ミズカンナ（水カンナ）

つくば植物園の中央庭園の池の中で咲いていました。太陽を背にカンナのような大きな葉が黄緑色に輝き、葉の上まで延びた茎に紫色の独特の形をした花が咲いていました。草丈は2mくらいあるでしょうか、撮影が難しいくらいでした。説明板が見つからず、図鑑を調べると、北米南部地域原産で、学名は「Thalia dealbata」、クズウコン科、タリア属の多年性水生植物です。初めて見た花で、感動しました。水の中に生育し、葉がカンナに似ていることから、別名は「ウオーターカンナ」だそうです。写真は7月13日に撮影しました。

ツルオオバマサキ（蔓大葉柾）

つくば植物園の海岸植物花壇の近くで咲いていました。ニシキギの花に似た4弁の十字のような小さな可愛い花が集まって集散花序を形成しています。説明板によれば、学名は「Euonymus japonicus var. redicifer」、ニシキギ科、ニシキギ属の常緑低木です。神奈川県や静岡県伊豆地方の海岸付近に多く自生しているようです。写真のようにつる性で横に這い、秋には小さな実をつけるようです。写真は7月13日に撮影しました。