ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

無添加の美味しい全国の名物コロッケを製造する「合同食品株式会社」の工場見学へ①。

2023-12-28 | 大阪

今年最後の特集リポートは、コロッケの製造を手掛ける大阪にある「合同食品株式会社」です。

1983年にコロッケ工場を操業を開始し、現在3代目の和田友宏社長が、新たなコロッケの可能性を大きく広げているのです。

お友達に誘われて訪れた工場は、名神高速道路の豊中ICのすぐそばにあります。


コロッケ大好きのミモロは、工場見学の日をずっと待ち望み、ついにその日を迎えました。
「きっとコロッケたくさん食べらるのかな?」と想像しながら、まずは、事務所でワクワクしながら、工場に入るのを待つことに…


工場見学の時間がやってきました。「工場見学の準備しよう~」と、ミモロは、持参した白衣、帽子、マスクを装着。

工場見学は、他にも何度か行ったことがあるミモロ。準備は完璧???

でも…「あの~申し訳ないんですが、ミモロちゃんは、そのままでは、工場に入れないんです」と会社の方。
「え~このカッコでもダメなの~」と、愕然とするミモロです。

というのは、衛生管理を万全にしている食品工場。全身毛におおわれているミモロは、白衣や帽子でも覆いきれません。
(本当の理由は、ぬいぐるみは、そのままでは、どんなに消毒していても工場内に持ち込めません)

「でも~」と、ここまで来て工場に入れないと知り、あまりのショックに涙ぐむミモロ。
そんな様子を見て、「これから大丈夫でしょう~」と、会社の方が考えてくださったのは、ビニール袋で密閉すること。


すっぽりとビニール袋を被されて、口の部分をしっかり結びます。

「はい、これなら大丈夫でしょう~また、これからいろいろ消毒しますから…」と会社の方の素晴らしいアイディアで、なんとか特別に工場に入れて頂けることになったミモロです。

「では、工場に行きましょね~」と、案内をしてくださる会社のスタッフの後をついてゆくビニール袋のミモロ。

多少、苦しい姿でも、我慢しましょう…。

見学者をはじめ、会社の方々も、白衣とヘッドキャップやマスクを着け、靴を履き替え、手をよく洗ったり、毎回、工場に入る準備を丁寧に行います。


さらに、接着テープで、白衣などのチリを丁寧に除去します。
ミモロは、お友達の背中などに接着テープを転がします。

「はい、次はミモロちゃんの番…」

「あれ~ビニール袋にテープがくっついちゃう…」

さらにエアを全身に浴びます。


「はい、これでOKです」と、この日、工場を案内してくださる方。


もちろん撮影できるかと心配するほど、カメラもしっかり消毒。なんとか工場内に持ち込むものへの厳しい衛生管理を通り、撮影にこぎつけました。

さぁ、工場に入りましょう。


「あ、揚げたてのコロッケだ~」と、ミモロ憧れの景色が…

「いい香りがするんだろうなぁ~」と、ビニール袋のミモロは、鼻をピクピクさせますが、その香ばしい匂いは、届きません。

さて、工場見学をする前に、まずは、「合同食品株式会社」のコロッケのお話を…。

コロッケの専門メーカーである「合同食品株式会社」は、そもそも大手食品メーカーの専属のコロッケ工場として操業をスタートしました。2002年に、現在の和田社長が事業を引き継ぎ、新たなコロッケづくりに着手することに。

和田社長が、目指すのは、子供から大人まで、幅広い年齢層に愛される無添加コロッケです。

実は、従来の加工食品のコロッケには、さまざまな食品添加物が使用されていました。そこで、化学調味料などを使わない自然の風味が味わえるコロッケを目指すことに。

使用する材料は、すべて国内産のもの。
自然農法や有機栽培する契約農家のジャガイモをメインに、味付けの塩や醤油なども国内産の材料を使用し丁寧に製造されたもの。無添加にこだわったパン粉など…
シンプルなコロッケだけに、その材料と作り方で味に違いが生まれると共に、なにより誰もが安心して食べられるコロッケです。

「合同食品株式会社」のコロッケは、自社開発のオリジナルコロッケだけなく、顧客のレシピに沿って製造するOEM、また、製品開発から請け負うODMです。

そのため、知らず知らず食べている美味しいコロッケが、ここの製品である…ということも。
現在、全国47都道府県、合計1200種類の地場食材で作ったご当地コロッケなどを開発、製造しているのです。

スーパーの総菜売り場、肉屋さん、飲食店、高速道路のICのグルメショップやレストランなどでも、実は、ここのコロッケが使われているケースも多いそう。

「確かに、コロッケって作るの手間がかかるよね~」とミモロ。
「きっとファミレスなんかの美味しいコロッケもここの製品かも…」

OEMでの注文も、ここは、小ロットの製造が可能。最小ロットは、約2000個だそう。
「え~結構多いんじゃない?」とミモロ。あのね~一人で食べると思うからでしょ!!
家族で買いに来る人なら、1度に5個買ったとして、400名。冷凍されているので、大抵、1週間以内で売り切れる数です。

全国の地場産品を使ったコロッケ開発も評判が高く、例えば、東北の「米沢牛コロッケ」「ウニコロッケ」、関東の「しらすコロッケ」「下仁田ネギコロッケ」、東海の「伊勢えびコロッケ」「お茶コロッケ」、近畿の「明石だこコロッケ」「鯛コロッケ」などなど、地域の味として、人気を呼んでいるものが多数あります。

「地元の食材を使うことで、その地域の活性化にもお役に立てたらと思っています」と和田社長。

さぁ、お話は、ひとまずこれくらいにして、明日は、工場見学をリポートしましょう。

*「合同食品株式会社」の詳しい情報はホームページで

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