ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

10日まで五条坂で開催。「五条坂陶器まつり」。お気に入りの器に出会える楽しみが・・・

2019-08-09 | イベント

今年も京都五条坂の両側に、陶器を扱うテントが並ぶ「五条坂陶器まつり」。「昼間は暑いけど、きっと夜は大丈夫…行こうね」とミモロは、夜19時すぎに五条坂を訪れました。まずは、五条坂の南側を歩きます。
「今年もいろいろある~」

ミモロは、次々に陶器がならぶテントを覗いてゆきます。「なんか素敵なものないかなぁ~」

「あ、これカワイイ~」と足を止めたのは、お花が一面に描かれたお皿です。

お花の輪郭は、ちょっと立体的になっていて、「お花畑のお皿みたい~」と興味津々のミモロです。

そのお花を使ったイヤリングやリングなどアクセサリーもありました。

これを作ったのは、京都府乙訓郡大山崎に[このは陶房」を構える佐藤健太さん。

「花が好きなんで~」と。陶芸は、高校時代から本格的に勉強し、大学でも陶芸学科を卒業。その後もアート感覚あふれる作品づくりをしています。
「葉っぱの模様のお皿もある~」

贈り物にしたら、喜ばれそうな品々です。

「あ、こんばんは~」と、今年もお目にかかったのは、滋賀県の大津に工房を構える木村年克さん。
 
まるで金属のような雰囲気漂う作品が並びます。「なんか前より作品バージョンアップしてるみたい~」とミモロ。
「いろいろある~」

次々にお客様が訪れて、作品を見てゆきます。「この作品は、作風が違う~いろいろあるんだ~」と思うミモロです。
 

キョロキョロとしながら歩くミモロ。


「あ、このカップ素敵~」とまた足を止めます。

「はい、どうぞみてください~」というのは、愛知県常滑で明治創業の窯元「石水窯」の四代目の稲葉安信さん。
「あ、どうも~」とミモロ。

常滑は、日本屈指の陶芸の町。さまざまな日常の器をはじめ、タイルや植木鉢、陶管など、あらゆる種類の品々を生産する大きな陶芸の町なのです。急須や茶器も有名で、「石水窯」も急須を得意とする窯。急須は、陶芸の食器の中でも、注ぐという機能をもっており、器より複雑で難しい技が必要です。そのため陶芸家を名乗る人でも、急須を作らない人も多いのです。

「この急須素敵~」とミモロ。
ひとりでお茶を楽しむサイズの急須で、土の色合いとフォルムがモダン。

「注いでも垂れないんですよ~」と、稲葉さん。このモダンな雰囲気のカップと急須は、電気窯で焼いたもの。

ここに並ぶほかの作品は、昔ながらの薪窯で三日三晩付き添って焼いたもの。釉薬と火が作りだす肌合いが魅力的です。
 

「常滑って行ったことないんです。一度行ってみたいって思ってます」とミモロ。「そう、ぜひいらしてください~」と。
*「石水窯」愛知県常滑市千代91-7  0569-35-5491
実は、私、以前、陶器の取材で、瀬戸、信楽、多治見、萩、備前、九谷、益子、有田、唐津、小鹿田などを訪れたのですが、常滑に行った記憶がありません。最近、訪れた「タイルギャラリー京都」でも常滑のタイルがあり、興味惹かれる町のひとつです。

「五条坂陶器まつり」には、全国の陶芸家さんも多数出店しています。

もちろん地元京都の陶器店も、この期間は、特別価格で品々を販売。
「お得なもの見つけるチャンスなんだ~」とミモロ。

「五条坂陶器まつり」は、8月10日までの午前中9時頃から夜10時に開催。400店を超える店が連なります。 


行くなら、猛暑のため、夕暮れ時から夜がおすすめ。
「でも出店するお店の人、昼間大変だよね~」と、思うミモロです。


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