「もう桜終わっちゃったね～」と、この春の京都の桜は、先週末でフィナーレを迎えました。「今年、結構長く、しかも見事な桜だったね～」と、本当に、いろいろなところに出かけたミモロ。「ふ～結構毎日大変だった～でも、見逃しちゃったところもたくさんある～」と、やや後悔も残っているよう。
今年、東京から来たお友達を案内して3回も行ったのが、東山山頂、将軍塚のある「青蓮院 青龍殿」です。
お寺の説明は、以前したので、今回は桜のリポートだけに…。
ミモロが、ここに東京から来たお友達を案内する理由は、
「京都の町が一望できるので、東京のお友達が感激するから…」
昼もライトアップされた夜も、山に張り出した大舞台に来ると、だれもが「すご～い！」と感激の声を上げるのです。
「そう、桜の時期じゃなくても、みんな感激するよね～」とミモロ。
京都の町を一望し、「あれが京都御所…あっちが南禅寺…鴨川もわかるでしょ」と、説明するミモロです。
「へぇ～そうなんだ～」と、ただただ感激するお友達の様子を見るのがミモロの楽しみでもあるのでした。
また、「ここは車があると、東山三条から15分足らずで行けるの～」と、意外と交通の便の良さも魅力なのです。
曲がりくねった山道走行ですが、大型バスも来ないので、たいていスムーズに上がれます。特別拝観の時などは、山のふもとの「青蓮院」からシャトルバスも運行されていたことがありますが、今は、自家用車でない人は、タクシーか徒歩、根性で自転車以外、ここには来られません。「駐車場は、将軍塚の公共駐車場があるから安心…」
「団体ツアーの人がいないから、割と空いてるし、静かだよね～」と。桜の満開の時期でも、それほど観光客で混雑していないのです。
この広い舞台の上で、ウエディングドレスやほかの奇抜なコスチューム撮影をしようとした人たちは、入口でお寺の人に止められていました。
「撮影したい気持ちわかるけど、撮影には許可がいるんだって…」
さて、1時間くらいしか時間に余裕がなかったお友達を、ミモロは車に乗せてやってきました。
「わ～桜いっぱい～」
近年整備された日本庭園をはじめ、境内には桜が多く、なかなか見ごたえがあります。
ここの楽しみは、桜をいろいろな高さから眺められること…。展望台にのぼれば、眼下に桜が広がります。
小さなミモロもここなら目の高さで桜が観賞できるのでした。
山を彩る桜の景色は、のびやか…「町の景色も眺められるのがいいよね～。ね、すごいでしょ…」と自慢げにお友達に…。
「うん、すごい…こんな桜見られるなんて思わなかった～」とお友達。「そうでしょ～」と、ミモロはちょっと鼻を膨らませます。
展望台から降りて、日本庭園を歩きます。
「あ、もう散った桜もあるんだ～」と水場には、花びらがたまっています。
「ここもなかなか素敵な景色…」
ヤマザクラ、枝垂桜、ソメイヨシノなどいろいろな桜が見られる庭園です。
もちろん、本堂の青不動様にも参拝しました。
「ミモロちゃん、ありがとう。ここに連れて来てくれて～。ホント感激しちゃった～。桜も、京都の町の眺めも…」とうれしそうなお友達。
ミモロも、「よかった～喜んでくれて…まぁ、ミモロも桜見たかったから…」
さて、別の日、やはり東京から来た別のお友達を案内して夜桜見物に訪れたときは…
食事を終えた後、「そうだ～夜桜見られるところある～」とミモロは、ここがライトアップの時期に夜9時までに入れば、拝観できることを知っていました。「まだ1時間ある…間に合うけど行く？」とお友達に…「うん、行けるの～」とちょっと心配そうなお友達。
京都のお寺で、夜遅くまで拝観できるところが少ないのです。
ミモロは、友達と一緒に夜の山道を車で上ります。
「わ～キレイ～」と、お寺の入口ですでに感激するお友達。「まだ、もっと感激できる場所あるよ～」とミモロは大舞台へ向かいます。
「ぎゃ～すごい～」と、歓声を上げるお友達。
京都の夜景もなかなか素敵…。
そこをひとしきり眺めた後…本堂へ参拝してから、いよいよ桜の園へ。
「うわ～うわ～」と言葉にならない声を上げるお友達。
「やっぱりここに来てよかった～」と思うミモロでした。
＊「青蓮院」の詳しい情報はホームページで。尚、青龍殿の桜のライトアップは、4月10日で終了しました。
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