クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

河又 2005/04/10 Sun

2005-04-10 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
本当は本日、鷹取山の予定なのだが、鷹取山はあまりに指が痛そうなので、講習会をぶっちぎり、きくと河又でガバを掴んで登る事にする。

前回の宿題、ミヤザキミドリ(5.9)から。きくにヌンチャクを掛けてもらい、ついでにTRのセットをしてもらう。まずは、アップを兼ねてお試しである。ん~、遠い。最近、遠いばっかり言ってるなぁ。2ヶ所私にはちょっと遠めでツライ所がある。取り合えず、ルートの確認は終了。
きくが隣の大将(5.10b)を登る。登り始めて直ぐ、核心のトラバースに苦戦。登ったり、降りたり、登ったり、降りたり、終に地面まで降りてきてしまった。二人でルートの下に立ち、「あれは使えないの?」「あれは届かないの?」と、しばし歓談。
ミヤザキミドリ(5.9)、どうしようかなぁ?まだ、ロープはTRにしたままである。ん~・・・。TRで何回登っても、登ったことにはならないし、どうせ登ったことにならないなら、リードで行って、テンションをかけても同じだ!と、潔くロープを抜く。リードで登り始めるとあっさり終了点。ホヘッ?ラッキーである。先ほど、遠い遠い!と、文句を言っていたホールドにもあっさり手が届く。気合の勝利である。なんてね。本当は、コルネで手を送るときに、うまく体勢を作ることが出来、先ほどよりも高い位置に体を持っていくことが出来たから、遠いホールドが遠くなくなったのである。これで、河又のこのあたりのエリアの5.9は終わりかな?次々!
きくが、大将(5.10b)リベンジ。気合が入ったようである。あっさりクリア。核心のトラバースは1クリップをしただけではじまる為、私はクリップの直ぐ下でビレイをしていた。だから、結局、彼がどうやってトラバースをしたのか見ていない。「結局、どうしたの?」「奥に手が届いた!」、ほへっ?気合で腕を伸ばしたらしい。
さて、私はどうしようか?大将(5.10b)にロープが掛かってるので、「このままで、行けば?」とそそのかされ、大将(5.10b)をTRで、笑っちゃうくらい届かない。ん~、私のリーチでは間の細かいホールドを利用しつつトラバースするしかないようである。ガバを登りに来たんだからと、ここは小さいホールドには見向きもせず、あっさりトラバース省略。トラバース後だけ、上まで抜けてくる。上部は、ぶつぶつ遠い!悪い!と悪態をつきながらこなせそうである。指が元気になったらリベンジ。
さて、10a、10aと、きくも私も手を付けていない10aへ。直ぐ近くの麦畑(5.10a)、これは、もしかすると、ミヤザキミドリ(5.9)よりも、忍吉98(5.9)よりも、私にとっては楽かも知れない。これは一撃狙いで、登る。と、終了点の下で、終了点に手を伸ばすところで落ちた。ガッカリ。
きくは、やはり近所のイヤーイヤ(5.11a)に興味深々だが、アリゲータ(5.10d)をトライ中の人と、ルートがクロスする為、断念。これまた、近所のサファイヤ(5.10b)へ。が、このサファイヤ(5.10b)が。。。ハング越えを何度か試みたあと、「俺、こう言うの苦手かも。」。なんとか、ハングを乗り越え、その先である。ハングの上にとどまること数分?十数分?結局、解決せずに敗退である。ミヤザキミドリ(5.9)に逃げて、回収。降りてきた彼は、「3手先のガバより、目の前のガバにいっちゃうんだよなぁ」「イレブンなんて取り付かないでよかった、まだまだだよなぁ」「確実に登れるのは、10aまでかぁ」。。。どうやら、かなり凹んでいるらしい。
私も、回収便を兼ねて麦畑(5.10a)のRPトライ。行けるだろうとお気楽に取り付いて順調に。と、思いきや、あれっ?終了点に伸ばす手が、左右逆になってしまった。えっ?どうなってるの?力ではなく、MOVEでクリアするべき場所を適当に登るとこうなるぞ!って見本のようである。手を、思ったポーズに戻せず、テンション。何やってんだか!まっ、次回次回。

今日、思ったこと。私は縦に伸びているコルネを掴む瞬間、何故か必ずピンチで下に引こうとする。で、あとが続かず、ん?と、思い、そうか!と、横引きやガストンに持ち変え体を振る。どうやら、私は外岩でカウンターのMOVEに馴染んでないようである。
コメント
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