.9/35m,5.9/15m,5.9/35m,5.9/20m,5.9/40m)(赤いクラック)を登る事になった。純一さんがずっとリード(ママがチョビットだけリードした)、ママと私がフォロー。
※ ルートの詳細は手元に資料が無く、ネットで拾った情報です。間違っている可能性があります。
※ 山(岩)の名前は拇指嶽・拇指岳・栂岳・拇指岩等色々あって判別できません。今回は拇指岳を使用しました。国土地理院 地図閲覧サービスでは拇指嶽になっています。
1P目 フォローだし、5.9だし、と気楽に登り始めると、これがなかなか難しい。昔のグレーディングだ。ザックを背負っているからかなぁ?錆びて朽ちかけているハーケンがアチコチにある。
2P目 このピッチはあまり記憶が無い。
3P目 合言葉は凹角スラブトラバース!この凹角が中々の曲者で、中に入り込むのに苦戦!その後、ラインの近くに鳥の巣があるらしく、鳥に威嚇される。ゴメン、すぐにどこかに行くからねm(_ _)m その辺りの岩は、鳥の糞で汚れているが、それをよけて登る実力が無いので・・・(-_-;) トラバースの手前にビレイ点があり、一度、ピッチが切られる。最後に登ってきたママがそのままトラバースして、トポ上の3P目のビレイ点へ。このテラスは大きい!
4P目 実は4P目のどこからか迷子になる。トポでは20mとなっているが、ビレイ点らしき場所が見つからず、純一さんはそのまま頂上まであと少しと言う所まで登って行った。しかも、姿が見えなくなった頃、「人工にする!」と、声。純一さんが人工だなんて、いったいどんな所を登っているのか/(-_-)\ 私はスタート直後に行き詰まる。まだ、テラスに残るママと会話が出来る高さだ。「ヌンチャク掛けて、それを持ってトラバースしなさい!」、はぁい。少し登って、純一さんが騒いでいた場所に着く。確かにこれは・・・(-_-;) 目の前には絶対に掴みたくない!と誰もが思うようなホールドがある。でも、それしかない。私の番では壊れないで!と祈るような気持ちで登る。その先も、ずっと冷や冷やドキドキの登りが続き、純一さんが人工で超えた箇所に辿り着く。壁を見上げ素直に、純一さんってスゴイなぁ(゜-゜) と感心するというか、呆れる。途方にくれていても仕方が無い。スリングを掴み身体を上げるとホールドに手が届く。で?私にここを登れって言うの_| ̄|○ ボルトに立ってそこからやっとフリー。息も絶え絶えに純一さんに辿り着く。
5P目 このピッチは先程に比べたら、とっても楽チン。辿り着いた頂上は見晴らしもよくとてもよい気分。とても楽しい一日だった。上から眺めると、周りにはなんともまぁ立派な岩がいっぱいで驚く。これが関東にあったら、一大エリアだろうなぁ(゜-゜)
下降は歩き。行きとは違い今度はきちんと踏み後通り。分かり易い道だ。途中でルートの取り付きを左に見ながら車まで。やっぱり、きちんとした道、あるじゃん(-_-;)
登り終わり一番強く思ったのは、純一さんと登るって事は、こう言うことだって事。4P目、私達は本当に迷子だったのか?登る能力が高いという事は、自分が一番安全確実だ!と思えるラインを自由に選択できると言う事だ。純一さんはプロテクションの取れるクラックを選択し、当たり前に頂上に辿り着いた。
中途半端な時間になったので、今日のクライミングはこれでおしまい。寒霞渓へ観光に出かける。もろそうな岩の壁がロープウェイの両側に続く(角礫を含んだ疑灰岩らしい)。岩関係の観光地ではいつも、観光地じゃなければ登れるのになぁ(゜-゜) と思う私だが、さすがにここは余りにもろそう、観光地でもいいや(^O^)
登るルートは決めずに車を出発。資料によるとアプローチは30分くらい。歩きはじめてすぐに「道が違うんじゃないの?」とママが純一さんに声をかけるが(私はそういうものだと黙って従っている(-_-;))、純一さんは全然気にせず直登!そして、見事に岩塔の基部に到着!時間は確かに30分くらいだったような気もするが・・・(-_-;)
拇指岳正面壁ダイレクトルート(5P/120m)(5.8/20m,5.9/20m,5.9/20m,5.10b/25m,5.8/20m)はスタートがチムニーで苔っぽくて日陰で、なんだかなぁ(゜-゜) 拇指岳正面壁一般ルート(5P/145m)(5.9/35m,5.9/15m,5.9/35m,5.9/20m,5.9/40m)(赤いクラック)はスタートから明るい壁を登っていく気持ちのよさそうなルートだ。と言うことで拇指岳正面壁一般ルート(5P/145m)(5.9/35m,5.9/15m,5.9/35m,5.9/20m,5.9/40m)(赤いクラック)を登る事になった。純一さんがずっとリード(ママがチョビットだけリードした)、ママと私がフォロー。
※ ルートの詳細は手元に資料が無く、ネットで拾った情報です。間違っている可能性があります。
※ 山(岩)の名前は拇指嶽・拇指岳・栂岳・拇指岩等色々あって判別できません。今回は拇指岳を使用しました。国土地理院 地図閲覧サービスでは拇指嶽になっています。
1P目 フォローだし、5.9だし、と気楽に登り始めると、これがなかなか難しい。昔のグレーディングだ。ザックを背負っているからかなぁ?錆びて朽ちかけているハーケンがアチコチにある。
2P目 このピッチはあまり記憶が無い。
3P目 合言葉は凹角スラブトラバース!この凹角が中々の曲者で、中に入り込むのに苦戦!その後、ラインの近くに鳥の巣があるらしく、鳥に威嚇される。ゴメン、すぐにどこかに行くからねm(_ _)m その辺りの岩は、鳥の糞で汚れているが、それをよけて登る実力が無いので・・・(-_-;) トラバースの手前にビレイ点があり、一度、ピッチが切られる。最後に登ってきたママがそのままトラバースして、トポ上の3P目のビレイ点へ。このテラスは大きい!
4P目 実は4P目のどこからか迷子になる。トポでは20mとなっているが、ビレイ点らしき場所が見つからず、純一さんはそのまま頂上まであと少しと言う所まで登って行った。しかも、姿が見えなくなった頃、「人工にする!」と、声。純一さんが人工だなんて、いったいどんな所を登っているのか/(-_-)\ 私はスタート直後に行き詰まる。まだ、テラスに残るママと会話が出来る高さだ。「ヌンチャク掛けて、それを持ってトラバースしなさい!」、はぁい。少し登って、純一さんが騒いでいた場所に着く。確かにこれは・・・(-_-;) 目の前には絶対に掴みたくない!と誰もが思うようなホールドがある。でも、それしかない。私の番では壊れないで!と祈るような気持ちで登る。その先も、ずっと冷や冷やドキドキの登りが続き、純一さんが人工で超えた箇所に辿り着く。壁を見上げ素直に、純一さんってスゴイなぁ(゜-゜) と感心するというか、呆れる。途方にくれていても仕方が無い。スリングを掴み身体を上げるとホールドに手が届く。で?私にここを登れって言うの_| ̄|○ ボルトに立ってそこからやっとフリー。息も絶え絶えに純一さんに辿り着く。
5P目 このピッチは先程に比べたら、とっても楽チン。辿り着いた頂上は見晴らしもよくとてもよい気分。とても楽しい一日だった。上から眺めると、周りにはなんともまぁ立派な岩がいっぱいで驚く。これが関東にあったら、一大エリアだろうなぁ(゜-゜)
下降は歩き。行きとは違い今度はきちんと踏み後通り。分かり易い道だ。途中でルートの取り付きを左に見ながら車まで。やっぱり、きちんとした道、あるじゃん(-_-;)
登り終わり一番強く思ったのは、純一さんと登るって事は、こう言うことだって事。4P目、私達は本当に迷子だったのか?登る能力が高いという事は、自分が一番安全確実だ!と思えるラインを自由に選択できると言う事だ。純一さんはプロテクションの取れるクラックを選択し、当たり前に頂上に辿り着いた。
中途半端な時間になったので、今日のクライミングはこれでおしまい。寒霞渓へ観光に出かける。もろそうな岩の壁がロープウェイの両側に続く(角礫を含んだ疑灰岩らしい)。岩関係の観光地ではいつも、観光地じゃなければ登れるのになぁ(゜-゜) と思う私だが、さすがにここは余りにもろそう、観光地でもいいや(^O^)