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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」などを務めたライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。

大人も十分に楽しめる人形劇「糸あやつり人形劇団みのむし」。毎月1回の公演を企画

2016-05-19 | アート

京都上京区の鞍馬口エリアの住宅地にある1軒のお家・・・そこが「糸あやつり人形劇団みのむし」の劇場です。
ミモロは、5月の公演「どくろ屋敷の謎 第3話 カラスマーの野望の巻」を見に来ました。

ハラハラドキドキ…そしてちょっとしんみりしてしまったミモロ。「すごく素敵な人形劇だったね~」と感激。

公演が終わると、出演していた人形たちと、劇団の方々との交流タイムがスタートしました。
まずは、あやつり人形の仕組みを見せていただきます。

生き生きと、そしてとても自然に動く人形たち。長年、あやつり人形を操作してきた劇団員の方の技が披露されました。
「すごい~。動かすの難しいそう…」
観客のみなさんも実際に操作を習います。
「ミモロちゃんもやってみますか?」「え?ホント…」
「この糸を引っ張って~わ、動いた!」
この劇団を主宰する飯室康一さんに教えていただきました。

次は、出演者との交流です。
まず、天才科学者の今出川毒郎博士にご挨拶。「こんちには、ミモロです。なんか博士かわいそうで涙が出ちゃいました」と。
外見はちょっと怖い博士ですが、ホントは優しい人…
画期的な発明である、すべてをさかさまにする「さかさま爆弾」でノーベル賞を狙う今出川毒郎博士。その「さかさま爆弾」を京都の町の支配をもくろむカラスのカラスマーに奪われてしまいます。カラスマーは京都の町をゴミで汚くして、支配しようともくろみます。すべてがさかさまになる爆弾を使うために、まずは、町をキレイに掃除して一騎に汚そうとするカラスマー。それのもくろみを知った博士は、爆弾を使う前に、町を汚して、爆発で町をキレイに保とうとします。そのため京都の町を一生懸命汚します。その様子を見た京都のおばさんにボコボコに怒られてしまう博士。一方爆弾で町を汚そうとしたカラスマーは、爆弾のために町を清掃していたので、みんなから褒められてしまうという皮肉なお話。

「博士の思いミモロよくわかりました。なんか報われなくてかわいそう…」と博士に同情して縋りつくミモロ。
「ミモロちゃん、ありがとうね~」と博士も優しくミモロを抱きます。

次に挨拶してのは、悪役カラスマーです。
悪役だけど、なんとなく憎めないキャラクターです。

このストーリーでちょっとコミカルな存在は、小学生の枡形とおる君。いつも鼻を垂らしている男の子。そして博士の孫の美少女の鞍馬クララちゃん。博士のことを理解するやさしい女の子です。
 

「あ、舞台にクララちゃんがいる…挨拶して来よう~」
博士とクララちゃんのお家のリビングルームで、クララちゃんにご挨拶。「ゆっくりしてってね~」とクララちゃんはどこかへ。
「じゃ、少しのんびりさせてもらっちゃおう…」とミモロはリビングで過ごすことに…
「このソファー座り心地よさそう…」なんとミモロにピッタリのサイズ。「こういうお家いいなぁ~」

「ちょっとテレビ見せてもらおう…」
しばらくするとテレビにかぶりつきに

この舞台装置も飯室さんと奥様の牧子さんが作られます。劇団では、脚本の執筆、声の出演なども飯室さんが手掛けます。また人形の操作は、牧子さんと、劇団員の坂東亜矢子さんが担当。


人形劇は、人間では表現できない社会風刺なども行われます。人間が語ったらストレートすぎることも、人形だから受け取る側も不思議とすんなり聞けることも…。

「ミモロちゃんもがんばってるんですね~。ミモロちゃんだからできること、これからも続けてくださいね~」と励まされました。
「はい、ミモロ、みんなにすごく可愛がってもらってます。幸せ…小さいけど、すぐに顔覚えてもらえるし…なんか悩んだら相談に来ていいですか?」「はい、いつでもどうぞ…」人形を愛する皆さん…ミモロは、とても親しみを覚えたよう。

次回の公演は、「人形劇団ココン」が「イロンナ・ココン」という人形劇を生演奏と共に上演されます。
6月18日土曜日 14時・19時の公演。料金1000円(3歳以上)要予約で。

*「糸あやつり人形劇団みのむし」の詳しい情報はホームページで



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上京区の住宅地にある、子供から大人まで楽しめる人形劇「糸あやつり人形劇団みのむし」。

2016-05-18 | アート


上京区の「上御霊神社」と「相国寺」の中間くらい…寺町通を少し西に入った住宅地に、ミモロが以前から気になるお家があります。
  
花に覆われたお家・・・前には小さな窓があってそこにはかわいい人形が並んでいます。
その前を通るたびに、ミモロは立ち止まってガラスの窓の中を覗きます。

ここは、糸あやつり人形劇団「みのむし」の本拠地であり、劇場なのです。毎月1回、人形劇を上演しています。
 
ゴールデンウイークの時期は、「怪奇短編ご当地マリオネット人形劇 ドクロ屋敷の謎 第3話 烏丸―の野望の巻」という上演時間30分の短編です。
「どんな人形劇だろ…ドクロ屋敷だって…なんかちょっとドキドキしちゃう…」と、さっそく電話で予約して出かけました。

お家の中に入ると、そこはシアターになっています。
 

入ったところには、たくさんの人形がお出迎え…
 


壁面だけでなく、天井からも、今まで上演された作品に出演した人形たちが下がります。
 

さて、この「糸あやつり人形劇団 みのむし」を主宰するのは、京都出身の飯室康一さんと奥様の牧子さん。

飯室康一さんは、東京の竹田人形座というあやつり人形の名門劇団で活躍後、1975年に尼崎で人形劇団「みのむし」を設立。実家である京都、上京区の現在の場所に、シアターをオープンしたのは、6年前のこと。以来、ここを本拠地に月1回の上演を企画しています。

人形劇は、日本では浄瑠璃や文楽など、すでにその原形は、安土桃山時代には登場し、江戸時代には広く人々の楽しみになりました。近松門左衛門の「仮名手本忠臣蔵」「曽根崎心中」など、二人の人形遣いが、1体の人形を操作してゆきます。

あやつり人形は、ヨーロッパで発達しました。「ピノキオ」もあやつり人形でした。
ほかに、棒で動かすもの、また指人形や影絵など、世界中には、様々な人形劇が昔から人々を楽しませてきたのです。

人が語りたいことを、人形が替わって語る…そこには、直接、人間が伝えられないことも人形なら可能にできる、不思議な世界があります。社会主義体制下のチェコなどは、人形劇で、チェコの伝統文化を守り続けたと同時に、社会風刺をすることで、民衆の心を代弁した歴史もあります。


「糸あやつり人形劇団 みのむし」を主宰する飯室康一さんは、そんな人形のパワーに魅せられたおひとり。
竹田座のメンバーとなり、NHK教育番組「いってみよう やってみよう」などさまざまなテレビの仕事でも活躍なさいました。

そう、昭和30年代は、NHKで夕方、人形劇の番組がありました。「ちろりん村とくるみの木」「ひょっこりひょうたん島」など、当時の子供達を夢中にさせて番組です。「ブーフーウー」も一部人形が動きます。今も、懐かしいと思う人も多いはずです。

竹田座は「空中都市008」を担当。

テレビにおける人形劇は、アニメに替わられましたが、今も人形だからこそ、伝えられることもあるのです。

「すご~くよくわかる…」と隣りでミモロがうなずいていました。

飯村さんは、劇団時代に知り合った奥様と共に独立し、自ら人形を作り、そして演目作品のストーリーを書き、舞台を作ったり、もちろん舞台演出などを手掛けます。


ご実家である京都の家を改装したシアターで上演される作品は、子供向けのものだけでなく、経験を積んだ大人だからこそ楽しめる、心情に訴えかける作品など、バラエティーに富んだもの。
ここにある時代ものから怪奇もの、かわいいものなどの人形たちを見ても、その演目の多彩さが伺えます。
 

人形は、それを作る人にどこか似てくるもの。飯室さんが作る人形もやはり、どこか飯室さんに似ています。
「なんか愛嬌があって、特に視線が温かいね~」とミモロが好きな人形なのだそう。

さぁ、お話はこれくらいにして、そろそろ人形劇が始まります。

ミモロは、一番前の席に…「わ~ドキドキしちゃう…」演劇などが始まる前の心躍る時間です。
 


今回の演目「ドクロ屋敷の謎  第3話 カラスマ―の野望の巻」の出演者
 
天才科学者 今出川毒郎博士、その孫娘の謎の美少女 鞍馬口クララちゃん、ご近所の小学生の枡形とおる君、そして闇の帝王 カラスマーが登場します。

京都らしく人形の名前も、この地域の地名にちなんだもの。

天才科学者の今出川博士が、ノーベル賞を狙って研究を続け、ついに「さかさま爆弾」という画期的なものを発明。それをめぐって京都の町を支配しようとするカラスマーが…。物語は、思わぬ方向へと進みます。

上演中は、撮影できないのであしからず…

ミモロは、ステージにくぎ付け。ハラハラしたり、笑ったり、そしてなんと涙ぐんでいるではありませんか。

「すごく感激しちゃった~」と興奮気味のミモロ。

この日も観客は大人だけ。でもみんな、すごく楽しんでいらっしゃいました。

さて、幕が下りると、人形や飯室さんたちスタッフとの交流する時間が始まりました。

[すごい感激しました~」とミモロは、出演者のカラスマーに掛けより握手…。「あ、どうも…」ちょっとミモロのパワーにカラスマーもビックリした様子…。

「あ、今出川博士とも握手したい~」と、ミモロは、博士に駆け寄ります。


*「糸あやつり人形劇団みのむし」の詳しい情報はホームページで 


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東山岡崎エリアで開催中「キューブアート展@神宮道」。前期28日まで14の作品がお店に展示

2016-02-15 | アート

2月も、もう半ばを過ぎ、いよいよ春も間近な京都です。
日曜日にミモロは、ご近所の東山岡崎エリアのお散歩に…前にこのエリアに住んでいたミモロ。歩きなれた道です。

神宮道は、「平安神宮」から「知恩院」へと通じる道で、途中には、「岡崎公園」「京都美術館」「京都府立図書館」「近代美術館」が道沿いにあるほか、「みやこめっせ」「ロームシアター京都」などもすぐ近くです。
「すごく文化的なエリアなんだ~。お散歩しても楽しいよ~動物園も近いしね~」とミモロが、京都の中でも大好きな道のひとつです。

いつものようにトコトコと散歩していて、ふと立ち止まったのは、「平安殿」という和菓子屋さんの前。
「あ、ここだ~」そこには、小さな着物が展示されています。

実は、これは「キューブアート展@神宮道」というイベントで、神宮道商店街組合が、企画・主催しているもの。透明なキューブの中に、京都などで活躍するさまざまな作家さんたちが、出品し、2月28日まで展示されています。
アートの町、東山岡崎らしいイベント。今回は全14作品が、神宮道沿いのカフェ、飲食店、ギャラリー、ショップなどに展示され、気軽に見ることができます。

その情報は、「京都新聞の市民ページ」でも紹介されました。


華やかな振袖と袴など、卒業式をイメージさせるミニ着物です。「かわいい~」とミモロ。

実は、このミニ着物の作者は、いつもミモロのお着物を作ってくださるミニ着物作家の赤塚靖枝さんの作品。

「あ、こっちにもある~」と神宮道を渡って、向かい側へ。

ここは、額縁を扱う「アートギャラリー博宝堂」。ここが、この企画のメインオフィースで、3月1日から13日まで、2階のギャラリーでも、新たな作品展が開催されます。

お店の前には、オブジェが2つ展示されていました。
 
「なるほど~」と、しばし店先で美術鑑賞タイムをすごします。


「え?あっちにもあるの?」と、「博宝堂」さんでもらったパンフレットを見て、再び通りを渡って、向か側のマンションの1階にあるわらび餅の「峯嵐堂」へと向かいます。
「わ~美味しそう…」ガラス越しにわらび餅を切り分けているところが見えます。

ミモロ、観賞するのは、それじゃないから…「あ、そうだった…つい…」
お店の中の棚の上に「やかん」のオブジェを見つけました。

「面白い…羽が付いてるから、空飛ぶやかん…?」

さらに、道沿いにあるいて、「茶ろん 瑞庵」の中へ。「あの~キューブアート展の作品見せてください…」とお店の方に声を掛けます。「はい、どうぞ」


作品は、お店の前だけでなく、店内に展示されることもあり、その際は、お店の方にお願いすると見せていただけます。

「仁王門通にもあるんだって…」と、疏水沿いの「京都トラベラーズ・イン」へ。

「どこにあるのかなぁ~キョロキョロ」中に入るとフロントの方が「何か?」と。「あの~キューブアート展の作品鑑賞にきました~」「あ、それならロビーにありますよ…どうぞ…」


ほかにも、「美楽堂」さんの前にオブジェなども。


「いろんな作品が鑑賞できてお散歩が、いっそう楽しくなっちゃった~」


作品の中には、展示販売されているものをあります。お気に入りのアート作品を手に入れるチャンス。

さて、来週の21日は、この岡崎エリアは、午前中から交通規制が行われます。
「そう、京都マラソンの日なんだよ~」


京都市の世界遺産や観光名所などを巡る42.195キロのフルマラソン。多数の市民ランナーが参加する冬の恒例イベントになりました。東日本大震災の翌年からスタートし、今年で5回目。前日には、「みやこめっせ」でプレイベントも開催されます。スタートは、「西京極総合運動公園」そして、ゴールが「平安神宮」前で、この岡崎エリアには、次々にランナーが帰ってきます。

「どこで応援しようなかぁ?」と、コースマップを見ながら検討しているミモロ。

お友達も何人か参加しているので、「応援しなくちゃ~」と張り切っていますが、「なんせ、大勢のランナーいるし、いつ通過ポイントに来るか、予想できないし、いつもの服装とは違うランニングウエァで、サングラスかけてたら、わかんないかも…」と、応援するミモロに気付いてくれるかどうか…ちょっと心配。まぁ。それにミモロ小さいから…。

「目立つ洋服着てかなきゃ…」応援する方も、いろいろ工夫が必要のよう…。

ミモロのブログをご覧の方で、京都マラソンに参加される方・・・ミモロが応援しています。どうぞお怪我がないように、ベストを尽くしてくださ~い!





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数寄屋建築の「中村外二工務店」の家具部の「興石」。日本の暮らしにマッチする北欧家具を輸入

2016-02-01 | アート

数寄屋建築の「中村外二工務店」を見学しているミモロ。
北大路通沿いに面したところに、家具部のショールーム「興石」があります。
昨日、ご紹介した照明器具があるところのお隣に入口が…。
「え~家具屋さんもあるの~」とミモロは、工務店の三代目になる中村さんに案内していただき、家具を見に行くことに…。
 すっきりした雰囲気のショールームへ。途中、古い朽ちかけた材木が置かれていました。「なんだろ?」とミモロは、近くへ…
「これは、法隆寺に使われていたものです」と中村さん。「え?あの奈良の法隆寺…」木材には、「法隆寺」と書かれた焼き印が押されています。「さすが~そういうものもあるんだ~」と感心。
さて、階段を上がって2階へと進みます。
 
2階、3階がショールームです。「いらっしゃいませ~。どうぞゆっくりごらんください…」と、ショールームを担当する伊久さん。「はい…」そういうと、ミモロは、広いショールームの中をあちこち歩き回り始めました。
    
ここに並ぶのは、デンマークのビンテージ家具をはじめ、北欧のモダンデザインの椅子やテーブル、ソファなど…。
「京都で、こんなにたくさんの北欧家具見たのはじめて~。でも、どうしてこんなにあるんですか?」とミモロ。
「それは、デンマークの家具は、さすが歴史から素晴らしいものが多いんです。そして、北欧家具は、日本の建築ととても相性がいいんです」と中村さん。この家具は、お父様が輸入を始められたもの。「中村外二工務店」が手掛けた店舗や住宅にも、ここの家具が納められているのだとか。

シンプルな研ぎ澄まされたフォルム…また、アートを感じさせるフォルムのものなど、座りやすさだけでなく、そこにあるだけで、周囲の空気を変えるような、ある種の存在感を漂わす家具だちです。
 
ミモロは、ソファに興味があるよう…いろんなものに座ります。

「家の中に、こういう素敵な家具があると、雰囲気全然変わるよね~」とミモロ。

「そう、家具は、お引越しして家が変わっても、変わらないもの。だから、本当に気に入ったものを揃えるといいんですよ」とのアドバイスを受けたミモロ。「そうだよね~。ミモロも東京から、みんな家具持ってきたし…。ということは、できるだけ早く自分好みの家具を見つけないと、使う時間が短くなっちゃう…」とミモロは、思いました。
そう、『一生ものは早く買え…』実はこれ、私が常々思うことです。人生は短いもの…「いつか…」と憧れていると、実際に使える時間が短くなってしまいますから…。年を重ね、持っているものがピカピカの真新しいものより、使い込んで味が出てきたものの方が、その人の人生を物語るようで、素敵な気がすると思っています。

特に家具は、耐久消費財の中でも、本当に長く使えるもの。冷蔵庫や車などよりも、何倍も故障しないで使えます。


「興石」では、デンマーク家具デザイナーのフィン・ユールやハンス・ウエグナーなどのビンテージ家具もいろいろ揃っています。


「日本の木材の使い方とは異なる技術があるのがヨーロッパです。日本は無垢材の家具が好まれますが、ヨーロッパは、木材を削った合板を巧みに使い、カーブを作ったり…その技術を見ると、特に椅子への技術の高さに驚かされます」と中村さん。

確かに、日本人の暮らしの中に椅子が入ったのは、明治以降。一般家庭が、ちゃぶ台からダイニングテーブルに変わったのは、戦後のことです。つまり、日本の椅子の歴史の浅さを改めて知りました。

「本当に質の高い椅子は、ヨーロッパにあり、特に、北欧家具は、木の風合いやその洗練されたデザインから、数寄屋建築に合うんです」とのこと。

「中村外二工務店」が手掛けた数寄屋建築には、やはり良質の家具こそがふさわしいもの。それで、この家具部もできたのでしょう。

「ミモロちゃん、この椅子に座ってみてください…」と伊久さん。
「大きなお椅子だ~」とミモロは、椅子によじのぼりました。
「この椅子は、ベアチェアというんですよ。クマをイメこれージさせるでしょ」と。「クマ?そういわれれば~」
アーム部分の先端に木が使われ、その部分がまるでクマの手のよう…。「あれ?ミモロの手と似てる…」

家具の巨匠ハンス・ウェグナーの代表作のひとつです。「なんか安心できる椅子…」とすっかり気に入ったよう…。

「なんかこれも不思議…きのこみたい…お尻痛くない?」といいながら、恐る恐る座ってみました。

「全然大丈夫…すごくしっかりしてる…」このアーティスティックなスツールは、デンマークのヤコブセンの作。

「これ、ゴザですか?」「それは、フィンランドのウッドノート者のペーパーカーペットです」と。色合いがとても素敵…夏になったら敷きたいカーペットです。

ここには、ガラスの品々も…イタリアなどのガラス工房の作品です。
 

「あ、これいいなぁ~」とミモロが乗るのは、天然の羊毛をつかったヒツジのロッキングチェア。
ミモロがのっているのは、ディスプレー用ですが、実際に子供がのれるものも。「こっちは大きいから、本物のヒツジに乗ってるみたい…」プレゼントにしたくなるロッキングシープです。

もちろん、「興石」オリジナル家具もいろいろと…

「もっとゆっくり見たいよ~」とミモロ。この日は、ザーッと店内を見学させていただいたので、また日を改めて見せていただこうと思っています。家具好きなら、きっと夢中になる作品が豊富に揃うショールームです。

たくさんいろいろな種類のものを持つよりも、良質のもの少しだけで暮らせたら…そんな暮らしに憧れてしまいます。


*「興石」の詳しい情報はホームページで。ショールームを訪れるときには、事前に連絡を…

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東山神宮道から、ちょっと東へ。住宅地の中にある美術書専門の「美術古書 山崎書店」

2015-12-15 | アート

ミモロの仕事場ある東山エリアは、「平安神宮」「南禅寺」などの観光名所と共に、「京都市美術館」「京都近代美術館」「京都動物園」など、見どころが多いエリアで、観光客にも大人気。

「平安神宮」へ通じる神宮道が、仁王門通と交差する1つ手前。南側を走る道沿いに、ミモロが、前から気になるお店があります。秋のある日、ミモロは、思い切って、店内に入ってみることに…。
 「こんにちは~」
入口で、声を掛けます。中からは「どうぞ~」という声が…。
町家を改造したお店は、入口で靴を脱いで…。「う、どうしよう…」ミモロは、靴を脱ぐと立っていられないので、特別お願いして靴のまま中へ入ることに…。

入口には、さまざまな版画が並べられています。
 
「ここ、版画屋さん?」とミモロ。では、もっと中に入りましょう。
  
確かに中にも、版画、浮世絵が種類豊富に揃っています。ミモロは、興味津々…

細長い、奥行きの深い、京町家らしく、店内は、奥にぐ~っと続いています。その壁面には、天井まで棚があり、そこにぎっしりと本が並んでいます。
「ここ本屋さんだもんね~」

でも、ここは、一般書籍ではなく、美術書を専門にした書店。
並ぶのは、美しい絵画や芸術、文化に関わるもの。

「へぇーいろいろあるんだ~」

この「山崎書店」は、なんでも1979年に伏見の龍谷大学に近い場所で創業されたそう。その後、京都大学の北側の元田中に移転。ここ、東山岡崎には、2003年に移転したとか。
書店の名を記した額は、店の歴史と多くの美術関係者に愛されることを物語ります。

美術書の収集や販売だけでなく、「和洋美術古書総合目録」などを刊行する、専門的な書店なのです。

  
江戸時代、明治、大正、昭和と、今や貴重な初版本や、資料的価値の高い書物などが、集められています。

「なんかここにいると、時間がすごくゆっくり流れる感じがする~。昔に戻ったみたい…」
 
柔らかな光が照る店内…BGMもなく、静寂が包みます。

「いろいろなご本があって、図書館みたい…」と、ミモロは、あちこちの棚を見て回ります。

そして、気になる本は、店の中央に置かれた大きな木製のテーブルで、ゆっくり見ることができます。
なに読んでるの? 
ミモロが読んでいるのは、明治時代の女性のヘアスタイルを解説する書籍。
「へ~昔の女の人もすごくおしゃれにこだわってるんだね~」と、やはり女の子のミモロは、そういう本に関心があります。

自分の関心があるテーマを、書店の方に伝えると、いろいろ見せてくださいます。
海外からの人も多く、美術関係者、また日本文化研究者などには、知られた書店なのだとか。

ミモロ、そろそろ行かなくちゃ~
「うん…」と言いながら、一向に本から目をあげる気配はありません。

いいの、もうすぐランチだけど…「あ、そうだ~」と
突然、顔をあげて、読んでいた本を、大切に再び棚へと戻します。

ぜひ、東山岡崎エリアに来たら、一度、覗いてみてはいかがでしょ。心を揺さぶるような本との出会いがあるかもしれません。


*「美術古書 山崎書店」京都市左京区岡崎円勝寺町91-18 075-762-0249 10:00~18:00 月曜休み



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