ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「新風館」に関西初出店のメガネの「GLOBE SPECS京都」。見えているようで見えてない人が多い現状。

2020-06-15 | ファッション

6月11日にリニューアルオープンした烏丸御池の「新風館」。ミモロは、そこに関西初出店したメガネの「GLOBE SPECS京都」を訪れました。


このメガネショップは、東京で大注目のお店。代表の岡田哲哉さんの審美眼で国内外から選び抜かれたメガネが揃う、待望の関西初のお店です。


ミモロの岡田さんインタビューの後、私(影の声)が実際にメガネを作ることにしました。

普段、日常生活では、メガネをしない私。必要なのは、車に乗るときの近視用メガネと本などを読むときの老眼用メガネで、それを必要に応じて使っています。
「なんかこの頃、根気がなくて、すぐに眠くなったり、疲れやすいんです」というと
「それ、視力から来てるかもしれませんね~」と岡田さん。
「え~でも、日常生活には支障はないし、たいていのものは見えるんですよ~」とさらに・・・
「う~そういう人多いんです。実際は、あんまり見えてなくて、目自体への負担になっているので、疲れやすかったり、頭痛がしたり…健康を損なう危険もあるんですよ~」と岡田さん。

「遠近両用のメガネがあると、グッと楽に過ごせると思います」とのアドバイス。

そこで店内で好みのメガネフレームを探そうとすると…・
「自分で店内を巡って、メガネフレームを見ている人は、ほとんど購入なさらないんです。うちの場合…」と意外な答え。
「欧米では、メガネショップの人に、まず自分の希望、どういう状況で掛けたいのか・・・などを伝えて、いくつかを選んでもらうんです」と。
ショップに並ぶ、多くのフレーム、また引き出しなどに入っているものなどを全部見ることはできません。そこで、経験豊かなスタッフの方に、数点の候補を選んでもらうことがおすすめ。

「レンズによって、使えるフレームと使えないフレームもありますからね~」と、私の装いや顔つき、雰囲気などを考慮し、岡田さんは店内を動き回り、数本のフレームを選んでくださいました。

なるほど、私好みのフレームです。それらを実際に掛けてみて、鏡で顔との相性をチェック。
その中で選んだのは、フレームの端がちょっと上を向いたもの。

「なんか顔全体がアップした感じがしますね~」と、フレームで変わる顔つきにビックリ。
「でも、端が上を向いていると、イジワルそうに見えませんかね~」と、初めてのフレームに不安も…
「ファッション感覚の高いものですから、あなたの雰囲気にピッタリだと思いますよ」と岡田さんの言葉に思わずニッコリ。
このフレームは、きっと私が店内を回っていろいろフレームを試しても、きっと手にしなかったものだと思われます。

フレーム選びは、どうしても自分の既成概念に囚われて、同じような無難なものを選びがち…でも、メガネは、オシャレを楽しむ欧米人にとって、個性の表現のひとつ。もっと楽しんだほうがいいんだと、実感しました。

そこでフレーム選びでおすすめは、経験豊かで、しっかりとした審美眼をもったスタッフのいるお店に行き、そのスタッフにまずは、選んでもらうこと。
もちろん、いろいろなメーカーのフレームがあり、それぞれのショップのフレーム選びの個性があるので、「ここのフレームいいかも…」と思ったお店に行くことがまず第一ですが…。

「うちにいらっしゃるお客様は、店に入るなり、椅子に座って、選んでください・・・という方が多いんですよ」と岡田さん。

さて、フレームを決めたら、次は検眼です。
眼科医の診断書などを持参することも可能ですが、お店でしっかり検眼してもらうことが大切。

壁にかかるのは、アメリカで取得したオプティシャン(眼鏡士)の認定書が・・「これは息子のですけど…僕のは東京に・・・」

「アメリカでは、オプティシャンは、医師と同じように厳しい資格基準があるんです。それだけ視力に関し高い意識があるということです」と岡田さん。
日本のメガネショップには、必ず認定眼鏡士(民間資格)がいて、検眼を行います。
「GLOBE SPECS]の各店舗では、アメリカで認定されたオプティシャンが、お客様に対応。「うちの基準は、かなり高いので、最低3年以上研修が必要ですね」と。

店の一角にある検眼室で、時間をかけて丁寧な検眼が行われます。
 

「かなり乱視がきついですね~。きちんとしたメガネをかければ、世の中の見え方変わりますよ~。今、見えてると思っているのは、本当はあんまり見えてない状態なんです。その自覚のない人が多いんです。視力にあったメガネをかければ、グッと生活が楽になるはずです」と岡田さんの言葉に「え~そんなんですね~」と動揺が隠し切れない私です。


検眼に基づいて、さまざまなレンズを試し、合ったレンズを選んでいただきました。


メガネ選びのポイント2は、
時間のゆとりをもって、信頼の置ける高い技術のオプティシャンのいる店で、納得がいくまで、よく見えるレンズを合わせること

今回、岡田さんにして頂いた検眼には、30分以上かかりました。メガネ注文でかかった時間は、全部で1時間ほど。かなり時間と心の余裕をもって、臨むことが大切だと知りました。

メガネを注文して完成には、1週間から10日が必要だそう。受け取りの際に、掛け心地を調整してもらうことも必要です。

「GLOBE SPECS]でのメガネづくりの予算は、平均数万円(レンズを含む)。
毎日使うメガネ、また視力を守り、快適な日常生活を過ごすためには、必要な投資なのでは…。
「そうだ~これに国からの給付金使っちゃおう…」と密かにまだ振り込まれない給付金を当てにする私です。

初めて作る遠近両用メガネ・・・どんな世界が見えるのか、今から楽しみに・・・

京都店は、岡田さんの信頼の厚い店長さんと息子さんを中心にスタッフ構成がなされています。
東京から京都住まいになった息子さんといっしょにオープンを迎えた岡田さん。
「水曜まで、京都にいます~」とのこと、岡田さんに会える機会にぜひ、訪れてはいかがでしょ。

まぁ、日常生活には支障がないし・・メガネかけるのめんどくさい…そう思っていた私です。でも、ここ数年、めっきり読書をする時間が減少。すぐに眠くなってしまうのは、本当は、視力の衰えが原因なのかも。目が疲れるから、だるさを感じやすくなってしまうのでしょう。

見えていても、知らず知らずに体全体に負担をかけることに…自分の状態にマッチしたメガネは、これからも生活をより快適にしてくれそう。

「では、また、メガネできたら来ます~」と、ずっと私のメガネづくりに付き合っていたミモロは、手をふって、お店から次のお店へ


*「クローブスペックス京都」の詳しい情報はホームページで

現在、「新風館」は、コロナウィルスのために、時間制入館人数制限を行っています。まず、入館時間枠にエントリーすることを…。
この時は、「GLOBE SPECS]の前には、入店待ちの人が数人いました。また、マスク着用、アルコール消毒、検温、さらにここでは、ビニールの手袋の着用が求められます。

マスク着用でメガネを選ぶのは、なかなか大変ですが、鏡の見る時だけ、マスクを外しました。



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