晴天に恵まれた1月9日。ミモロは、朝からワクワク。「だって京都のいろんなところで、えびす祭があるんだもの…」
まず、ミモロが、出掛けたのは、ご近所の三条通沿いにある「粟田神社」です。

境内にある摂社のひとつ「出世恵比寿神社」で、1月9日から11日の3日間、出世えびす祭が行われます。

本殿のそばにある小さなお社です。

ここにお祀りされている恵比寿様は、日本最古の寄木造りの恵比寿神像と言われ、普段は、お目に掛れませんが、この3日間は、直接、お姿を拝むことができます。

「奥にいらっしゃるのが恵比寿様…どうぞミモロのお家が栄えますように…」とお願いします。
伝教大師の作と伝えられる恵比寿神像は、大きく口を開けて笑ったお顔、手には大きな鯛と釣竿を持っています。
よくイラストなどで見る恵比寿様よりスリムな引き締まった体つき。今、鯛を釣りあげた逞しい感じです。
もともとの恵比寿神社の創建年代は、不詳ですが、義経が牛若丸だった頃、源氏の再興を祈願した恵比寿神で、出世、門出恵比寿として崇められています。
もちろん、家運隆盛、商売繁盛にご利益が。
えびす祭の期間中、境内には、福徳の笹や稲穂、熊手が並びます。


「わーおめでたい感じ…どれにしようかな?」と笹に付けるお飾りなどを楽しそうに見るミモロ。


「なにか、お気に入りは見つかりましたか…」と巫女さん姿の方。

ミモロは、小さな鯛の根付けが気に入ったよう。
これにするの?

さっそくミモロは、鯛を吊るします。

「歩くと、鈴がなっていい感じ…」。ネコに鈴…まぁ、ぴったりな組み合わせですが…。
「ミモロちゃん、よくご参拝されました。もう甘酒飲みましたか?」と、声を掛けてくださったのは、佐々貴宮司さん

「いつもお世話になってまーす。今日もお参りに来ましたー」と、まずはご挨拶を。「え?甘酒…」テントには、甘酒接待の紙が。

氏子の方が、大きなお鍋から、アツアツの甘酒をよそってくださいました。

フウフウフウと息を吹きかけて、冷ますミモロ。やはり猫舌ですから…。

「生姜をたっぷり入れると、いっそう美味しいんだよねー。体も温まるし…」

「明日も、甘酒飲みに来ちゃおうかな…」3日間、参拝客に振舞われる甘酒です。
すっかり甘酒で体が温まったミモロは、他の恵比寿祭へと、粟田神社を後にしました。

その途中、地下鉄東西線の出口のそばの広報板の前に立ち止まります。

「これ、ミモロだよー」と。
実は、粟田神社では、1月14日に「新春もちつき・書初め大会」が催されます。そのポスターのモデルにミモロは、大抜擢され、町内の各所で、その姿を見ることができます。

当日は、ミモロも参加。ぜひミモロに会いに来てください。詳しい情報は、また近々…。
*「粟田神社」の詳しい情報は、ホームページで

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