友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

雨が止んで、西の空に太陽が‥

2015年07月18日 18時21分19秒 | Weblog

 やっと雨が止んで、青い空が顔を出した。眩いばかりの日差しだ。急激に暑さが増してきて、じっとしていても汗ばんでくる。今日は次の井戸掘りの日だったけれど、あいにくの雨で中止となった。午前中、マンションに引っ越してきた女の子が、「部屋に何もないんです」と言うので、「要らなくなった物がたくさんあるの」と言って知り合いの家に連れて行った。彼女が欲しい物と、知り合いが要らない物とが一致した物を持って行った。

 要らない物を整理するのはなかなか出来ない。知り合いも自分の物ではなく、母親の物だから「持って行って」と言える。女の子は、必要のない物は「それは持っています」とか「要らないです」とハッキリしている。高価な湯飲み茶碗のセットやペアのコーヒーカップは持っていても損はないと思うけれど、「いいです」と断ってしまう。自分が気に入らない物をもらってもゴミになるだけと読んでいる。

 午後は福祉会館のホールで行なわれたコーラスを聴きに行った。昨日、案内の電話をいただいたが、「天気がよければ井戸掘りに出かけますが、雨なら聴きに行きます」と答えたので、たとえ雨が上がっても井戸掘りは中止になったのだからと出かけた。久しぶりにグループの面々を見て、「歳を重ねたね」と思った。歌が好きだからと続けて来たけれど、「もうそろそろ限界」と寂しいことを言う。

 ゲストに、彼女たちが応援してきたアンサンブルで歌う全盲の山田さんが出演し、さだまさし作曲の東北復興の応援歌『夢の轍』を歌った。彼は小学校の時に全盲になったけれど、山登りも好きで健常者と変わらない行動家である。大和塾でも講演してもらったことがある。前向きな生き方は多くの人に共感を生んだ。相変わらず声量は豊かで、聞き惚れてしまう。歌っている姿を見て気付いたが、右手にマイク、左手に点字の歌詞カードを持っている。歌詞カードを指で追いながらよく歌えるものだと改めて感心した。

 喫茶室で友だちとお茶していると、友人が福祉会館の南のビオトークで「今晩、ホタルを放つ」と、教えてくれた。家に戻ると、西の空に太陽が輝いている。きっと今晩はホタルの乱舞が見られるだろう。地区のスピーカーが盆踊りを行なうと告げている。明日は間違いなく井戸掘りになる。もう少し、頑張ろう。

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