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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

会期延長[チェコ・デザイン100年の旅」「京都国立近代美術館」にて7月5日まで

2020-06-27 | アート

コロナウイルスの感染予防で、美術館や博物館などでの企画展のスケジュールが影響を受けた京都。
3月の初めから5月10日の会期を予定していた、岡崎の「京都国立近代美術館」での「チェコ・デザイン100年の旅」は、7月5日までに会期が延長されました。


「よかった~見たかったんだ~」と、ミモロは、お友達といっしょに向かいました。


現在、9:30~17:00の開館時間は、週末だけ、1時間延長されます。
混雑時には、整理券を配布、それがなくなり次第終了になるそう。
入館時は、体温チェックとアルコール消毒が行われ、マスク着用も必要です。

平日に訪れたミモロ「あれ~結構空いてる~」


さて、この企画展は、20世紀、世界を魅了する数々のデザインを生み出したチェコの100年の歴史を振り返るもの。会場には、家具、プロダクツ、ポスター、おもちゃなど「チェコ国立プラハ工芸美術館」所蔵の作品を中心に約250点の作品が展示されています。

現代のデザインにも大きな影響をもたらした芸術家やデザイナーたちの作品は、懐かしくもあり、また今も新鮮さを失わないパワーを持っています。
戦争やソ連の占領など、さまざまな厳しい状況に置かれたチェコ。その中で、デザイナーやアーティストは、翻弄されつつも、美しさへの情熱と、それぞれの個性を失うことはありません。

「ミモロ、このデザイン好きだなぁ~」と、展示作品を興味深く見てゆきます。

会場内は、撮影禁止ですが、出口のところに撮影スポットが…
そこには、1920年代から1960年代のおもちゃの写真があり、そこで撮影できるのです。
 
さっそくミモロも記念撮影・・・得意のマネっこで・・・
 

「わ~ネコもいる~」と、仲間に入れてもらいます。


美術館からは、まさに絵葉書のような景色が見えます。


平日であるためか、岡崎エリアには、思ったより観光客の姿はありません。まだ団体ツアーバスも見られない京都です。

「京都国立近代美術館」は、予約なしで入館できますので、ぜひ、会期中に見て欲しい企画展です。
*「京都国立近代美術館」の詳しい情報はホームページで

「素敵なものたくさん見られたね~。お腹空いちゃった~」と美術館を出たミモロ。


そこで近くの白川沿いのレストラン「オ・タン・ベルジュ」へ行くことに。
お店の扉や窓を開け放ち、換気も抜群。まるでテラス席にいるよう・・・


3種類のランチメニュー(1850円)から、鯛のポアレを選んだミモロ。


セットの飲み物は、オレンジアイスティーを・・・
「ふ~美味しい~暑いから、喉かわいちゃた~」ズズーとストローで勢いよく飲むミモロ。


コーンポタージュスープ、そしてメインのプレートには、サラダとキッシュものっています。
 

久しぶりに会ったお友達・・・「やっぱり一緒にお食事するのいいねぇ~」と、当たり前のことが、とてもうれしいこの頃です。

*「オ・タン・ベルジュ」の詳しい情報はホームページで



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水彩と鉛筆画の画家、吉田賢二さんの個展。吉田山の麓「カルチャーガーデン吉田の森」で7月4日まで開催

2020-06-23 | アート

京都では、6月19日の移動制限解除およびイベントなどの開催制限の緩和などにより、さまざまなイベントが一斉に始まりました。
ミモロは、吉田山の麓にある「カルチャーガーデン吉田の森」で7月4日まで開催される、水彩と鉛筆画の画家である𠮷田賢二さんの個展に出かけました。
  
今回のテーマは、「SCREEN LEGEND」。会場には、映画で活躍した国内外の俳優さんの鉛筆画のポートレートが多数展示されています。
 
ちょっと懐かしい映画スターたち・・・「あ、オードリーヘップバーン、緒形拳・・・あれ、志村けんのもある~」ミモロも知っている顔ばかりです。

画家である𠮷田さんは、このギャラリーの主催者の鈴木マサホさんのお友達。なんでも同志社大学の先輩と後輩なのだそう。

𠮷田さんが、本格的に絵を描き始めたのは、10年ほど前、その後、さまざまな絵画展で受賞なさっています。

鉛筆画のほかに、水彩の作品も今回、多数展示されています。
京都の風景を魅力的に描いた作品。「あ、知ってるとこいっぱいだ~」とミモロ。
 

風景画の中でも、母校である同志社大学や市内に点在する歴史的建造物を描いた作品にも、𠮷田さんの穏やかな視線が注がれています。
 

「ミモロちゃん、よかったら、そこに立って~」と𠮷田さんに言われたミモロ。「ここ?」とテーブルの上に…
「しばらく、動かないでね!」
なんと𠮷田さんが、ミモロの姿を鉛筆で描いてくださることに…

「え~ミモロがモデルなの?もっと毛並み整えてくればよかった~」と、やや緊張した表情で立つミモロです。

しばらくして、「はい、できましたよ~」う!ミモロの後ろにいた私まで…

「なかなか可愛いじゃないの~」とそばにいらした鈴木さん。
「よく前にテディベア、描いたんですよ~」と𠮷田さん。どうもミモロのことをクマと思っていらしたよう。
「あの~ミモロ、ネコなんですけど~」と遠慮がちに…「え?!そうだったんだ~」と𠮷田さん。
クマと思われていたミモロの耳は、幾分丸く描かれています。「いいの~かわいいから…」と、描いていただいた作品が気に入っているミモロなのでした。

「ミモロも、俳優さんたちと同じだ~」と、ポートレートを見てうれしそう。


「お願いすれば、描いてもらえるの?」と伺うと、「時間があれば…」とのお返事でした。

𠮷田さんのあたたかさが伝わる作品。


京都各所では、さまざまな展示会や個展も開催され始めました。

*「カルチャーガーデン吉田の森」京都市左京区吉田中大路町17の1 鈴木文化会館1階 075-761-5537
𠮷田賢二さんの個展は、7月4日まで、11時頃から夕方ごろまで開催されています。


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染めと写真の文化交流展。3月29日まで「京都市美術館別館」で開催中

2020-03-26 | アート

3月24日、ミモロはFBで、お友達の友禅作家の黒田庄七郎先生と染色家の気谷麻由子さんが、作品展をやっていることを知りました。「行ってみよう~」と、自転車で岡崎エリアに向かいました。
「なんにも止まってない~」と、「平安神宮」のそばの駐車場。そこは、2月まで、たくさんの団体バスが駐車している場所です。

京都では、今、ほとんど団体バスを見ることがありません。「平安神宮」の隣りにある「十二十二(トニトニ)」という京都のお土産などを売っているショップも、お客様よりスタッフの方が人数は多そう。2階の免税店も閉店しているようです。

桜がまだあまり咲いていない琵琶湖疏水のある岡崎エリアは、京都の観光地でも、ガクッと観光客が激減したエリアです。
「そうだよね~美術館や図書館もお休みなんだもの~」と、確かに訪れる場所が少なくなっているのです。

岡崎公園でも、イベントはすべて開催中止。「桜が咲いたら、きっと人が戻ってくるね~」と思うミモロです。
琵琶湖疏水の観光船「十石舟」の運行も始まっています。

さて、そんなガラガラな岡崎エリアにある「京都市美術館別館」もなんかひっそりしています。
 
「ここで展示会やってるはずなんだけど~」と、ちょっと心配になりながら中へと進みます。

「あ、ミモロちゃん、来てくれたんだ~」と、受付に座っていらっしゃるのは、友禅作家の黒田庄七郎先生と染色家の気谷麻由子さん。昨年、ミモロの振袖と訪問着を作ってくださった作家さんです。
 

「どうぞ~ゆっくり見てね~」と気谷さん。この展示会は、「第10回染めと写真の文化交流展2020」~「写楽彩」光と水の交わる所~というもの。主催は、日本国際写真連盟「京都国際写真集団」と染色作家グループ「伽羅」で、その会員の方々の渾身の作品が披露されています。

独特な色使いと斬新なデザインがひときわ目を引くのは、黒田庄七郎さんの作品。「すごいね~」とミモロ。
 

「あ、気谷さんの作品もある~」と。今回、初出展なさったそう。
 

また、入口に飾られた艶やかな作品は、友禅作家の三浦先生「すごい~迫力ある作品~」とミモロ。
 
友禅などのお話を伺うことができました。
どの作品も力作ぞろいで、見ごたえも十分。「でも、来てる人少ないね~もったいないね~素敵な作品ばかりなのに~」と思わずミモロ。「そうね~でも、開催するかどうかも、いろいろ検討したし、やることになっても、ご招待状出せなくて…」と気谷さん。
なんでも毎回来て下さる方は、ご高齢の方が多いそう。それで今回は、招待状を控えていたそう。

広い展示室の壁面には、写真が展示されています。
 

その写真集団のまとめ役のおひとりの藤井さん。大きなモノクロの写真で、その大きさは、畳1畳分も。

亀岡のひまわり畑をフィルムで撮影した作品。デジタルカメラが普及する現在も、作品は、フィルムを使い、ほとんどご自分で現像するそうです。写真の話でも、盛り上がったミモロです。

3月29日まで「京都市美術館別館」1階で、9時から17時の開催です。

コロナの影響が、京都のさまざまなイベント、展示会を中止に追い込んでいる今。ミモロは、「八坂神社」に143年ぶりに夏以外に設置された厄払いの「茅の輪」をくぐり、コロナ終息を祈願しました。
 
「東京オリンピックも延期になっちゃったし~。世界中で、まだまだたくさんの人が感染してる~。怖いね~。早くコロナが終息しましように~」と、祈るミモロです。

祇園白川の桜のライトアップは、再び中止になりました。
今週末は、外出自粛が求められます。

「お出かけしちゃいけないの?」とミモロ。そうね、十分気を付けて・・・自転車か歩いて行けるとこにしましょうね。
「お花見、近所で、すればいいね~」というミモロです。どうぞ、みなさま、くれぐれもお気をつけて・・・


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京都へ!
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大阪で開催中の美術館では見られない社長室の絵画展。15日まで開催。「コーポレート・アート・コレクション」展

2020-02-08 | アート

「ミモロ、大阪に来ました~」。そう、この日ミモロは、「関西経済同友会」が主催する「第2回 コーポレート・アート・コレクション」展に来ています。

「京都から、大阪って、結構近いの~」と、京阪電車などを乗り継いで1時間余り。「阿波座駅」からトコトコ歩いて、会場である「大阪府立江之子島文化芸術創造センター」(enoco)に到着です。

関西をベースにの日本経済をけん引する企業が加盟する「関西経済同友会」。そのメンバー企業が協力して、大阪の文化芸術を促進するために企画された絵画展で、日ごろ、その企業の人でも、めったに見ることができない社長室や貴賓室に飾られる絵画を集めた珍しい展覧会なのです。


有名な作家の作品が、すぐ近くで見られるのも魅力。「こういう絵画って、美術館でも見られないんだって~」

ミモロは、次々に作品を鑑賞します。
「あ、キレイな女の人~」と見つめたのは、「大日本除虫菊株式会社」の所蔵「鶏冠印ノミとり粉ロシア語圏向けポスター」。「アートコーポレーション」所蔵の「マリー・ローランサン マンドリンを持った二人の若い娘と子犬」
 
「え~あんなキレイな人にノミが付いたの?ネコだって、ノミいないよ~」と不思議がるミモロ。戦前の日本は、まだノミがいたんでしょう。

また、「損害保険ジャパン日本興亜」所有の「東郷青児 旧い街」や「京阪ホールディングス」所蔵の「早川良雄 「女の顔」シリーズの原画」なども。
 

「ミモロちゃん、こっちの絵、仲間じゃないですか?」と言われたのは、「丸一鋼管」所蔵の「山口華楊 虎」の大きな絵。
「確かにネコ科の仲間だけど…」
この虎の絵のそばには、まるで虎から逃げるように、シマウマとダチョウの絵が飾られていました。
「きゃーみんな逃げてる~」とミモロもいっしょに逃げる姿に。


「こっちには、万博関係の作品が集められているんですよ~」
 
そこには、1970年の大阪万博の太陽の塔をはじめ、岡本太郎の構想を示すものが展示されています。

その中には、縄文土器も。その脇の解説には、作者不詳の文字が・・・。「確かに、約4500年前の作品だから、作者不詳だよね~」と納得のミモロ。
 

今回、ミモロにいろいろ作品のことを教えてくださったのは、「関西・大阪21世紀協会」の学芸員の大島さん。
 

「今回の展示期間中に、小学生を対象に『対話型鑑賞プログラム」というのを、京都造形芸術大学ACOPの専門スタッフの方々と共に実施したんです」と大島さん。「あの~それなんですか?」とミモロ。

「それはね、グループで作品を見ながら、その感想や気づきなどを話す鑑賞体験なんです。作品をその人なりに観察したり、ほかの人の感想を聞いたりすることで、いっそう知的好奇心や観察力を刺激する取り組みです」と。

ミモロもやってみることに…見つめるのは、アメリカの国民的画家である「アンドリュー・ワイエス アフタヌーン・フライト」という「コクヨ」所蔵の作品。

「なんか寂しそうな男の人。田舎の暮らしから、どこかに行って、新しい生活したいのかも…顔よく見えないけど、きっとイケメンだと思う…」とミモロ。
感想を述べるミモロを、やさしく見守る大島さんです。

「実は、このプログラムは、ぜひ大人の人もやりたいという希望が多く、今年は、大人のための対話型鑑賞プログラムも開催しました。そこでは、本当に積極的にいろいろな感想が述べられて楽しかったですよ~」と。

子供とは異なり、人生経験を積んだ大人は、きっと自分の経験などを通し、感じることもたくさんあるのかも…。ただ絵画を鑑賞するだけでなく、他の人と対話することで、いっそう絵画への興味がわくことでしょう。
「今度、ミモロもお友達といっしょに作品をじっくり見て、感想言いあおう~」と思うミモロです。でも、美術館でお話すると注意されるかもしれませんが…。
日本の美術館では、静かに鑑賞することがマナーのようなところがありますから・・・。そこがちょっと残念・・・

さて、約2時間にわたり、じっくり作品を鑑賞したミモロ。「なんか時間がたつの忘れちゃった~すごく楽しかったです~」と、お礼を言って会場を後に。

夜は、ギャラリーコンサートなども企画されています。また13日の18:30からは、学芸員さんによるお話などもあります。
15日までの開催なので、ぜひ急いで・・・美術館では見られない作品との出会いが楽しめます。


「あ、地下もあるんだ~」と階段を下がると、そこには、カフェスペースがありました。
 

そこでお友達とお茶しながら、ひと休み。
 

昭和13年に建てられた大阪における数少ない戦前モダニズム建築である「大阪府立江之子島文化芸術創造センター」。
「建物も大阪の文化を象徴してるんだ~」とミモロ。
 

「大阪って、いろいろあるんだね~」と、京都に住むミモロにとって、大阪は、気軽に行ける場所。
これからも、いろいろ探訪したい場所です。



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京都に遊びにきてくださ~い!!
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大阪の企業の社長室などに飾られる絵画を展示する「なにわの企業が集めた絵画の物語」展2月15日まで

2020-02-07 | アート

京都から京阪電車などを乗り継ぎ約1時間。ミモロは、大阪の「阿波座駅」に降り立ちました。向かったのは、駅から徒歩3分ほどにある「大阪府立江之子島文化芸術創造センター」(enoco)です。
 

ここでは、2月15日(土曜)まで、「関西経済同友会」が主催する「第2回コーポレート・アート・コレクション なにわの企業が集めた絵画の物語」展が開催されています。

これは、大阪などに拠点を持つ関西の企業が所蔵する絵画を集めた展覧会で、普段は、社長室や貴賓室などに飾られ、一般の「人たちが目にすることができない所蔵絵画です。大阪は、現在、新しい美術館などの建設が進み、文化都市として、より世界にアピールを推進しています。大阪の経済を支える多くの企業は、昔から国内外の芸術作品への関心を持ち、それらを所蔵し、保全などを行ってきたのです。

「いろんな作品がある~」と、会場には、44点の世界的に知られる画家たちの貴重な作品が展示されています。


「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えて下さったのは、この絵画展を運営協力なさっている「関西・大阪21世紀協会」の佐々木さんと学芸員の大島さんです。

「京都からわざわざ来てくれてありがとうございます~」と。「いいえ、あのね。京都から大阪って電車で1時間くらいで来れるでしょ。京都観光に来た人たちも、ちょっと足を延ばせば、さらにいろいろ素敵なことに出会えるって思うの~。大阪って、外国人観光客の方が楽しんでるかも~。だから、もっと日本の観光客にも、大阪の魅力をお伝えしたくて~」とミモロ。2025年に万博を控える大阪。ミモロは、「京都観光おもてなし大使」ですが、京都を拠点に、さらに大阪、奈良、滋賀などを楽しむ旅を提案したいのでした。

今回、この展覧会に作品を出展しているのは、サントリー、大林組、住友電工、日本生命、三井住友銀行、コクヨ、京阪など20社。
「美術館では、見られない絵画だよね~」と、ミモロはワクワクしながら会場を巡ります。

最初に登場したのは、ウジェーヌ=ルイ・ブータンの「南仏海岸風景」で、「三井住友銀行」所蔵のもの。

「この画家のお父さんは、船で働いていて、のちに画材商になったんですよ。彼自身も船で働いて、画家を本格的に志したのは26歳の時。自然の光を巧みに表現した作品は、当時大きな影響を与え、モネなど印象派と言われる人たちも彼の作風から生まれたといえますね~」と学芸員の大島さんの解説に耳をピクピクさせなら、聞き入るミモロです。


「社長室や貴賓室に飾られた絵画って、どうやって選ばれたんですか?」とミモロ。
 
黒田清輝の門下である「和田英作 農家の庭先」は「住友電工」所蔵

フランスでルノアールやベラスケスに影響を受けた「山下新太郎 菊」は「コクヨ」所蔵。
「う~いろいろなケースがあると思いますが、その当時の企業のトップの方々が、愛した画家の作品を求めたり、また社長室などの改装の折に、そこに会う絵画を選んだり…まぁ、いろいろですね~」と大島さん。

「さすが社長室などに飾られるだけあって、額もりっぱな気がする~」と、ミモロ。

「三井住友銀行」所蔵の「エドゥアール・マネ 夫人像」は、小さな作品ですが、趣ある木のフレームが素敵です。
「う~まぁ、絵画は、所有する人によりフレームが変わることが多いんです。作品が製作された時代のものではないことがほとんどなんですよ~」と。
「あ、そうなんだ~」と、ミモロ。でも、なぜか額縁が気になるミモロなのです。

「ジョルジュ・ルオー 手品師」(コクヨ所有)も、絵の雰囲気を強調するようなフレームです。


有名な絵画が、ここでは、とても近い位置で鑑賞できるのも魅力。


「歌川広重 名所江戸百景」の作品もあります。

「この構図がゴッホなどに大きな影響を与えたんですよ。日本の浮世絵師は、まさにグラフィックデザイナーで、その美的感覚は素晴らしいですね~。このロートレックの作品にも、日本の浮世絵の構図の影響が見られます。もちろん今見ても素晴らしいけど、当時は、本当に人々を驚かせるような斬新なものだったんです」とお話くださいました。

改めて「(・_・D フムフム」と作品に見入るミモロ。


多くの作品展が作家やテーマを企画されていますが、ここでは、さまざまな作家の作品が次々に現れます。ミモロのように絵画に深い造詣のないものでも、飽きずに楽しめるのです。

日本の経済を支える各社の社長さんたちが、どんな時に、どんな思いで、これらの絵画を眺めていたのか、ある時は、癒され、励まされていたのかも…
そんなことも想像するミモロでした。

「まだ、こっちにもありますよ~」ミモロの絵画鑑賞は、まだ続きます。

*「コーポレート・アート・コレクション」の詳しい情報は、ホームページでどうぞ


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