
中南米原産で、ユリ科イフェイオン属の多年草(球根)で、学名は「Ipheion uniflorum」です。葉や茎を切るとニラのニオイがするため、「ハナニラ」と名前が付けられたのでしょう。ニラとはまったく別の植物で、食べると具合が悪くなりますから注意!花の色は白いものから青みを帯びたものまであります。繁殖力が強いので、庭の清掃をして片付けたつもりでも翌年は芽を出して花が咲いたりします。最近は矮性にしたものを園芸店で売っているようです。可憐で早春の木陰で群生して咲き始めると、星が散らばったように見えて幻想的です。英名が「Spring Star Flower」の名前のようですから英国でもそのように見る人が多いのでしょう。学名を取って「ユニフローラ」と言う名前で園芸店で売られていることもあります。写真は、近所の道端に咲いていたものです。