夏の食卓でササゲの若莢のゆでたものなどを見かけます。そのササゲの花です。農家の畑で8月6日に撮影しました。エチオピア地域が原産と言われ、学名は「Vigna unguiculata L.」で、マメ科ササゲ属の一年草です。豆として収穫したものは、赤飯などとして使用されています。アヅキは煮ると直ぐ煮豆の形が潰れるのにこのササゲは熱に強いので形が潰れないことから、赤飯にしてもまめの形が綺麗に残るために好まれます。写真は豆が大きくなった頃に撮影しているため、わかりにくいですが、若莢は先端が跳ね上がったように見えます。これが物を捧げる際の手の形に煮ていることから和名になったとの説があります。写真の品種は畑に畝状に植えられており、蔓が延びていませんが、蔓が延びて高く成長するタイプもあります。とても多くの栽培品種があるので地方によっては写真と異なるものもあるかもしれません。
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