minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

小岩今昔物語

2011年01月16日 | ライブとミュージシャンたち
小岩BushBash は小岩の「ヘルス中央」の大きな看板の下、1階にあった。そうか、ここは小岩のピンク街なのかw。

「凄い場所だね~~~!」と驚きながらもドアを開けると、広々としたお洒落なカフェ。さらに中にドアがあって、そこへ入るとライブ会場。なんだ、なんだ、この広さは。小さなジャズクラブに慣れているから、こんなお洒落な空間が東京の下町にあったことにびっくり。まだオープンして2年くらいらしい。

PAも充実していて完璧・・・ああ、禁煙にしてほしかったな、それだけが残念(涙)。


リハーサルを終えてかなり時間があったので、懐かしの「Full House」へ立ち寄った。マスターも変わらずに御元気の様子。店の中へ入ると、昔のまま・・・昭和へタイムスリップしたかのような古き良きジャズ喫茶が残っていた。




「よかったなあ、こうしてジャズの店続けていて。ライブも昨年の7月から再開したら、みんなに会えるようになったし。俺も残り少ない人生、好きな事をやっぱりやりたいと思ってまた始めたんですよ。」とマスターもしみじみ。美味しい珈琲をご馳走して下さり、昔話に花が咲く。グランドピアノはライブをやめたときに人にあげてしまって、今は代わりにアップライトが置いてある。周りの壁には沢山のビデオテープとジャズのレーザーディスクの山。そしてアナログレコードしか殆ど置いていない。ライブスケジュールも全部手書き。

「Full House」って意味は『満員』っていうことなんだよね。だけど、ジャズのライブに来るお客って・・・・」となかなかこの不況にライブに来る客の減少を嘆きつつ、それでも毎週土曜にライブを再開して頑張っているマスターにエールを送り、店を後にした。


BushBashに戻って、ベジタリアンフードカフェで美味しいカレーを食べていると、若者たちが続々と集まり出した。4つのバンドが出演する。みんな私たちと関わって来た若者たちのバンドなので、家族のような雰囲気で最高だった。

久しぶりに再会したBlack SmokerのKbombとJubeの「Lefty」もたった2人なのだが格好いいサウンド。しばらくはThink Tankとしての活動はないようだが、今後のLeftyにも注目していきたい。なんだか面白い事になりそう。

久しぶりのコスマスとのMAUも若者たちのバンドのあとで多いにテンションがあがり、気持ちの良いドラミングで大受け。しっかりどっしり、ノリノリビートのNaked MAUに会場の皆が本当に嬉しそうな笑顔。いやはや楽しかった~~~。

小岩の今、昔を体験できた有意義な一日が終了。寒い中来てくれたみなさまに心から感謝いたします。企画してくれたKスケ君、本当にありがとう!





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