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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「粟田神社」の例大祭。抹茶の接待を楽しみに、出かけるミモロ。秋を過ぎれば、年末はすぐ…

2014-10-16 | 祭事・神事・風習

「さぁ、今日も『粟田神社』に行かなくちゃ…」と、ミモロは、15日の11時に、先日の12日に夜渡神事などを納めた地元の神社へと向かいました。

境内には、すっかり飾りを外された御神輿が…。「もうお祭り終わっちゃたんだね~」と、ちょっとシミジミ。

さて、この日は、「粟田神社」本来の御祭礼である「例大祭」がしめやかに行われます。すでに本殿の前には、宮司さんをはじめ、来賓の方々が揃い、神事が始まっている様子。ミモロは、ちょっと離れた場所から、じっとその様子を見つめます。
 
例大祭には、八坂神社、知恩院、阿含宗、立正佼成会などの代表者が参列。「みんな人々の平和を願う心は同じだよね~」
『粟田神社』の神事に参加するたびに、神社とお寺がいっしょに祈ることに、だんだん違和感がなくなってきます。「昔は、こうだったんでしょ…」神様や仏様は、大昔から全然変わっていないのに、時を経て、変化したのは人の思いなのです。

次に、本殿の前に進み、祝詞などの奏上が行われます。ミモロもみんなに続きます。椅子に腰かけ、神事を見守るミモロ。
 
「今日は、とってもいい天気だなぁ~」
秋晴れの本当に気持ちがいい日。ミモロは、神事の間、空を見上げていました。「あ、虫の声…」近くの草むらから、かすかに虫が鳴く音がミモロの耳に届きます。「ホント、いい気持ち…」

神事の間、雅楽の生演奏が、BGMのように境内に響きます。

神事の半ばに、舞楽の奉納も行われました。
 
「こういう雅な行事って、すごく京都らしい…」と思うミモロ。

玉串の奉納、そして、神事が終わると、直会(なおらい)というお清めが…。
そこで、祭壇にお供えされたお品を「撤饌」としていただきます。「いただきました…はい」


そして境内の一角にある緋毛氈へ。「ミモロちゃん、お抹茶どうぞ…」と顔馴染みの方に誘われました。「では、遠慮なく…」ミモロの前に、お茶菓子が運ばれました。

「甘くておいしい…」小さなお菓子を丸ごとパクリ。
それからお抹茶をいただきます。

「ごちそうさまでした」神社のお祭りでのお茶の接待。「京都って、こういう接待多いよね…」そう、冬は、かぼちゃの接待、甘酒の接待…どれもミモロが楽しみにしているもの。

「あ、また新しいマンションが建ってる…」今、京都の岡崎エリアは、建設ブーム。大きなマンションが次々に建っています。


「秋が過ぎると、年の暮れってすぐなんだよね~そして、お正月でしょ!」京都に暮らすと、1年があっという間に過ぎてゆきます。


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「吉田神社」の末社「今宮社」の秋の大祭。剣鉾や神輿が、氏子町を巡る1日

2014-10-15 | 祭事・神事・風習

10月は、京都各所の神社の秋祭りシーズン。今年は、ミモロの地元の「粟田神社」の神幸祭は、台風のために異例の中止という状況に…。でも、前日の12日に神幸祭を予定していた神社では、無事に神輿巡行をすることができました。その一つが、京都大学そばの吉田山の麓にある「今宮社」です。
 
「今宮社」は、この地域、吉田町の産土神。鎮座の年代は、明らかではありませんが、ともかくかなり歴史はありそう。現在の社は、文化13年(1816)に創建されたものだとか。

ご祭神は、大己貴神(オオネムチノカミ)、大山祇神(オオヤマヅミノカミ)健速須佐之男命(タケハヤスサノオノミコト)の3柱。「あ、『粟田神社』にもいらっしゃる神様だ~」と、大己貴神さまを見つけて…。
さて、ミモロが、今宮社に到着した時、すでに境内は、静まり返って、人の姿がありません。「あれ?御神輿どこだろ?」すでに、11時近くで、神輿の一行は、社を出発、京都大学構内を経て、西の方向に進んでいました。

「わー遅かった…追いつかなきゃ…」とミモロは、急いで、東大路を渡り、さらに西へと向かいます。
途中、「あ、子供神輿・・・?」会所に小さな神輿が置かれていました。
 
「あ、今、かたづけ始めたところです。残念、もう少し早ければ、神輿いたのにね~」と、そこにいらした方。「あ、ほら、通りの先に神輿がいますよ…」と、道の南方向を見ると、確かに白い装束の人たちが…。
「行ってみまーす」と、慌てて後を追うことに…。でも、白い集団は、ミモロが進むと、どこかに姿を消してしまいました。
「あれ?また消えちゃった…どこだろ…」ミモロは、耳をピクピク動かし、太鼓の音を探します。さすがネコ、耳の感度は良好。「あ、あっちから聞こえる…」そういうと、ダッシュでかすかに聞こえる音の方向へ走り出しました。
 
 「見つけた~!」ミモロは、やっと御神輿に追いつきました。「ホイット~ ホイット~」という掛け声の中、神輿は、男たちに高くさし上げられました。
「これ見なくちゃ、京都の祭りって感じがしないんだよね~」と、すっかり京都の神輿の虜になっているミモロ。そんなミモロを見て、「お祭り好きなんだ~」と。「はい、大好き!」と、目を輝かせて答えます。「あ、そうだ~ミモロも神輿の半被持ってきたんだ…」と、リュックの中から、「粟田神社」の神輿会の半被を取り出し、羽織ります。「すごい、ちゃんと神輿の半被も持ってるんだ~」と。「はい、まあね~京都のネコですから…」とミモロは、鼻を膨らませながら、自慢げに答えます。


「あれ?ここの神社の神紋『粟田神社』や『八坂神社』のと似てる…」『吉田神社』の神紋は、下がり藤ですが、確かに…

「五瓜唐花(ごかにからはな)」と「左三つ巴」のよう…。「粟田神社」とは、カラーリングとレイアウトが異なりますが、パターンは、類似しています。「なんか関係あるのかな?」とミモロ…。神紋だけを見ていっても、京都の神社めぐりは楽しそう。

御神輿を見送ると、「あれ、剣鉾どこかな?」とあたりをキョロキョロ。剣鉾は、神輿より先を進むので、神輿の後をついて歩いていては、出会いことができません。
そこで別の道へ、「あ、剣鉾が来た…」たまたま進んだ道に、剣鉾の一行が現れました。
「さし上げ始まるのかも…」ミモロは、道の傍らで、ワクワクしながらその時を待ちます。
  
ミモロの目の前で、剣鉾は、空に向かって立ちました。そして、鈴の音があたりに響きます。
「わー電線がいっぱい…気をつけないと、触っちゃう…」と、電線の隙間を見つけて上がる剣鉾。ここでは、3基の剣鉾が立ちました。
「今年は、粟田神社の剣鉾の巡行見られないし…寂しい…」ミモロは、「粟田神社」の剣鉾が大好きなのです。今年は、夜の練習だけ…「でも、見られてよかった…」そう、それに剣鉾にしばりつけられる貴重な経験もミモロはしています。

「あ、鈴木さん…」ミモロのお友達の鈴木マサホ京都市議。「あ、ミモロちゃん来てくれたんだ~」「はい…」
「あのー剣鉾さし上げるんですか?」とミモロは、鈴木さんの装束を見て…。「やるよ~」と、勢いよく答えます。剣鉾のさし上げを初めて、6年になるそう。なかなか技術が必要で、鈴のいい音が出るには、10年とも…。「でも、すご~い!」とミモロは、尊敬のまなざし。地域の祭りのために尽力されてる鈴木市議。
「もう行くね~」と、剣鉾を担ぎ、次の場所へ…「がんばってくださいね~」と…。
 

剣鉾の後に、神輿も続き、吉田の町を、秋の祭りが巡ります。




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「平安神宮」の鳥居のそばで行われた「京都学生祭典」。さまざまな楽しいブースが・・・

2014-10-14 | イベント

12日、台風が京都を通過する前の日に、ミモロが住む岡崎エリアでは、さまざまなイベントが開催されました。
 
「平安神宮」の鳥居の周辺には、たくさんの人が…。そこでは京都の大学が連携して毎年行う「京都学生祭典」が…。
50を超える数の大学の学生たちが、1年かけて企画し、当日運営する、まさに若者のパワーを結集したイベントで、今年で、12回を数えます。

ちなみに日本の大学の数は、四年制と短大を合わせて、1,200校近くに及びます。でも、アメリカは、さまざまなタイプの大学を含めれば、4000を超えるそう。決して、日本が多いわけではありません。
特に、最近、問題になのは、親の経済的な負担の増加で、進学できない学生も多いとか…。将来の日本を考えるとき、国の援助も必要…ちょっと心配になります。

京都は、昔から学生を大切にしたきた町。町中での大学密集率は、高そうです。

さて、「平安神宮」の鳥居のそばで、開会式が行われた後、いよいよ各イベントがスタート。
 
まずは、華やかに「京炎それふれ」という踊りが始まりました。ミモロも人垣の隙間から、覗きます。「う~よく見えない…」あまりに人が多くて、小さなミモロは、ジャンプしても見えませんでした。

「ほかのとこ行こう…」展開の速いミモロは、別の場所へ移動…。
周辺は、終日歩行者天国になっていて、「歩きやすいの~」と、普段はできない幅広道路の中心を歩きます。


イベントは、「みやこめっせ」「岡崎公園」など、周辺の広い地域で開催。京都の伝統工芸を体験できるブースや、協賛企業などテントも多く、訪れた人が、京都のさまざまな産業を知り、体験できるよう工夫されているのです。

たとえば、電気事業を展開する「GS YUASA]のブースでは、自転車で電気を起こす体験が…。
 
「自転車を漕いで、電気が付くと、景品がもらえますよ…やってみたら…」と誘われたミモロ。「うん…」と自転車へ
「う~ん、足が届かない…」
小さなミモロには、ちょっと無理なよう…。
そんなミモロを、ゆるキャラが慰めてくれました。
全国ゆるキャラコンテストにも出場しているとか…。「頑張ってね~」とミモロ。「ゆるキャラの世界も厳しいよね~」他人事のよう…。

「こんなブースもある…」と立ち寄ったのは、ゴミを少なくしようという運動を推進するブースです。

再生紙のトイレットペーパーや、使い終わった油から作った石鹸などが並びます。
 

京都市が行うイベントの多くは、ゴミを出さないことを目標に、食べ物ブースなどでは、食器の回収により再利用をしています。

ミモロは、たくさんあるブースをちょこっとだけ見て歩きました。
「お菓子の型ぬきだって…」砂糖菓子の周辺部分を取り去って、遊ぶもの…。
「甘い…」
「お手てが甘くなっちゃった~」と、自分の手をペロリ…。

「ヨーヨー釣りもあるよ~」と、楽しそうにブースを巡るミモロです。

「ふ~暑くて夏みたい…」この日は、台風到着の前日。そのため、湿気を含んだ温かい空気に包まれ、夏のよう。
幾分、紅葉が進んだ木々の下で、ひと休み。

さぁ、ここにもっといたいけれど、他のお祭りにも行かなくちゃ…。
実は、12日は、京都各所で、まさにお祭りの花盛り。体がいくつあっても足りないほど…。
ミモロは、ここから、歩いて、京都大学の近くの「吉田神社」のお祭りに行くことにしていたのです。
「もう行くの…」そう…ミモロは、緋毛氈を降りると、トコトコと歩き始めました。

さて、「吉田神社」のお祭りの様子は、また明日…お伝えします。

昼過ぎに再び平安神宮の鳥居のそばに戻ったミモロ。
「わー和太鼓の演奏だ~」


日が傾くまで、岡崎エリアは、若者たちの熱気に包まれていました。
「台風の影響がなくてよかったね~中止になったら、大変だよね~」


ミモロは、この後、昨日ブログにアップした「粟田神社」の「夜渡行事」に出かけたのです。

12日は、朝から夜遅くまで、ミモロは、お祭り三昧。
おそらく京都中で、イベントが…。

22日は、「時代祭」。「もうそんな時期なんだ~」とミモロ。1年の時の速さを実感します。



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台風の上陸前の1日。「粟田神社」の夜渡神事。れいけん祭や大燈呂と鳴管の巡行など盛りだくさん

2014-10-13 | 博物館・美術館

台風19号の本州への上陸が懸念され、中止になった粟田神社の「神幸祭」。その前日の12日は、まだ台風の影響はなく、晴天に。
「本当に大きな台風来るのかなぁ~」とミモロが思うほどのいい天気の京都でした。

夕方から、予定通りに始まった大燈呂や鳴管(神輿の一部)が、氏子町を巡行する「夜渡神事」。ミモロもさっそく巡行の前に行われる「れいけん祭」という知恩院と粟田神社がいっしょに行う珍しい神仏合同の祭典の会場となる知恩院前の「瓜生石」へと出かけました。
 

「あ、ミモロちゃん…」と、通りの向こうから、手を振ってくれたのは、ご近所のお友達…。
「わーみんな来てたんだ~」と、まだ人影もまばらな通りで…。
しばらくすると、太鼓の音が響き、大燈呂や竿灯、剣鉾が到着しました。
  
「あ、前田さん…ここだよ~」とミモロは、ご近所のお友達に手を振ります。「あ、ミモロちゃんそこにいたの?大燈呂の半被着てるんだ…」「うん、これ作ってもらったの…」おそろいの半被は、ミモロのお気に入り…。背中の神社の神紋も同じです。
 

いよいよ「れいけん祭」が始まりました。粟田神社などの神職や氏子総代の方々が待ち受ける中、知恩院の西の門が開き、僧侶がしずしずと階段を下りて、瓜生石のそばにと歩みます。
  これから、祝詞やお経を上げたり、玉串を奉納したり、神事を僧侶がいっしょに行うという珍しい祭典が繰り広げられました。
「なんど見ても、不思議な気がする…」と、ミモロ。初めて見る人は、戸惑いを隠せないほど…。
「神様と仏様が仲よく一緒に、人々の暮らしの平和を祈るってすてきなことだよね~」宗教的な対立が高まる世界情勢、こんな平和な祭典が行われていることを、世界に伝えたくなります。

始まる前は、少なかった見物客も、気づくと、通り沿いに重なるように集まっています。祭典は、滞りなく進み、知恩院の僧侶たちは、再び階段を上り、お寺の中に静かに戻ってゆきました。「なんか不思議だった~」と、そばで見ていたミモロのお友達。本当に、珍しい祭典です。

さぁ、「夜渡神事」の始まり。「ミモロちゃんも参加するんでしょ?お手伝いよろしく…」と近所の方々から…「はい、がんばりまーす」とお返事・・・大丈夫・・・?
  

ミモロは、大燈呂の「ヒツジ」のところへ。これは、この夏、ご近所のみなさんといっしょに製作したもの。
 
そばに付き添うのは、ミモロとは顔なじみのみなさんです。

ちょっとだけ、大燈呂を押すミモロ。「あ、次の場所にお手伝いに行かなくちゃ…」と、巡行の列から離れ、お友達の西沢さんのお宅へと急ぎます。「あのね、ここで鳴管を迎える、燈籠を道に置くの、頼まれてるの~」と。

西沢さんの家の前には、ミモロが、奉納したことを示す札が貼られていました。

電池のライトを道に設置したり、鳴管の人たちを迎える食べ物の準備などを手伝うミモロ。
「もう来たみたい…」小さなお友達と到着を待ちます。
「ホイット~ホイット~」の掛け声が、通りに響き、神輿会の人たちの姿が…。
  
今年は、神輿の巡行が中止になっているため、神輿会の方々が手にする鳴管にも、思い切り気合が込められているようです。
「さわっていいですよ…」 鳴管と提灯を持たせてもらいました。

氏子町にある古川町商店街。西沢さんの家の前を通った鳴管。そして剣鉾をのせた台車が、人々に迎えられながら町を巡っています。ときどきポイントで休憩…。佐々貴宮司さんと崇敬会の前田会長さんといっしょにひと休み…?
 
すでに、夜の9時近く…。さぁもうひとがんばり…。

明日の神幸祭に使うはずのパワーを、この夜に注ぐように、行列は、氏子町の隅々まで、氏子の平穏な暮らしを願い、巡ります。

白川沿いを進む大燈呂。夜の闇に浮かぶ姿は、なんとも幻想的…。昨年、ミモロは、大燈呂に最初から最後まで付き添って、町をまわりました。「結構歩いたよ…」そう、6時から10時近くまで、かなりの距離を進みます。
  

夜10時近く、すべての人たちが、粟田神社に戻ってきました。
「あ、さおりちゃん…」ミモロのお友達は、今、消防団員で、松明が落とす燃え殻の消火活動に当たっていました。
いろいろな役割の人たちが、祭りを支え、スムーズな進行を担っているのです。

神社に戻ると、夜渡神事の無事終了を報告する神事が行われます。
いつもは、ここで終わりですが、今年は、「神幸祭」が中止なので、そのことを神様にお伝えする祝詞奏上の後に、御神輿にいらした神様を、本殿にお戻しする「還幸祭」が続けて行われました。
 
それが終わると、神輿は、飾りを取り除かれ、倉庫へと戻されます。
 
子供たちが楽しみにしていた子供神輿も、来年までお預け…。
 
「なんかさびしいね…でも、台風だからしょうがないけど・・・」と、ちょっと残念そうなミモロ。
その思いはだれでもいっしょ。また来年ね…。「明日は、台風だし、ゆっくりおうちで過ごそう…」そう言いながら、ミモロが家に戻ったのは、夜の11時近く…。きっと祭りに参加した人たちも、夜遅くまで、いらしたことでしょう。

「ホントに、台風来るのかな…」少し風は強くなってきましたが、まだ夜中は、雨もなく、台風の気配もそれほど感じません。
でも、本当に、「夜渡神事」などが、無事に終わってよかった…。それを神様に感謝するミモロでした。



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地元「粟田神社」の大祭行事。11日は、「神賑行事」の石見神楽とビンゴゲームで楽しむ祭りの夜

2014-10-12 | 祭事・神事・風習

ミモロが毎年楽しみにしている地元も「粟田神社」の大祭行事がいよいよ始まりました。11日は、祭りの前夜祭ともいえる「神賑行事」が境内で行われます。これは、氏子や訪れる人たちと一緒に、神楽やゲームで楽しんで、神様を喜ばせるもの。
  
ミモロも、地元の人に作ってもらった法被を着て、張り切って出かけました。「みんなといっしょなの…」と小さな法被を自慢気に着てゆくミモロです。

でも、今年は、猛烈な台風19号が、13日に近畿地方に上陸するとの予想。そのため、本当に残念ながら、剣鉾や神輿が町を巡行する「神幸祭」が中止になることに…。
 がっくり肩を落とすミモロ…でも、台風には、逆らえません。この日のために、大勢の人たちが準備をしてきたのですが、安全のために、中止という苦渋の選択を…。
佐々貴宮司さんも、「今年は、残念ですが、来年、その分、がんばりましょ!」と…。「はい、でも、まだ台風が来ないうちは、みんなでお祭り楽しみま~す」と、ミモロや地元の人たちは、気持ちを切り替えます。
でも、お祭りが、中止になるというのは、もちろんめったにないこと…。実際、地元の人たちも戸惑いを隠せません。


11日の夕方からはじまった「神賑行事」は、氏子である「ウェスティン都ホテル」のシェフたちが、焼きそばやカレーなどの夜店で、また地元の人のたこ焼きのお店が、訪れる人をもてなします。
  
「なんか上品な夜店…」ミモロは、カレーとやきそばをお友達と一緒に味わいました。

さて、いよいよ境内の舞台で、恒例の石見神楽が始まります。京都造形芸術大学の学生さんたちが、神楽を披露。
 
恵比寿大黒というおめでたい演目と、八岐大蛇が登場する迫力ある演目が、毎年、訪れる人たちを魅了します。
「わー大きな蛇…動きが素晴らしい…迫力あるよね~」とミモロは、舞台に釘付けに…。
 

石見神楽の奉納も終わると、境内にいる人たちの最大のお楽しみビンゴゲームがスタートです。氏子のお店や協力してくださる方が提供する、すてきな賞品を狙い、毎回真剣に…。舞台の上で、次々に呼ばれる番号…。「う~なかなか開かない…」とミモロ。
  
次々に「ビンゴ~」と手を上げる人たち…いっしょに行ったお友達も、シャンペンや食事券をゲットしました。
「きっとミモロちゃんももうすぐ…」と励ましてくれるお友達…。「うん…」と言いながら、少し心配そう…「去年は、最後まで開かなくて、なんにももらえなかったし…」とやや弱気なミモロです。「リーチもひとつしかないし…」すでにたくさんの人たちが賞品を手にしています。「う~今年もダメかな…」ミモロ、弱気になっちゃダメ…。「うん…絶対ゲットするもんね~」
しばらくして、「ビンゴー!」とミモロが大きな声を…
「やった…」喜んで舞台へ…
「どれ確認しましょ…はい、ビンゴですね」「じゃ、賞品決めるくじ引いてください…」係りには、いつもお世話になっている剣鉾会のみなさん。「当たってよかったね~」と、ミモロのビンゴを喜んでくれました。「うん…うれしい・・」
  
「いい賞品が当たるといいなぁ~」とドキドキしながらくじを…。お目当てのホテルの宿泊券やお食事券などは、すでになくなっています。
「はい、『三味洪庵』さんのちりめん山椒です。お店でもらってください…」と、引換券をもらいました。
 
「ミモロちゃん、当たったの…よかったね~なに?ちりめん山椒…」と、顔なじみの方々に次々に言われて、本当にうれしいミモロでした。「ご飯にちりめん山椒混ぜて食べるの大好きなの…よかった~」と。ネコにふさわしい賞品です。

今年は、台風で、「神幸祭」が中止になったので、本来は、そのとき授与される御幣を、この日受けることに…。
お祭りのときだけに授与される特別な御幣…ミモロは、大切に抱えます。


夜10時ごろ、無事に今年の「神賑行事」も終了。境内に並べられた椅子やテーブルのかたづけを手伝い、いよいよ神様を神輿にお迎えする「出御祭」が行われます。境内の灯りが消され、神様をお迎えする宮司さんの低い声が、静寂の中に、厳かに響き渡ります。「神様、御神輿に来られても、、今年は町を巡行できなくて、がっかりしてるかも…。でも、事情、よくわかってくださるよね~きっと…」そう、神様は、なんでも御見通し…。氏子さんたちが、一生懸命、お祭りの準備をしていたことも…だから台風も、大きな被害を出すことなく、通り過ぎてゆくのでは…。

神様をお迎えした神輿は、境内の中央で、静かに鎮座し、氏子たちを見守っていらっしゃいます。


12日は、18時から、大燈呂が町を巡行する「夜渡神事」と、瓜生石のそばで知恩院さんとの神仏合同の祭典「れいけん祭」が執り行われます。「お手伝いに行くんだ~」とミモロ。地元の方々といっしょにすることが、なにより楽しいのです。
「夜神事」では、神輿の代わりとなる「ナリカン」が、夜町を巡行します。

「12日の夜まで、台風の影響がないといいなぁ~」と、帰り道、空を仰ぎながら思うミモロでした。

*「粟田神社」の詳しい情報は、ホームページで


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