二十歳の佐々木 朗希(ロッテ)が対オリックス戦で28年ぶりの完全試合を成し遂げる。
164Kmの剛速球と、150Km近くのスピードで大きく落ちるフォークが効果的に決まる。
しかも19個も三振をとっている(27アウトのうち、19アウトが三振)。
投げ終わった後の右足の蹴り上げがダイナミックだ。
また、13者連続三振は64年ぶりの快挙でもある。
甲子園大会には出場していない(県大会の決勝戦が投球過多で回避)が、高校時代で 163Kmの剛速球を投げていて全国的な注目を集めた。
ただ、身体が細いので大成するには数年かかると思っていた。
4球団競合のドラフトでロッテに入る。
偉業を達成したが、感想を問われても 控え目で謙虚だ。
その陰には、高卒ルーキーの松川捕手とのバッテリー間の絶妙な阿吽の呼吸があった。
CAROL「えっ、松川君 まだ18歳なの?」
朗希「そうなんだ、二人で祝盃を挙げるってわけにはいかないんだ」