棋士・木谷実の日本囲碁界への功績は大きい。
当時の本因坊名人の引退碁を打っている。
彼の大きい功績の一つは呉清源と極めた「新布石」。
従来の地にからい布石から、中央への勢力とスピード感を重視した布石だ。
CAROL「囲碁のイノベーションなんだ」
Tommy「そうか、俺は地を重視しすぎるから、体制に遅れてるんだ」
それ以上の功績と言ってもイイのが、「木谷道場」で、若手の棋士を育てたこと。
加藤正夫、石田芳夫、大竹英雄、武宮正樹、小林光一、趙治勲、小川誠子。
前列左から4人目は木谷玲子。
木谷実→木谷玲子=小林光一→小林泉美=張栩→張心治とプロ棋士が四代続く。
CAROL「まぁ、心治ちゃんは、囲碁界のサラブレッドなのね」
Tommy「そのうち、仲邑菫×張心治戦は注目の一戦になるぞ」