7月24にの朝、「今日は、3年ぶりの山鉾巡行だね~」と興奮気味。楽しみにしていた「大船鉾」の金の龍頭が町に現れる日です。
晴天に恵まれたこの日、青空を背景に凛々しい金の龍頭が町をめぐります。
9時前に、新町御池の交差点に到着したミモロ。「後祭」の山鉾巡行は、9時半から始まります。
ミモロが到着したとき、「あ、北観音山だ~」狭い新町通から「北観音山」の姿が…
新町通に「北観音山」「南観音山」そして「大船鉾」は会所があり、そこを出発して、御池通、河原町通、四条通を経て、再び新町通の会所に戻るのが、後祭の山鉾巡行のコースです。
ビルの5階くらいまで高さがある山…無地に山鉾巡行の1回目の辻回しが終わりました。
次に姿を現したのは、「南観音山」。昨日の夜は「あばれ観音」という神事を行い、多くの人が見物したそう。
車輪が、横についている山鉾は、方向転換は、ひき手の綱が頼りです。
山鉾の先端に立つ音頭取りさんの掛け声で、ひき手は、一気に綱を引いて、山鉾の方向を変えるのです。
「次は、大船鉾かな?」と、ミモロが今年もご奉仕した鉾が現れるはず…
でも、今年は、その前に、196年ぶりに山鉾巡行に復興した「鷹山」が現れました。
その姿に、いっそう大きな拍手が見物人から沸き起こります。
白木の初々しい「鷹山」。この姿をいかに多くの人が待ち望んでいたか…この日の感激はひとしおのことでしょう。
後ろに下がる懸装品には、凛々しい鷹の姿…そして山の松の木には、キジが止まっています。
初めての大きな通りでの辻回し…見物人が心配そうに見守ります。
多少時間はかかったものの、無事に辻回しを終えると、周囲から拍手が…
そんな姿をじっと見守っていたのが、新町通に姿を現した「大船鉾」の金の龍頭。
「鷹山」は、後祭りのしんがりを務める「大船鉾」の前を常に進む山で、その順番は変わりません。
「大船鉾」自体、8年前に山鉾巡行に復興した、復興先輩鉾。久しぶりの巡行への緊張感や感激は、その当時が蘇るもの。
「さぁ、動くよ~」
ミモロの前を勢いよく御池通に船出した「大船鉾」。
その姿を誇らしく見守るミモロです。
「う?何か始まった~」と後ろに車の気配。新町通を振り返ると、そこには作業車がいつの間に…
山鉾が通った直後、そこの信号機をもとの状態に戻し、点灯確認などが行われていました。
もうここの場所を山鉾は来年まで通りません。
「わ~かっこいい!」とビルの立ち並ぶ御池通に現れた船…
囃子方の鐘や笛などが響きます。
「辻回し終わっちゃった~」。辻回しが終わると、速度を上げて、くじ改めが行われる市役所へ向かいます。
「直線進むの、結構速いんだよね~」人力で動く山鉾ですが、そのスピードはなかなかのもの。
「山鉾スピードレースしたら、どこが一番速いのかな?」と不謹慎なことを想像するミモロですが…確かにちょっと興味あります。
「あ、ミモロちゃんもここで見てたのね~」と、いつもミモロのブログを読んでくれるファンの方。すでにミモロとは顔なじみです。
関東からお友達と一緒に、祇園祭にやって来たそう。「やっぱり見られて感激しました」と。
ミモロは、新町通から、市役所のある河原町通方向へ進みます。
くじ改めの順番待ち状態の「大船鉾」、ここで記念撮影が…
「大船鉾」で一緒にご奉仕したお友達の姿も…
「がんばってね~」と声援を送るミモロ。
「大船鉾」をはじめ、後祭りの11基の山鉾は、3年ぶりの巡行に勢いよく進んでいきました。
今年、11基になった巡行…「橋弁慶山」を先頭に京都の中心部を進みます。
「わ~もう11時半になってる~」と、いつもより進む予定時間は遅れがち…久しぶりの「鷹山」の巡行を、他の山鉾もサポートしている様子が伺えます。みんなで守る伝統の祭り…「京都だよね~」としみじみ思うミモロでした。
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