ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「下鴨神社」の「みたらし祭」。30日まで。罪や穢れをみたらし池でお清め。朝がおすすめ

2017-07-28 | 祭事・神事・風習

「今日は、早起きして「下鴨神社」に行くんだ~」と、いつもは7時ごろまで寝ているミモロは、なんと5時半に起床。いつものお出かけのスタイルに整えて、自転車で向かいます。

人影もまだまばらな境内。
7月22日から30日の、朝5時半から夜9時まで「みたらし祭」足つけ神事が、みたらし池で行われています。みたらし池は、5月の「葵祭」の折、斎王代が身を浄める場所。普段は、入ることができない池ですが、この期間だけ、足をつけて、池の中を歩けるのです。

特設の受付で靴を脱いで、池の中に入ります。そのとき、お祓いの小さなロウソク(300円)を求めます。
「ここ入るんだよね~ちょっと冷たそう~」
まだ6時。池の水は、人がほとんど入っていないので、冷たいのです。

ひざ近くまでの水深。ミモロは、足が立たない深さなので、抱っこで進みます。
水深が浅そうなところで、ちょこっと足と手を水で清めます。

「ロウソクお備えしなくちゃ~」
 
池の傍らにある「井上社(御手洗社)」に池から参拝。池の水は、この社の下から湧き出ています。


参拝を終えて、池から上るミモロ。
ここで靴を履きます。
「ちょっと冷たかったけど、気持ちよかった~。なんか清められた感じ~」とミモロ。
朝の9時以降は、次々に参拝者が訪れ、湧水といえども、人の足の温度で、なんとなく水が温く感じます。「できれば朝がおすすめだよね~」とミモロ。でも夜は夜で、雰囲気があり、多少混雑しますが、おすすめです。

水から上がったら、ご神水をいただきます。
 
「どうぞ、お水を…」「はい、頂戴します」と志を納め、器を手に…
「双葉葵の器だ~」
喉が渇いていたミモロは、ゴクゴクと…。「なんか円やかな気がする~」と。

足つけ神事では、木のお札に名前を書いて、健康・長寿を祈願できます。
 

さらに、「鴨の神石」が祀られていて、ここでは子供のかんの虫を治めるご利益が…。
 
ミモロは、かんの虫とは無縁ですが、一応お願いを…。
そばにある小石をお守りにいただくこともできます。「1年たったら、またここに納めるんだよね~」
ミモロは、見るだけ…。

「ほら、斎王代」
ミモロ憧れの斎王代になりました。

参拝を終えたミモロは、糺の森を進みます。


流鏑馬などの神事が行われる馬場道に、真新しい社が…「あれ?これなんだろ?」
 
社のそばには、「第一蹴の地」の石碑。なんでも明治43年に第三高等学校と慶応義塾大学の間で、日本で初めてここ「糺の森」でラグビーの練習を行われたのだそう。それを記念する石碑です。

その横の社は、末社の「雑太社」(ざわたしゃ)で、なんでも、元は鴨社神館御所内の雑太という地に御所の鎮祭社として祀られたいたそう。

ご祭神は、「神魂命(かんたまのみこと)」で、そのお名前の「タマ」の部分が「球」に通じるとして、この前で、初のラグビーの練習が行われたと、そばの解説板に…。
「ほかにグランドなかったのかなぁ~。今は、ここは、ボール遊び禁止なのに~」と。

「なんでわざわざ慶應義塾の学生、京都までラグビーの練習に来たんだろ?そっちの方が気になる~」とミモロ。それに関しては、よくわかりません。

ここの絵馬は、ラグビーボールの形。
日本のラグビーの発展を祈る人たちが、絵馬を奉納していました。

「う~いい気持~」と久しぶりの朝のお散歩。
糺の森の清らかな空気を思い切り吸いこむミモロでした。







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