
8月1日に掲載したクサギの花の実です。「秋に赤い実が美しい」と説明板に書かれており、秋に実がなれば撮影して掲載しますとお約束したものです。写真のように赤紫色の実が見えますが、実は赤紫色の部分は、萼(がく)で、萼が開いて黒っぽい実が見えています。この対比が美しく、遠くからでも小鳥などに発見されやすくしているものと思われます。10月1日に牛久観察の森で撮影しましたが、10月下旬頃までは、多くの赤紫色の萼が反り返るように開いて美しい頃だと思います。ブログを見た方から羽子板の羽のようだとコメントいただきました。その表現がぴったりですね。
クサギもあちこちで咲いていましたから、林縁などで見かけることがあるかもしれませんよ!